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Pythonエンジニアへの転職希望者必見!ニーズや将来性そして年収は?

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Pythonエンジニアの転職希望者必見!ニーズや将来性と年収は?

今あらゆる分野のアプリケーション開発で使用されているPythonですが、今後も需要が高まることが予想されます。

Pythonのどのような特徴が評価されているのでしょうか?

また、今後の求人状況はどのようになっていくのでしょうか?

この記事ではPythonエンジニアの展望やニーズについて説明していきたいと思います。

Pythonとは

Pythonとは

Pythonはビッグデータ解析や機械学習などの様々な分野で使用されている動的なプログラミング言語です。

古くからこのPythonを利用しているサービスとしてはGoogleが特に有名ですが、Instagramやdropboxといった有名サービスもPythonを使って開発されています。

機械学習用のライブラリーが充実していることから、これまで海外を中心に、機械学習エンジニアやロボット向けアプリケーション開発を担当する人に多く利用されてきましたが、最近はAI(人工知能)ブームの影響から、日本でも注目する企業が増えてきています。

あらゆるOSやバージョンで動作が可能で汎用性が高いこと、コードを作成する量が少なくて簡単なこと、コードの可読性が高いなどの特徴があり、開発効率が高いことでも有名な言語です。

Pythonで使われるフレームワーク
Pythonで開発する際に身につけておきたいフレームワークについても紹介します。フレームワークは開発に関わるエンジニアの人数が多い際に特に便利で、開発効率のアップにもつながります。おすすめのPythonのフレームワークは3つです。

  • Django
    一つ目はDjango(ジャンゴ)というフレームワークです。Pythonエンジニアが一番利用するフレームワークと言われており、Pythonエンジニアの求人では、Djangoが扱えることを必須にしている企業も多くなっています。ユーザー認証の機能から管理画面の機能まで、WEBサービスの開発に必要な多くの機能に対応したフレームワークでありながら、構成がシンプルであることが大きな特徴です。
  • Bottle
    2つ目はBottleです。環境構築が不要で、シンプルかつ軽量なフレームワークになるため、初心者でも習得しやすいのが特徴です。Pythonの練習用のフレームワークとしてオススメという意見もあるので、まだPythonを触ったことがない初心者の人は覚えておきましょう。
  • Flask
    最後3つ目はFlaskです。Djangoが多機能なフレームワークであるのに対し、こちらのFlaskは機能を最小限に抑えていることが特徴です。軽量で使いやすいため、Djangoと同様に人気があり、実際にフレームワークとして利用するエンジニアも増えているようです。
Pythonで使われるライブラリー
Pythonはライブラリーも数多く揃えています。現状、特にデータ分析にPythonを使用する現場が多いようなので、データ分析に利用される代表的なライブラリーについても抑えておきましょう。

  • Numpy
    もともと処理能力が遅いことをカバーするために開発されたもので、配列同士の演算や行列計算などが得意な科学計算を行うライブラリーです。
  • Janome
    データ解析を行う際のキモになる、形態素解析(文章などの言葉を最小単位の品詞に分解して分析する作業)という作業を行うためのライブラリーです。
  • Scipy
    統計処理などを行うためのライブラリーです。

Pythonのニーズや将来性は?案件の数は多い?

Pythonのニーズや将来性は?案件の数は多い?

これまで日本ではマイナーな言語でしたが、最近になってPythonエンジニアのニーズは増加傾向にあり、伸び率もかなり高いと言われています。

ちなみにエンジニア向けの転職サービスとして有名な「レバテックキャリア」で案件を検索してみると、2018年8月現在で、Pythonエンジニアの案件数は117件ありました。( 他の人気言語のPHPは299件、JAVAは379件、Rubyは171件、Javascriptは192件となっています。)

そして日本の大企業である本田技研工業でもPythonエンジニアを募集しており、自動運転などの分野でも、今後さらにPythonエンジニアのニーズが増えていくと予想できます。

このように現在の案件数は、今までメジャーな言語ではなかったこともあり、他と比べて若干少なめですが、Pythonエンジニアの数そのものは、現状圧倒的に不足していると言われています。

採用したいニーズや案件はあるが、Pythonエンジニアそのものが少なく、需要は高まっているのに供給が追いついていないのが現状

今後はAI分野の発展によって、Pythonエンジニアのニーズはさらに大きくなると予想できますが、Pythonだけ出来ても案件のニーズに対して不十分な可能性が高く、Pythonエンジニアとして活躍するためには+αのスキルが必要になると言われています。

よって他のプログラミング言語を扱っていて、Pythonにも興味がある人にとっては、より自分の可能性を広げることが出来るチャンスの多い言語ともいえます。

Pythonの人気は?プログラミング言語別のランキングについて

求人検索エンジンのスタンバイが、プログラミング言語別の平均年収ランキングを調査したところ、Pythonが第一位という結果になりました。この結果は、上でも説明したように、機械学習案件のニーズが高まっていることが大きな理由と言われており、実際にPythonが扱えるエンジニアの獲得に企業は強い意欲を持っていることがわかります。

ちなみにランキングはスタンバイに掲載されている正社員募集の求人情報データの平均値から作成したもので、Pythonの最低年収額は250万円、最高年収額は1600万円となっています。

【プログラミング言語別の平均年収ランキングデータ】
  • 第1位:Python 651万円
  •   第2位:Perl 633万円
  •   第3位:Ruby 606万円
  •   第4位:C言語 597万円
  •   第5位:javascript 555万円
  •   第6位:PHP 538万円
  •   第7位:Scala 531万円
  •   第8位:Java 500万円
  •   第9位:Swift 483万円
  •   第10位:Objective-C 483万円

参考サイト:https://jp.stanby.com/media/programming_ranking/

プログラミング未経験者でこれから勉強を始めるという方は、このデータからも分かるように、どの言語を選ぶかで、年収も大きく変わってくることになります。興味と合わせて、こういった視点からも判断することが大切です。

Pythonエンジニアの年収の相場は?

Pythonエンジニアの年収の相場は?

上のランキングデータから、正社員のPythonエンジニアの平均年収は約650万円で、月収でいうと約55万円前後(ボーナスなしと想定した場合)になります。もちろんこれはあくまでも平均の金額なので、案件によっては月100万円以上、年収1,000万円以上獲得することも可能です。

給料の相場は、業務がWebアプリケーションの開発か、機械学習・自然言語処理関連の開発かによっても大きく変わります。ランキングの箇所でも説明しましたが、最近は機械学習案件のニーズの方が高いので、給料も当然高くなります。

また先ほどのランキングは、正社員として就業した場合の相場になりますが、フリーランスとして働く場合、年収はさらにアップします。

フリーランスエンジニアに人気があるエージェントの1つである「レバテックフリーランス 」の案件を見てみると、月間140 ~ 180時間の勤務で、最大報酬は毎月75万円~90万円と設定されている企業が多くなっています。(年収換算した際の相場は、約900万円~1080万円。)

この金額だけだと多いのか少ないのか判断出来ない人もいるかと思いますが、エンジニアがフリーランスになった場合、ある程度のスキルと経験があれば週5日の勤務で最低でも月50万円以上の案件を獲得できると言われているので、Pythonエンジニアの報酬は高めといえます。



Pythonエンジニアになるために必要なスキルや経験

Pythonエンジニアになるために必要なスキルや経験

Pythonが扱えることはもちろんですが、それ以外にも複数の言語を使えたり、英語力が高いと、転職する際に有利になります。

Pythonは主にアメリカで使用されている言語で、日本で使用している人はまだ少ないので、情報収集する際に英語のドキュメントや記事を参照する機会が多くなるからです。

また会社で正社員として働く場合は、プログラミングスキルだけではなく、コミュニケーション力やマネジメントスキルも大きなアピール材料になります。

基本的に開発は、エンジニアをはじめ、デザイナーやディレクターなど、複数のメンバーが関わって進んでいくので、強調性やその場の状況を読む力がないと、周りに迷惑をかけてしまって最悪開発の遅延にもつながってしまいます。

コミュニケーション力がしっかりあればそういったリスクを防ぐことができますし、もし仮に技術レベルが少し低くても、周りの人に協力してもらいやすいというメリットがあります。

そして会社員として働く場合、ずっと現場でコードを書くだけではなく、チームのリソースの管理やマネジメントなど、より大きな視点で開発に携わることが多くの企業で求められます。よってプログラミングスキルと並行して、実際の仕事を通してマネジメントも経験しておくと、転職に有利です。

Pythonエンジニアとして高い報酬を得るために必要なこと

Pythonに加えて、C言語やJava言語のスキル、そして先ほど紹介したような分散処理ライブラリや科学計算ライブラリ、そしてフレームワークの知識があると、 Pythonエンジニアとして報酬アップの交渉がしやすくなります。

今後大きなトレンドになるのはAIなどの機械学習やディープラーニングの分野で、報酬も今後さらに高くなっていくことが予想できますし、この分野で活躍するためには紹介したような経験と知識が必要です。

Pythonエンジニアのキャリアパス

Pythonエンジニアのキャリアは、データ分析を専門にするマーケターやデータサイエンティストになるか、機械学習エンジニアになるかの2つに分けられます。

  • マーケター、データサイエンティスト
  • 機械学習エンジニア


今後さらに大きく伸びるAIなどの分野で活躍できるのは後者の機械学習エンジニアのほうなので、こちらを目指してPythonを習得するほうが今のところメリットは大きいです。実際に機械学習エンジニアを目指す人の数は年々増えているようなので、出来るだけ早くから勉強を開始するほうが有利になります。

またPythonの場合も、他のエンジニア同様に、将来的にフリーランスとして活動することも可能です。エージェントに登録して企業に常駐するスタイルはもちろんですが、在宅案件の紹介で有名なコデアルというサービスで検索してみると、出社する必要がない完全リモートの案件も、他の人気言語と同じくらい募集されています。

具体的には、コデアルで完全リモートの案件を検索すると、Pythonの案件は67件、PHPは75件、Rubyは93件、javascriptは71件の案件がヒットします。他の人気言語と比較しても数は全然少なくありませんし、今後さらに案件数は増えていくはずなので、スキルがあればより自由な働き方が出来るはずです。

Pythonエンジニアに転職するのにスクールは有効?

Pythonエンジニアに転職するのにスクールは有効?

未経験からPythonエンジニアに転職したいと考えている人も中にはいると思いますが、その場合はできるだけ独学ではなく、スクールに通って勉強することをオススメします。

転職目指してPythonを勉強したいんだけど、仕事しながらだと独学での習得は難しい?

そうだなぁ、独学だと問題解決に時間がかかるし、よっぽど忍耐力がないと挫折しちゃうんじゃないかな。

やっぱりスクールに通うべきかな?

新しくプログラミング言語を習得するのに大切なことは、周りにすぐに質問できる人がいるかどうかだといわれているんだ。
本気で転職する気があるのならスクールできちんと勉強するのがいいと思うよ。

そうだね!Pythonエンジニアを目指して頑張ってみる!

Pythonエンジニアの数は日本ではまだそこまで多くないので、情報収集するにも海外の情報を参照することが多くなり、通常の言語よりも勉強する労力が増えることになります。よって質問できない環境で勉強をするとなると、途中で挫折する可能性はより大きくなります。

授業が全額免除になったり、転職保証制度のサービスを用意しているスクールも中にはあります。そういったサービスには、もちろんデメリットもあるので注意が必要ですが、有効活用できると大きいアドバンテージになります。興味がある場合はどんなスクールがあるか一度チェックしてみてください。

ちなみに独学の場合は、ProgateドットインストールというWEBサービスがオススメです。どちらもPythonに対応しています。

Progateは授業の内容もわかりやすくゲーム感覚で勉強を進めていけるので、楽しみながら勉強ができますし、ドットインストールも授業の動画はすべて3分で終わり、ポイントだけが簡潔にまとめられているので、とてもわかりやすいです。

1回だけではなく2回、3回と繰り返すことで知識が定着していきますので、ぜひ試してみてください。

まとめ

Pythonエンジニアのまとめ

Pythonエンジニアの需要が高まっているものの、供給が追い付いていない現状がご理解いただけたと思います。

しかし今後Pythonエンジニアとして転職をお考えの場合、プログラミングスキルだけではなく+αのスキルが必要になるとお伝えしました。

最後にもう一度確認しておきましょう。

 Python+αのスキル
  • 複数のプログラミング言語が使える
  • 英語力
  • コミュニケーション力
  • マネジメントスキル

スキルがあればより自由な働き方ができ、フリーランスも夢ではありません。

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