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効率的に転職活動をして希望の仕事に就くための自己分析4ステップ

この記事で解決できる悩み

  • 自己分析ってそもそもどんなものなの?
  • 自己分析って具体的にどうやってやればいいの?
  • なぜ自己分析は必要なの?

転職活動で自己分析が大切なのはなんとなく分かってはいるけれど、なぜ?と疑問に思うことも多いのではないでしょうか。

この記事では、転職活動において自己分析が必要とされている理由や、具体的なやり方を紹介していきます。

正しい自己分析を行い、転職活動の強力な武器として活用していきましょう。

転職活動に自己分析が必要な理由3つ

そもそも、なぜ転職活動において自己分析が必要なのでしょうか。

自己分析が必要な理由は主に3つあります。

転職活動に自己分析が必要な理由3つ


  • 転職活動を効率的に進めるため
  • 転職面接で効果的にアピールするため
  • 転職後に後悔しないため

ひとつずつ見ていきましょう。

理由1:転職活動を効率的に進めるため

ひとつ目の理由は、転職活動を効率的に進めるためです。

2020年2月の時点で求人募集を行っている企業は250万以上、まさに星の数ほどの企業と求人が存在しています。

転職活動では、この何百万とある求人の中から自分に合う仕事を決めなければいけません。

興味がある業界や職種で探している人もいるかもしれませんが、自分自身に合う仕事は何か、自分が活躍できる仕事は何かを理解することで、転職先候補を効率的に絞り込むことができます

また、自己分析を行い自分の適性を知ることで、今まで検討していなかった業種が実は自分に向いていると気づく場合もあり、企業と自分との間でミスマッチが起こりにくくなるのです。

理由2:転職面接で効果的にアピールするため

2つ目の理由は、転職面接で効果的にアピールするためです。

転職活動では、履歴書や職務経歴書、数回の面接という限られた場と時間で自分の強みやパーソナリティを企業に伝えなければなりません。

通常の人間関係のように時間をかけてお互いを知り、理解し合うといった段階を踏めないので、自分自身を徹底的に分析し、効果的に面接官や企業に知ってもらう必要があるのです。

また、採用においては熱意や人間性だけでなく、仕事をするうえでのスキルや能力の有無もみられます。

一ノ瀬セナ
自分の強みと弱みをきちんと把握し、言語化できるレベルまで昇華することで、相手に「自分がいかに活躍できる人間か」をアピールできるようになりますよ。

 

理由3:転職後に後悔しないため

内定をもらうことが転職のゴールではありませんよね。

転職を経て、転職先で生き生きと自分らしく働けることこそが転職のゴールです。

譲れない条件や自分の価値観をしっかり理解しないまま転職を決めてしまうと、転職後に理想と現実のギャップで苦しんでしまい不幸な結果を招いてしまいます。

また、転職をするということは今までの環境や人間関係、時にはキャリアをリセットすることでもあります。

キャリアアップや環境の変化など、転職を希望する理由は様々ですが、自分が望んでいることが本当に転職しないと叶えられないのか、自己分析を通して一度よく考えることも大切ですよ。

転職後に後悔しないためには、企業だけではなく自分自身をよく知り、企業と自分の間にミスマッチが起こるのを防ぐようにしましょう。

自己分析の4つのステップ

自己分析の重要性は分かったけれど、具体的なやり方がわからない、自分なりにやってみたけどなんだか上手くいかない、という方もいるのではないでしょうか。

転職活動において重要な自己分析を実際にどのようにすすめていけばいいのか、以下の4つのステップに分けて説明していきます。

自己分析の4つのステップ


  • キャリアの棚卸をする
  • やりたい仕事や働き方を整理する
  • 自分の強みを明確にする
  • 具体的な内容に落とし込む

ステップ1:キャリアの棚卸をする

最初に、自分が今まで何をしてきたのか、キャリアとスキルの棚卸しをしましょう。

なぜなら今までどんな仕事、業務をどのように経験してきたのか整理することで、その後のステップが考えやすく、スムーズに進めやすくなるためです。

まずは、業種や役職、ポジションについて直近のものから順に書き出していきます。

業種や役職、ポジション
2010年東京本社配属法人営業

その後、それぞれの業務の中で印象に残っている仕事内容やエピソードを書き出します。エピソードは良いことでも悪いことでも構いません。

印象に残っている仕事内容やエピソード
・入社2年目で大型案件を担当
・上司で高圧な人がいて相談できなかった
・一度寝坊して会社に遅刻してしまった

さらに、具体的にそれぞれの場面でどんな事を考えたり努力したかを書き出していきましょう。

具体的に書き出す
・入社2年目で大型案件を担当
  →分からない事も多く苦労したが先輩の指導のもと自分でも用語を勉強
  →案件は無事受注できて、先輩にも褒められ嬉しかった
  →顧客に「〇〇さんに担当してもらって良かった」と言われたことはやる気につながった
・上司で高圧な人がいて相談できなかった
  →仲の良かった先輩が離職、新しく着任した上司とソリが合わなかった
  →「これがルールだからやれ」と言われ、相談ができず信頼関係が築けなかった
・一度寝坊して会社に遅刻してしまった
  →アラームを複数かける、就寝時間をはやめるなど対処して2度と寝坊しないようにした
  →生活リズムが整い、時間に余裕を持った出社ができるようになったし、午前中の作業効率もあがった

ステップ2:やりたい仕事や働き方を整理する

自分の経験の棚卸しができたら、次はやりたい仕事や働き方を整理し、転職して実現したいことを明確にしましょう

一ノ瀬セナ
ステップ1でまとめた今までの経験を経て、なぜ転職したいのかをハッキリとさせましょう。

まず、自分の漠然とした希望を書き出しましょう。

その理由が給料を上げたい、であれば、なぜ給料を上げたいのか?どれくらい上げたいのか?いつまでに?と、ひとつの希望に対してなぜ?と理由を掘り下げていきます。

やりたい仕事、希望するキャリアを明確にすることで、どのような企業で働くべきか、どのような仕事につくべきか、といった自分の軸がしっかりとしてくるので、転職後のミスマッチが起こりにくくなりますよ。

また、やりたい仕事、希望するキャリア等の他に、家族との関係や趣味の時間についてもどういった希望があるか書き出しておきましょう。

そうすることで、仕事とプライベートとの最適なバランスを自分の中で見つけることができ、転職後の満足度につながります。

ステップ3:自分の強みを明確にする

次に、自分の強みを明確にしましょう。

なぜなら、自分の強みを把握することで、職業への適性や、アピールに効果的な自分の持ち味を把握できるからです。

はじめ君
簡潔にまとめることで応募書類や面接でも効果的に自分の良さを伝えることができるね。

ステップ1で書き出した内容をもとに、大切にしてきたことや身につけたスキル、自分の性格や特性をワードで書き出しましょう!
一ノ瀬セナ
自分の強み
新規店舗への異動を経験。既存店舗に新しく入ってくる後輩のためにマニュアルを作成した。
新店舗では新しい業務を覚えつつ、新しい仲間とのコミュニケーションを大切にした。
∟コミュニケーション能力/協調性/主体性/チャレンジ精神/柔軟性/分析力/PCスキル(Excel、Word)

ステップ4:具体的な内容に落とし込む

最後に、ステップ1、ステップ3の内容をもとに、具体的な内容に落とし込みましょう。

そうすることで、転職活動における複数の場面で強力な武器となります。

あなたがたとえどんなに素晴らしい人間性やスキルを持っていたとしても、自分の特徴や良い部分を具体的に、かつ簡潔に説明できないと企業にはうまく伝わらず、採用につながりません。

効果的にアピールするために、具体性のある自己分析を完成させましょう

ステップ1で書き足したキャリア、ステップ3で書き出したワードについて、具体的なエピソードを思い出して書いてください。

ステップ1で詳細なエピソードを書き出せていた場合はステップ3のワードと上手く組み合わせて内容を完成させていきましょう。

具体的な内容に落とし込む
コミュニケーションが得意で提案力にも自信がある。
営業を通してクライアントからヒアリングをかさね、粘り強く提案。目標に対して110%売り上げを達成した。

自己分析についてのコツ3つ

自己分析を実際に転職活動に役立てるためのコツを3つ紹介します。

自己分析のコツ3つ


  • 具体的なエピソードを絡ませて詳細に分析する
  • 客観的に分析する
  • 転職エージェントを活用する

コツ1:具体的なエピソードを絡ませて詳細に分析する

ひとつ目のコツは具体的なエピソードを絡めて詳細に自己分析を行うことです。

なぜなら、詳細な自己分析をすませておくことで、転職活動の様々な場面で役に立つからです。

たとえば、履歴書や職務経歴書の「志望動機」、「自己PR」、面接での「自分の長所/短所は?」という質問等には自己分析の内容がそのまま応用できますよ。

企業は限られた情報と時間の中で採用者を決めなければならず、その中で最大限自分の魅力をアピールできれば転職成功への活路となります。

一ノ瀬セナ
そのためにも、事前に自分を深く理解し、企業に伝わる形にしておくことが大切です。

コツ2:客観的に分析する

客観的に自分を分析することを意識しましょう。

過小評価では正しく自分を分析して伝えることができませんし、過大評価では根拠がなく、客観的に納得感を求めている採用側には伝わりません

日本人は遠慮したり、奥ゆかしいのが良しとされる文化のせいもあり、控え目な人が多く、自分を正当に評価したり、アピールするのが苦手な人が多い傾向にあります。

ネガティブな理由や、精神的にダメージをうけて転職活動している人はさらに過小評価になりがちなので、一旦そういったマイナス感情を切り離し、客観的に転職理由や自分について考えるようにしましょう。

また、いくらアピールになるといっても嘘や過大評価はよくありません。

一ノ瀬セナ
客観的に自分を見つめ、根拠のあるエピソードを自分の中から見つけ出しましょう。

他人に理解してもらうためにも客観的な分析は大事なんだね。
はじめ君

コツ3:転職エージェントを活用する

転職エージェントを活用することも有効です。

なぜなら、転職エージェントを利用するとさまざまなサポートを受けられますが、その一環で自己分析を手伝ってくれるからです。

担当者が履歴書や職務経歴書の添削や書き方のアドバイスをしてくれたり、自己分析に関する情報やワードを引き出してくれますよ。

また、客観的に見たあなたの強みや特性を伝えてくれるので、「自分ひとりで自己分析するのが難しい」という方は転職エージェントの利用をオススメします。

また、転職サイトに登録すると、以下のような診断も無料で受けられるので、自己分析の大きな手助けとなりますよ。

転職サイトの無料診断


【転職活動に役立つ自己分析】まとめ

【転職活動に役立つ自己分析】まとめ


  • 自己分析は転職活動を効果的に進めるために必要
  • 自己分析は4つのステップを踏むことでスムーズに行うことができる
  • ひとりで難しい場合は転職エージェントや転職サイトの診断を活用しよう

いかがでしたか?

自己分析は転職活動をするうえでとても重要です。

紹介した4つのステップを踏むことで効果的に分析、アピールができるようになりますよ。

どうしてもひとりでは難しい、うまくできないという場合は転職エージェントを利用してプロの力を借りることも効果的です。

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