この記事で解決できる悩み
- 自分に向いている仕事が知りたい
- 仕事の向き不向きってどう判断すればいいの?
- 仕事が向いていないと感じるときは「続けるべき?」「辞めるべき?」
自分に向いている仕事ってなんだろう?いまの仕事に向いてないんじゃないか、と疑問に感じたり悩んだことはありませんか?
この記事ではそのような悩みや疑問を解決するために、主に以下の内容について解説します。
この記事の主な内容
- 向いている仕事の判断ポイント
- 向いていないと思ったときはどうすればいいか
- 向いていない仕事から転職するときのポイント
『仕事の向き不向きの判断基準9つ』を理解すれば、今の仕事が自分に向いているのか、向いていないのかの判断がつきますし、それをもとに、次のステップへ進めます。
それではまず、『向く仕事・向かない仕事とは?』について見ていきましょう。
向く仕事・向かない仕事とは?
そもそも、向く仕事、向かない仕事とは何なのでしょうか。
一言でまとめると、「楽しく満ち足りた生活を送れているかどうか」です。
次の見出しから細かくチェックしていきましょう。
仕事の向き不向きの判断基準9つ
仕事の向き不向きの判断する基準を9つ解説します。
仕事で失敗が続くと「この仕事向いてないかも」と思ってしまいがちですが、失敗したからといって向いていないと判断するのは時期尚早かもしれません。
仕事の向き不向きの判断基準9つ
- やりがいを感じるか
- 社会や人に貢献しているか
- 給与や待遇に満足できるか
- 達成感を感じられるか
- 成長を感じられるか
- 改善の余地があるか
- 私生活は充実しているか
- 職場環境に満足しているか
- 職場の人間関係は良好か
こちらの判断基準を参考にして、一度自分状況を客観的にチェックしてみましょう。
判断基準1:やりがいを感じるか
まずひとつ目は、やりがいを感じるかです。
少し落ち込むことがあっても、やりがいがあれば向いていないと感じることは少ないはずです。
どんなことにやりがいを感じているか、仕事のどんなところが楽しいか、紙に書きだして整理してみましょう。
同時に嫌だと思うことと向いていないと思うことも書きだしましょう。
見比べてみて、嫌な面ばかり目につくようなら向いていないと判断できますよ。
判断基準2:社会や人に貢献しているか
次に、社会や人に貢献しているかです。
人の役にたっている実感はやりがいや自信につながるからです。
自分が役に立っていない、うまく仕事ができていないと感じているとそれがストレスになり、仕事に向いていないと感じることが増えてしまいます。
何故そう感じるのか、思いつく限り紙に書きだして整理しましょう。
判断基準3:給与や待遇に満足できるか
3つ目は給与や待遇に満足できるかです。
たとえ社会や人への貢献度の高い職種(保育士や介護士など)でも、給与や待遇に納得していなければ、充実感を持って仕事をするのは難しいからです。
仕事は楽しいけれど生活ができない、待遇が悪すぎて辞めざるを得ない、という声は少なくありません。
身を粉にして人に尽くすのは素晴らしいことです。
しかし、それにこだわりすぎると自分の周り人に負担を強いてしまう可能性も十分にあります。
それを踏まえて整理してみましょう。

判断基準4:達成感を感じられるか
4つ目は達成感を感じられるかです。
仕事をするうえで、結果が出ているか、成果があったかどうかはモチベーションを維持するための重要な要素だからです。
ただし、達成感を感じていないからといって仕事が向いていないと判断してはいけません。
仕事はこなせているが、好きじゃないので達成感を感じられなかったり、やり方が悪くてうまくいっていないだけの場合もあります。
客観的に整理するのがおすすめですよ。
判断基準5:成長を感じられるか
判断基準の5つ目は成長を感じられるかです。
入社時よりも成長している実感はありますか?
成長しているということは、着実に仕事をこなして成果を出せているということです。
逆に、成長を感じられない、数年後の自分の姿が想像できない。
そういう場合は何らかの原因で仕事がうまくこなせていない可能性があります。
まずはその原因を探るために、思いつく理由を書きだして整理してみましょう。

判断基準6:改善の余地があるか
6つ目、改善の余地があるかです。
仕事がうまくいかず向いていないと感じたとしても、仕事のやり方に改善点があれば、解決する可能性があるからです。
まずは何につまづいているのかを洗い出しましょう。
そして、それが改善できるかどうかを確認しましょう。
判断基準7:私生活は充実しているか
私生活が充実しているかどうかも判断基準のひとつです。
仕事量が適切でなく私生活を圧迫してしまうと、うまくいかずに向いてないと感じることがあるからです。
仕事が楽しいので私生活はどうでもいい、という人も中にはいるかもしれませんが、そうではなく私生活が充実せず辛い場合は、向いていないと判断しても良いでしょう。
その場合、職種が向いていないのではなく、会社に向いていない可能性があります。

判断基準8:職場環境に満足しているか
8つ目は職場環境に満足しているかです。
職場環境が悪くストレスがあるため、今の仕事が向いていないと感じている可能性もあるからです。
環境が悪い例
- パワハラがある
- セクハラがある
- 教育制度が整っていない
- 残業、休日出勤が多い
環境が悪いと落ち着いて仕事ができず、実力も発揮できません。
思うように作業できないことで、今の仕事に向いていない、と感じていませんか?
判断基準9:職場の人間関係は良好か
職場の人間関係も判断基準のひとつです。
職場で信頼のできる人間関係を築けているかどうかは仕事のモチベーションに関わってくるからです。
周りに尊敬できる上司はいますか? 相談のできる先輩はいますか?
もし誰もおらず孤独やストレスを感じているなら、その職場は向いていないかもしれません。
仕事が向いてないと思ったときの対処法6つ
仕事が向いていない感じたら、どうすればいいのでしょうか。
今回はその対処法を6つ解説します。
仕事が向いてないと思ったときの対処法6つ
- 向いてないと思う原因を明確にする
- 周りの人に相談する
- 私生活や仕事の環境を変える
- 仕事をセーブする
- 異動や転職を検討する
- 転職活動をしてみる
それぞれチェックしてみましょう。
対処法1:向いてないと思う原因を明確にする
ひとつ目の対処法として、向いていないと思う原因を明確にしましょう。
明確にすることで、原因が整理され、何が問題なのかわかりやすくなるからです。
先述の判断基準を参考に、原因を洗いだしましょう。
ストレスを感じるような特定の要因がないか、現在の仕事内容や案件を分解します。
また、一時的な仕事以外のトラブルや、体調が仕事へ影響していないか考えてみましょう。
対処法2:周りの人に相談する
対処法の2つ目は、周りの人に相談することです。
悩みを相談すれば、自然と整理されて客観的に判断しやすいからです。
周りに相談相手がいないなら、転職エージェントに相談するのもおすすめですよ。
悩みを共有すれば、抱えていた不安が減り、気持ちが楽になります。
相談することで、自分では気がつけない、客観的で的確なアドバイスを貰うことができます。
解決できなくても参考にできるものは得られるので、信頼できる人に相談してみましょう。
対処法3:私生活や仕事の環境を変える
私生活や、仕事の環境を変えてしまうのも手です。
一度にすべて変えてしまうのは難しいので、身近なことから始めるのがおすすめです。
私生活や仕事の環境を変える
- 勤務時間の融通が利くなら時間やスタイルをかえてみる
- 通勤方法や経路をかえてみる
- 新しい趣味や習い事をしてみる
気分転換になり、憂鬱な気持ちが晴れるかもしれません。

対処法4:仕事をセーブする
対処法の4つ目、思いきって仕事をセーブしましょう。
仕事を休み、脳をリラックスさせることで行き詰っていた問題が解決できる可能性があるからです。
仕事から離れて旅行に行ってみたり、趣味に没頭してみたりして、仕事以外のことを考えましょう。
対処法5:異動や転職を検討する
対処法の5つ目は異動や転職を検討することです。
向いていないと感じる原因が仕事環境にある場合、働く環境を変えれば解決するからです。
ただし、向いていないことを理由に会社を辞めるのは、今後のキャリア形成の判断に迷うなどリスクにもなります。
まずは人事に異動を希望し、仕事内容の変更について協議しましょう。
対処法6:転職活動をしてみる
今までの対処法を試しても解決しなかった場合、転職してしまうのも有りでしょう。
人間だれしも向き不向きは有ります。
合わない環境で辛い思いをするよりも、良い環境に変わり伸び伸びと実力を発揮したほうが、今後のキャリアアップにもつながります。
また、たとえ最終的に転職をしなくても、転職活動をしてみることで、いまの仕事を辞めずに改善できる方法が見つかるかもしれませんよ。
向いていない仕事からの転職をするときのポイント4つ
では、向いていない仕事から転職をするポイントを4つ見ていきましょう。
向いていない仕事からの転職をするときのポイント4つ
- 仕事への価値観を明確にする
- 転職エージェントを利用する
- さまざまな情報を集めて整理する
- 現在の仕事を続けながら転職活動をする
一般的に、転職にかかる期間は3か月前後だといわれています。
無計画に退職してしまうとなかなか転職先が決まらず、仕事に対してネガティブな印象を持ってしまいかねません。
これから紹介するポイントをしっかりチェックしてから行動しましょう。
ポイント1:仕事への価値観を明確にする
まず、仕事への価値観を明確にします。
すべての条件を満たす転職先を見つけるのは難しいからです。
優先度を決めるために、転職先の条件として何を重要視するかを洗いだしましょう。
また、次も同じことを繰り返さないように、いまの仕事の何が向いていなかったのかを明確にし、把握しておくことも大切ですよ。
ポイント2:転職エージェントを利用する
ポイントの2つ目は、転職エージェントを利用することです。
自己分析の結果と転職エージェントの適切なサポートで、あなたに向いている仕事が見つかる可能性がぐんと上がるからです。
転職エージェントは転職のプロで豊富なノウハウを所有しています。
仕事に向いていないと悩んでいる人や、転職に関して悩んでいる人に対してどうサポートすればいいのか把握しているので、的確なサポートを受けられますよ。


ポイント3:さまざまな情報を集めて整理する
次は、さまざまな情報を集めて整理しましょう。
たくさん情報を得ることで、視野を広げることができるうえ、知らなかった有益な情報を見つけられるかもしれないからです。
転職先の業界・業種、企業や具体的な仕事内容の情報を集め、いまの仕事や会社と比較してみましょう。

ポイント4:現在の仕事を続けながら転職活動をする
ポイントの4つ目は、現在の仕事を続けながら転職活動をすることです。
転職先候補と比較したうえで、いまの仕事を続ける選択も取れるからです。
最終的に転職しなくても、現在の仕事の価値や、やりがいに気づけるかもしれません。
また、いまの仕事で経歴や成果を積みながら、ブランク期間なく転職できるのもメリットです。
先程も述べましたが、転職には3か月程度の時間がかかります。
先走って退職してしまうと、うまく仕事が見つからなかったときに、収入の心配をしてしまい、焦って向いていない会社に転職してしまう可能性もあります。
転職活動は余裕をもって行いましょう。
おすすめの転職エージェント4つ
おすすめの転職エージェントを4つ紹介します。
仕事の向き不向きの相談だけでなく、実際に転職をするときにもおすすめの転職エージェントです。
今回紹介するのは大手の実績ある転職エージェントばかりなので、ひとつは登録しておくのがいいですよ。
ちなみに、転職エージェントに相談したからといって、かならず転職しなければいけないわけではないので、安心してくださいね。
おすすめの転職エージェント4つ
- 幅広い業界・業種の提案をもらうなら リクルートエージェント
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- 豊富な求人数と手厚いサポートを受けるなら
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【仕事の向き不向き】まとめ
【仕事の向き不向き】まとめ
- 楽しく満ち足りた生活を送れていれば、仕事が向いていると判断できる
- 向いていないと思ったときは、何故そう思うのかを紙に書きだして明確にする
- 転職するときは現在の仕事を続けながら行うのがポイント
いかがでしたか。
仕事の向き不向きを判断するときは、何よりもまず、原因と目的を明確化させることです。
明確化させれば、改善策が見つかったり、次にとるべき行動の判断がしやすくなります。
この記事を読んだあなたが満足できる転職ができますように。