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転職面接で成功するために必ず実践すべき長所の伝え方3ステップ

この記事で解決できる悩み

  • 転職先の面接で長所をうまく伝えたい
  • 自分の長所をどうやって分析すればいいの?
  • 転職面接で話す内容の組み立て方が知りたい

といった悩みを解決できる記事になっています。

この記事で解説する「転職面接で自分の長所をうまく伝える4つのコツ」を理解すれば、はじめての転職でも、自分の長所をしっかりアピールできるようになります。

なぜなら私もこの方法で、自分の長所が思い浮かばず、どうやって伝えたらいいんだろうという悩みを解決できたからです。

それでは、以下で「【はじめに】転職面接で長所や短所を聞く理由」について紹介します。

面接のよくある質問についてはコチラ

【はじめに】転職面接で長所や短所を聞く理由

面接で長所や短所を聞かれるのには2つの理由があります。

1つ目は「客観的に自己分析できているか確かめるため」です。

なぜならビジネスシーンにおいては、自分の立ち位置を読み取り、立場に応じた判断が求められるからです。

自分を客観的にとらえられる人は、空気が読めてコミュニケーションも円滑に運べると考えられます。

2つ目は「企業への適性があるか知るため」です。

長所や強みはその人の性格に近いため、社風に合うかどうかを面接官は判断しなければなりません。

社風に合わないまま仕事をしても、優れたパフォーマンスは発揮できないので、企業と面接者の双方にとって、企業への適性は大切といえます。

客観的に長所を考える3つのコツ

長所って中々思いつかないし、本当に考えた長所が自分に当てはまってるのか分からない…
長所を客観的に考えて、面接官に上手く伝えるのって難しいですよね。ですが、これらのコツを使って考えるとスムーズに思いつきますよ。

長所を考えるときのコツ3つ


コツ1:過去の体験を振り返る
コツ2:短所から長所を考える
コツ3:ほかの人に聞いてみる

コツ1:過去の体験を振り返る

1つ目のコツは、過去の体験を振り返ることです。

なぜなら、いくら自分自身とはいえゼロから考えるのは難しいからです。

面接で嘘をついたり背伸びするのではなく、過去の「成功体験」を「なぜ成功したのか」分析することで、自分の長所を見つけましょう。

同様に失敗体験を分析すれば、簡単に短所も見つかりますよ。

コツ2:短所から長所を考える

2つ目のコツは、短所から長所を考えることです。

その理由は、短所は長所に変換できるものもあるからです。

例えば、他人のいうことに影響されやすい性格は協調性があるととらえ、気が短い性格は決断が早いととらえるといいですね。
なるほど、長所が思い浮かばないときは、短所から長所を考えるといいんですね!
そうですね、ですが短所の中には長所ととらえにくいものもあるので、応募先の職種にそぐわないようであれば使わないようにしましょう。短所の言い換えについてはコチラも見ておこうね。
短所長所
我が強いリーダーシップがある
流されやすい協調性がある
落ち着きがない行動力がある
自己主張が激しい積極性がある
消極的慎重
神経質几帳面
頑固芯が強い
短気決断が早い

コツ3:身近な人に聞いてみる

自分で自分の長所を考えていると、客観性に欠けた内容になってしまう可能性があるので、周囲の人に聞いてみるのもコツです。

行き詰まった時には自分以外の人と話せば、意外と簡単に自分では気づかない長所が見つかるかもしれませんよ

また家族や友人、元職場の同僚だけでなく、頼めそうなら元職場の上司に推薦状を書いてもらうのもいいでしょう。

あまりにべた褒めされた推薦状を書かれると、転職後のハードルが上がるかもしれませんので、ほどほどにお願いしましょう

転職面接で効果的に長所を伝える4つのポイント

客観的に自分の長所を考えられました!
考えた長所を上手く伝えられないともったいないので、次は転職面接で長所を答えるときの4つのポイントを押さえておきましょうね。

長所を答えるときのポイント4つ


ポイント1:回答を1つに絞る
ポイント2:最初に結論を答える
ポイント3:企業の求める人物像に結び付ける
ポイント4:体験談を交える

ポイント1:回答をひとつに絞る

ひとつ目のポイントは、回答をひとつに絞ることです

なぜなら長所を全て伝えようとすると、相手に要点が伝わらず「しっかりと自己分析ができていない」という印象を与えてしまうからです。

話が長く、要点をとらえて話せない人だと思われてしまうので、内容を端的にまとめて、答える長所は1つに絞ってください

ポイント2:最初に結論を伝える

結論を先に述べて、その後で根拠や理由を話すのもポイントです。

そうすることで、相手に一番重要な情報が伝わりやすいからです。

根拠や理由、具体例から始めて最後に結論を話すと、途中で反対意見が出てきた場合に論点がぼやけてしまいます。

面接の限られた時間の中で円滑なコミュニケーションを図るには、最初に結論伝えてから、肉付けするのが大切です。

ポイント3:企業の求める人物像に結びつける

3つ目のポイントは、企業側の求める人物像に結びつけられる長所を選んで答えることです。

なぜなら冒頭で説明したように、自社への適性があるのか知るために長所を聞かれているからです。

例えば経理部署の面接で、筋肉のついた体をアピールしたり、アパレル販売業の面接で料理が得意だとアピールしたりするとどういう印象になると思いますか?
凄いとはなりますけど、業務内容には合わないって思いますね…
そうですね、面接官は業務内容に適性があるかわからず不安を感じてしまうので、求められる人物像にそぐわない長所を答えるのは控えましょう

ポイント4:体験談を交える

最後のポイントは実際に体験したエピソードを交えて、その結果、何を得たのかを話すことです。

その理由は、自分の長所をどのように仕事にいかせるのか具体的にアピールできるからです。

その際、体験談は昔のものではなく最近のものを選び、さらに前の職場でのエピソードを選べば面接官にも印象が強く残りますよ。

子供の頃の体験談を話しても、情報が古くて説得力に欠けるので気をつけましょう

転職面接で長所を伝える話の組み立て方3ステップ

長所を伝える際の話の組み立て方が悪いと、面接官にうまく伝わらないので、効果的に長所を伝えるための話の組み立て方について解説します。

話の組み立て方3ステップ

はじめに:転職面接で話す長所を選ぶ
ステップ1:『結論』では具体的に表現する
ステップ2:『エピソード』では実際の体験談を使う
ステップ3:『貢献』では応募した業種と結びつける

転職面接の対策で重要なポイント3つ

  1. 結論(何が強みなのか)
    例文:私の長所は○○です。

  2. エピソード(より深く理解してもらう)
    例文:○○を活かし△△に取り組んだので、××を達成しました。

  3. 貢献(どう活かすのか)
    例文:このように○○を活かして御社に貢献します。


それぞれのステップについて、以下で詳しく見ていきましょう。

はじめに:転職面接で話す長所を選ぶ

面接で話す長所のスキル3つ

  • ポータブルスキル
  • 直訳すると「どこへでも持ち運びできる能力」で、どんな職種でも通用する汎用性の高いスキルです。
    ポータブルスキルには、簿記や英検のように資格制度により証明されるものと、判断力やコミュニケーション能力などの測定が難しく視覚化できないものがあります。

  • テクニカルスキル
  • 直訳すると「技術的な能力」で、自分の職務を遂行するうえで不可欠な専門的な知識です。
    現場や部署により大きく異なり、いわゆる「職人技」をイメージするといいでしょう。

  • ヒューマンスキル
  • 対人関係能力ともいわれ、周囲の人と良好な人間関係を築ける力です。職種を問わず、ビジネスパーソンなら誰でも求められる普遍的なスキルです。
    具体的には、相手の話に耳を傾けたり、説明・交渉能力のほか、リーダーシップやビジネスマナーがあります。

どのスキルをアピールすると良いんですか?
面接の際は、入社後に活かせるスキルや経験を話すことで、即戦力になる人材だと認識してもらえるので、ポータブルスキルを重点的にアピールしましょう!

ステップ1:『結論』では具体的に表現する

抽象的な表現では自分の長所が上手に伝わらないので、より具体的な内容、エピソードを使って話しましょう。

前職での実績を長所として、具体的な数字と合わせて話すと効果的です。

例えば「粘り強いこと」を伝えたい場合、顧客に断られても交渉を重ね、20回目の営業で取引を成立させたというエピソードがおすすめです。

実績を話す際は前職の情報漏洩にならないよう注意してください

ステップ2:『エピソード』では体験談を使う

2つ目のステップは、体験談を交えてエピソードを話すことです。

なぜなら、結論だけでは具体的なイメージができないからです。

体験談を組み込めば、結論の説得力が強くなり、面接官の心にも響きやすくなりますよ。

体験談の具体例は、以下の販売職の例を参考にしてください。

販売職の例


普段からスタッフ同士でコミュニケーションをとり、情報を共有するようにしていたので、自分の担当ではない商品について尋ねられたときにスムーズに適切な対応ができるスタッフに引き継ぐことができた

ステップ3:『貢献』では応募した職種と結びつける

最後のステップは、応募先の職種と関係のある貢献について話すことです。

その理由は、面接官は仕事への適性があるかどうかを見極めたいからです。

そのため、応募している仕事に自分の長所をどう活かすかアピールしましょう

具体的な話の組み立て方が判らない場合は、以下の例を参考にしてください。

話の組み立て方の例


仕事の連携がとりやすくなるように、部署を問わず自分からコミュニケーションをとっていきたい

短所は強みに言い換えられるものを選ぶ

短所を話す時は、強みとして言い換えられる内容を選ぶことが大切です。

その理由は、面接官に自分の短所をきちんと理解していると示しつつ、ポジティブな印象も与えられるからです。

例えば「神経質」なら「几帳面」、「心配性」は「計画性」があると話しましょう。
「よく寝坊をする」とか「わがまま」とかは言い換えられませんか!?
プラスイメージに捉えるのが難しいので、使わないようにしよう。
…違う短所を言い換えてみます

【転職面接】長所についてまとめ

上記で紹介した「転職面接で長所をうまく伝える方法」を実践すると、今後は面接で話す長所をどうやって見つければいいのか判らないと悩むことは一切なくなり、長所を効果的に伝える話を組み立てられるようになります。

最後にもう一度、内容を確認しましょう。

転職面接の長所まとめ

  • 面接官が長所を聞くのは、自社の業務への適性を判定したいから
  • 短所は長所に言い換えることができる
  • 長所を伝える時は、転職面接先の業種と関係のある体験談を用いて結論を話そう

「長所をうまく話せる自信がない」と最初は思うかもしれませんが、上手に伝える話の組み立て方を一度身につけてしまえば、簡単にできるようになるので頑張ってください!

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