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頑張った分だけ評価されたい人に歩合制が絶対におすすめの2つの理由

この記事で解決できる悩み


  • 歩合制、成果報酬型ってどういう意味?何が違うの?
  • 歩合制の仕事に興味があるけど、自分が向いているかどうかの判断がつかない


この記事は以上のような悩みを持った方におすすめの記事です。

転職活動をするなかで、歩合制や成果報酬型という言葉を見かけたことはありませんか?
求人を見てみると月給制や年俸制、時間給制など様々な給与形態があるのがわかります。

今回は歩合制(成果報酬型)に焦点を当て、メリットデメリットや向き不向きについてを紹介します。

この記事を読めば歩合制とはどんなものなのか、どういった求人を探せばいいのかわかるようになるでしょう。

それではまず、歩合制の給与形態について見ていきましょう。

歩合制の給与形態は2パターン

歩合制とは、別名「成果報酬型」とも呼ばれ、自分が出した成果や結果に応じて給与の額が変化する仕組みのこと

歩合制は頑張れば頑張った分それが給与に反映されるので、「お金をたくさん稼ぎたい」「やりがいの大きい仕事をしたい」という人に向いている仕組みです。

歩合制の給与形態は大きく以下の2つに分けられます。

歩合制の給与形態1:完全歩合制
歩合制の給与形態2:固定給+歩合給

歩合制の給与形態1:完全歩合制

完全歩合制は、給与の金額が100パーセント自分の成績によって決まる給与形態で、成果が出せなければその分受け取れる金額も小さくなり、逆に成果を出せば出しただけ貰える給与も増える「ハイリスクハイリターン」な働き方です。

会社員というよりも、フリーランスのような働き方みたいですね?
まさにその通りです。
通常企業でこのような完全歩合制の給与形態が採用されることはありません。

労働基準法によって労働者の最低賃金は守られているので、完全歩合制で給与を支払うことは不可能

歩合制の給与形態2:固定給+歩合給

歩合制を採用している会社は、「固定給+歩合給」のシステムの場合が多いです。

仮に思うような結果を出せなくても、固定給分の給与が支払われることが保証されているのは安心です。
最低限の生活が守られているっていうことですから。

またそういった保証がしっかりとある上での歩合給なので、意欲の高い人にはやる気をさらに引き出すいい仕組みのひとつといえますね。

歩合制を採用していることが多い業界5選

歩合制を導入しているところは、以下のような業界の会社に多く、特に営業職は自分の仕事ぶりが具体的な数字として評価される職種なので、給料が歩合制のところが多いです。

歩合制を採用していることが多い業界

歩合制が多い業界1:保険業界
歩合制が多い業界2:不動産業界
歩合制が多い業界3:車の販売
歩合制が多い業界4:人材派遣業
歩合制が多い業界5:タクシー業界

歩合制が多い業界1:保険業界

生命保険や医療保険などを提案して契約を取る、保険のセールスの仕事は、ほとんどが歩合制になっています。

獲得した保険の件数によって自分の給料が変わる仕組みになっており、1000万円以上稼ぐことも努力次第では可能です。

歩合制が多い業界2:不動産業界

個人住宅や分譲マンションの販売などを行う不動産業界の営業職も歩合制です。

住宅やマンションは他の営業商品よりも値段が高額なので、一件獲得した際のリターンがとても大きいのが特長です。

とにかくお金を稼ぐこと重視で仕事を選びたい人には、チャンスの多い職種ということですね!
そうとも言えるんですが、単価が高いのでその分求められる営業スキルも高くなりますし、激務な会社が多いと聞くのでそれなりの覚悟は必要ですよ…

歩合制が多い業界3:車の販売

車の営業マンに関しても、歩合制を導入しているところが多いようです。ただ他の歩合制の職種に比べると、そこまで給料は高くありません。

車の営業も気にはなっているんですが、昔と違い今はほとんど車が売れない時代ですよね…?
業界は今までとは違う売り方を模索している最中なので、高収入を狙うのはかなり難易度が高いかもしれませんね…頑張りが必要だと思います

歩合制が多い業界4:人材派遣業

キャリアコンサルタントや人材コーディネターなど、人材派遣業界で働く営業職の人も、歩合制で働いている人が多いです。

毎月何人以上企業に紹介するなど、コンサルタントひとり一人にノルマを課している会社もあります。

他の歩合給の職種よりも比較的稼ぎやすいのが特長で、新規の紹介はもちろんですが、派遣したスタッフが活躍し続ける限り、毎月歩合を支給する会社もあります。

保険業界の営業職のように、年収1000万越えを狙うのも不可能ではありません

歩合制が多い業界5:タクシー業界

タクシー運転手の人の給料も歩合制です。お客さんを乗せた距離に応じてもらう運賃が変わりますが、その金額が多くなればなるほど自分の給料も増えます。

会社によっては最初の1年間は歩合制を適用せず、固定給である程度の金額を保証する会社もあるようです。

名古屋のタクシー会社の場合、平均40万円以上稼ぐことも可能なようで、会社によってはボーナスを複数回支給してくれる会社もあります。

歩合制のメリット2つ

歩合制のメリットについて見ていきましょう。

歩合制のメリット


メリット1:自分の頑張りがしっかりと評価されて、給与に反映される
メリット2:仕事の自由度が高く、仕事を通して成長しやすい

メリット1:自分の頑張りがしっかりと評価されて、給与に反映される

歩合制の一番のメリットはこの部分だと思います。歩合制でない仕事の場合、どれだけ自分が頑張って成果を出しても、それが給与に反映されることは基本的にありませんし、仮にあってもほんの少しだけです。

しかし歩合制の場合は一つ一つの成果がしっかりと自分の実績としてカウントされ、給与の金額に反映されます

歩合制なら、受注を10件獲得すれば、報酬も10件分増えるってわけね。

メリット2:仕事の自由度が高く、仕事を通して成長しやすい

歩合制の仕事は「成果さえ出せれば、基本的にやり方は問わない」という会社が多く、仕事の自由度も高めです。

そういった環境で、成果を出すために自分なりに試行錯誤や工夫しながら仕事に取り組むので、より早く成長することができます。

歩合制のデメリット2つ

次に、歩合制のデメリットについてです。

デメリット


デメリット1:給与が一定ではなく、月によってムラがある
デメリット2:毎月数字を追うことになるので、プレッシャーや負担が大きくなる

デメリット1:給与が一定ではなく、月によってムラがある

歩合制の場合、毎月の給与は一定にならないので、給与が50万円の時もあれば30万円になるときもあります。

最低額をベースにしないと、生活が破綻してしまう危険性があるな…。

デメリット2:毎月数字を追うことになるので、プレッシャーや負担が大きくなる

歩合制は毎月数字を追うことになるので、自分にかかる負担やストレスなども他の仕事より大きくなります。

残業時間が増えるのはもちろん、土日などの休日も出勤する可能性があり、休みやプライベートの時間が少なくなりがちです。

歩合制に向いているのはどんな人?

歩合制に向いている人

  • たくさんお金を稼ぎたい人、稼ぐ目的や理由が明確にある人
  • 仕事を通して成長したい人
  • 決められたルーティンの仕事ではなく創意工夫が求められる仕事がしたい人
  • 営業など、人とコミュニケーションをとる仕事が苦手ではない人
  • 数字を追う仕事に拒否反応が出ない人

ほとんどの場合、歩合制の仕事を選ぶ人は、お金をたくさん稼ぎたいという目的があると思います。

歩合制の仕事を選ぶ場合は、なんとなくで仕事を選ばずにしっかりと目標などを整理することが大切です。

歩合制に向いていない人

  • 仕事以外のプライベートの時間を大切にしたい人
  • 出来るだけやることが決められた仕事のほうが安心する人
  • 営業職が苦手だったり、対人スキルに自信がない人
  • お金を稼ぐ目的がぼんやりしている人
  • 我慢することや、精神論などが苦手な人

歩合制の仕事は、ほとんどが営業職です。営業の仕事は人と関係をつくることが仕事のベースになるので、ある程度対人スキルがある人や、人と接するのが好きな人でないと、難しいでしょう。

他の職種よりも色々な人と接する機会が多いので、理不尽なストレスも多くなるはずです。

理屈うんぬんではなく、精神論で、ぐっと我慢してこらえる力も大切になります。

歩合制/成果報酬型のまとめ

歩合制、成果報酬型のまとめ


  • 歩合制とは自分が出した成果や結果に応じて給与の額が変化する仕組みであり、完全歩合制と固定給+歩合給の2つがある
  • 歩合制のメリットは仕事の自由度が高いうえ頑張れば給与に反映されること
  • 歩合制のデメリットは給与が一定ではなくムラになりがちなうえ、毎月数字を追いかけているせいでプレッシャーになりがちなこと

仕事を選ぶ際に、もらえる給料の額を一番重視する人も多いと思うので、歩合制は魅力的な働き方に感じる人も多いと思います。

ただ、歩合制にはメリットだけではなくデメリットもあります。

いくら自分の仕事を正当に評価してもらえる環境だとしても、自分に向いていない仕事だと当然成果を出すことはできません。

歩合制という働き方は、あくまでもお金をたくさん稼ぐ方法の一つでしかなく、自分の能力を一番活かせる仕事を選ぶほうが結果的に高収入になり、生活の満足度もあがる可能性が高いので、フラットに色々な選択肢を検討してみることが大切です。

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