この記事で解決できる悩み
- 初めての転職だけど、何に気を付ければいいの?
- 初めての転職で失敗しがちなことを知りたい
- 初めての転職でも転職エージェントって利用できるの?
初めて転職を検討する時、「何から始めれはいいかわからない」「これってどうなの?」と不安に感じる人は多いです。
この記事では、初めての転職で気を付けるべきポイントや失敗しがちなこと、具体的な転職活動の手順などを解説していきます。
失敗しがちな部分を回避して、初めての転職活動をスムーズに進めていきましょう。
【Q&A】初めての転職の疑問7つ
初めて転職をする時、漠然とした不安を感じる人は多いです。
ここでは、初めて転職する人が不安に感じたり疑問に思うことをQ&A形式でご紹介していきます。
きちんと不安や疑問の理由を突き止められれば、対処や準備ができるようになりますので、ここで解消していきましょう。
初めての転職の疑問7つ
- 転職と就職活動の違いって?
- 業種や職種って変更できる?
- 何歳でも転職できる?
- 就職して1年目だけど転職してもいい?
- 転職しやすい時期やタイミングはある?
- 働きながら転職活動していいの?
- 履歴書や面接対策が不安
疑問1:転職と就職の違いって?
転職とは、一般的に正規雇用の被雇用者が雇用主を変える事を指し、転職で採用されることを「中途採用」や「中途雇用」と言います。
一方、就職とは、一般的に学生が初めて正規雇用を受ける事を指し、就職で採用されることは「新卒採用」と言われます。
あなたが以前経験した「就職活動」とこれから行う「転職活動」とでは、言葉以外にも以下のような違いがあります。
就職活動 | 転職活動 | |
時期 | 業界の選考スケジュールによる。 3年生の5~7月頃から活動開始。 早ければ4年生の6月までに終了。 | 自分の好きなタイミングで転職活動を始める。 入社が決まれば終了。 |
期間 | およそ半年~1年(準備期間含む) | 平均2~3ヶ月 早い場合は、応募から内定まで1~2週間の場合も有り。 |
内定から入社までの期間 | 一般的に、大学卒業後の4月1日 | 内定後、1~3ヶ月程度。 前職の引継ぎ期間や退職日との兼ね合いで入社日を相談して決定 |
応募可能な企業 | 新卒採用を行っている企業 | 転職活動を始めるタイミングで、求人募集を行っている企業 |
採用人数 | 複数名 | 必要人数のみの採用なので若干名 |
選考基準 | 積極性、素直さ、意欲など、ポテンシャルを重視 | これまでの経歴やスキル、求める人物像にマッチしているかを重視 |
内定承諾までの期間 | 企業によっては1ヶ月待ってくれる場合もある | 内定後、1~2週間以内には回答する |
研修 | 一般的には、1週間~数か月の新人研修が行われる | 基礎的な企業研修のみが一般的 |
就職の場合、社会人経験のない同年代と競うことになりますが、転職の場合は何年も経験を積んできる人や逆にブランクのある人など、さまざまな経歴を持った人と同じ求人に応募する可能性がありますよ。
さまざまな経歴の人がライバルになりえる
- 30代40代のスキル、キャリアを持っている第一線級の人材
- アルバイトしかしてこなかった人
- 寿退社で10年以上ブランクのある主婦
就職と転職では、企業が求めている人物像が違うのにも注意が必要です。
ポテンシャル重視だった新卒採用にくらべて、転職の時には経歴やスキルが重視されるようになります。

疑問2:業種や職種って変更できる?
転職では経験した業種や職種にとらわれず転職できますが、成功率はこれまでの経験や年齢によって左右されます。
とはいえ、今の業種や職種が合わないと感じて転職活動を希望している人もいますよね。
たとえばあなたが20代前半であれば、業種や職種を変えての転職はそれほど難しいことではありません。
30代の場合は、IT関係や介護職など、未経験でも比較的入りやすい業種や職種を検討してみるのがおすすめです。
未経験業種・職種への転職の場合、面接時に「どうして業種・職種を変えたいのか」「なぜその業種・職種を選んだのか」は必ず聞かれます。
きちんと自分の将来のビジョンを見据えて、しっかりと説明できるようにしておきましょう。
疑問3:何歳でも転職できる?
結論からいうと、何歳でも転職は可能です。
ただし、一般的に年齢が上がるにつれて採用の条件は厳しくなり、難易度は上がっていきます。
なぜなら、年齢が高ければ高いほど、その年齢に即した経験やスキルを企業側が求めるからです。
中途採用の場合、新卒時とは違い「即戦力」であることを求められます。
30代以上の場合や、異業種への転職を希望している場合は、資格を取得するなど、即戦力になれることをアピールできると可能性は広がりますよ。
疑問4:就職して1年目だけど転職してもいい?
就職して1年目で転職を考えている場合は、本当に転職するべきか、悩みや問題は転職しなければ解決しないものかをよく考えてみましょう。
最近だと新卒入社から3年以内は「第二新卒」という枠での採用が行われている企業もあり、そこまでイメージが悪いものではありません。
ただ、長期的に見た時に、転職回数をいたずらに増やすのは決して得策ではないのです。

一方、「仕事がうまくできない」などの理由の場合は、新しい環境や業務に慣れていないだけの可能性もあるので、客観的な目線で転職が必要か今一度考えてくださいね。
疑問5:転職しやすい時期やタイミングはある?
一般的には、新年度に合わせた求人が増加する2月3月と、上半期はじまりの10入社に向けた求人が増加する8月9月があげられます。
ただし、これはあくまで一般的な話で、期初が4月ではない企業は求人のタイミングも違いますし、アパレルや飲食店などは季節的な需要に応じて中途募集をかける場合があります。
転職のタイミングは重要なので、自分が希望している業種や職種について調べたうえで判断するようにしましょう。
疑問6:働きながら転職活動していいの?
結論からいうと、辞めてからよりも、働きながらの転職活動の方がおすすめです。
なぜなら、働きながらの転職活動の方が、金銭的にも職歴的にもメリットがあるからです。
会社を辞めてから転職活動を始める場合、次の転職先が決まるまでは収入が途絶えてしまいますから、金銭的な部分で不安や焦りが生じやすいですよね。
さらに転職活動期間は職歴に空白ができてしまいます。
この空白期間が長いとあまり良いイメージを持たれない傾向にあるのです。


疑問7:履歴書や面接対策が不安
履歴書や面接の対策は、ひとりで悩まず、外部のサポートを受けるのがおすすめです。
転職エージェントや公的な転職支援サービスを利用すれば、無料で添削やアドアドバイスを受けられますよ。
まずは自分で考えたいというのも正解です。
履歴書などの提出書類についてや、面接の対策については別途詳細な記事を用意しているのでそちらをチェックしてみてください。
履歴書の書き方でおすすめ記事3選
履歴書の書き方については以下の記事が詳しく解説しています。
順番にチェックしていきましょう。
履歴書の作成は大変ですよね。
手書きにこだわらないのなら、スマホアプリで作成する方法もあります。
履歴書に貼る写真も注意をしておかねばなりません。
以下の記事でどんな写真が好印象なのかを紹介しています。
面接でおすすめの記事3選
つぎに、面接について説明している記事を3つピックアップしました。
基本的なことから知っておくといいコツまで紹介します。
まず最初に基本的な面接の流れをステップ形式で解説している記事です。
事前に流れを理解しておき、直前になって焦らないようにしましょう。
つぎに、内定を取るための事前準備と対策についての記事です。
転職では事前の準備がしっかりしているかどうかで勝負が決まります。
この記事を読んで準備を万全にして面接に挑みましょう。
最後に、知っておくといい対策やマナーを紹介します。
この記事をチェックして印象の良い面接を行いましょう。
初めての転職の流れ7ステップ
初めての転職の場合、何からどう始めればいいのか、分からないことだらけですよね。
ここでは、初めて転職をする際の流れを7ステップで解説します。
初めての転職の流れ7ステップ
- キャリアの棚卸しと自己分析
- 企業・業界・仕事内容の研究
- 希望する転職先の情報を整理
- 履歴書・職務経歴書の準備
- 転職エージェント、転職サイトへの登録
- 筆記試験の準備
- 面接や面談の準備
事前の準備をしっかりして、転職活動をスムーズに進めていきましょう。
ステップ1:キャリアの棚卸しと自己分析
まず最初に、キャリアの棚卸しと自己分析をしましょう。
なぜなら、自己分析をすることで、自分が本当にやりたいことや、仕事に望む条件を再確認できるからです。
具体的には、以下の場面で役立ちます。
役立つ場面
- 転職活動の方向性を見定められる
- 職務経歴書の作成
- 面接
これまでの業務内容や身に着けてきたスキルを棚卸しすると、自分にとっての適職は何か、今度どのような方向に進みたいかを具体的に考えられるようになります。
自己分析ができていると、職務経歴書の内容も充足します。
単純な経歴の羅列ではなく、「何を経験してきたか」「どのようにスキルアップしてきたか」「今後の目標」などがしっかりと書かれていることで採用担当者の目にも止まりますし、書類選考で落ちてしまう可能性がグッと低くなりますよ。
面接時には、志望動機はほぼ必ず聞かれます。
緊張しやすい面接の場で、しっかりと自分の言葉で志望動機をアピールするためには、事前に自己分析を行い、自分を客観視しておくことが不可欠なのです。
自分を客観視する自己分析のプロセスを踏むことで、自分を効果的にアピールできるようになりますよ。
ステップ2:企業・業界・仕事内容の研究
次に、企業や業界、仕事内容の研究をしましょう。
自己分析を行い、「自分自身の軸」が定まったら、その軸に合う会社に転職するための情報集が大切です。
情報収集が足りていないと、面接時に企業からの質問に答えられなかったり、入社してから「思っていたのと違う・・・」という事態になりかねません。
たとえば、以下のような方法で情報収集をしてみましょう。
情報収集の方法
- 企業のホームページを見る
- 求人広告を見る
- 社名で検索する
- 口コミサイトを見る
- 転職エージェントを利用する
企業のホームページを見る
企業のホームページ(コーポレートサイト)は必ずチェックしておきましょう。
なぜなら、その企業に関する情報がたくさん詰まっているからです。
事業内容や製品情報はもちろんですが、企業理念や代表メッセージなどから会社のビジョンやカラーを読み取り、自分が共感できるかチェックしましょう。
求人広告を見る
募集要項には給与や待遇以外にも、求める人物像や会社の方針が細かく書かれていることが多いです。
評価制度や昇格条件などが自分の希望と合致するかも大切ですが、企業の体質や求めている人材のイメージを把握し、そこに向けてアプローチができれば面接でも非常に有利に立ち回ることができますよ。
社名で検索する
インターネットを活用して社名でどんな内容がヒットするか検索してみましょう。
「社名+評判」で検索すると、いろいろな情報を得ることができます。
ただし、デマも多いので全てを鵜呑みにしないようにしましょう。

業界知識や企業の経営状況、雰囲気をつかむことができるのでおすすめです。
口コミサイトを見る
転職会議
などの口コミサイトもチェックしてみましょう。
求人募集や企業サイトにはどうしても良いことしか書かれませんので、実際に働いた人たちのリアルな声を聞いて、内情を知ることで入社後のギャップが起こりにくくなります。

転職エージェントを利用する
転職エージェントのキャリアアドバイザーは企業の採用担当者と直接会ってヒアリングを行っていますので、職場の人間関係や残業の有無、社風など、外側からでは得られない情報を持っています。
そのアドバイザーのサポートを受けながら転職活動ができるので、転職エージェントの利用は非常におすすめですよ。
ステップ3:転職エージェント、転職サイトへの登録
転職活動をはじめたら、転職サイトや転職エージェントに登録しましょう。
特に初めて転職活動を行う場合は、さまざまなサポートが受けられるので転職エージェントの利用がおすすめです。
詳しい理由については後で解説しますね。
転職支援サービスにはいろいろなものがありますが、転職サイトであれば自分の好きなペースで転職活動が進められるので、情報収集に使いたい時などでおすすめですし、ハローワークは公的機関に該当し、地域に密着した求人が中心なのが特徴で、ブラック企業も少ないですよ。
ステップ4:希望する転職先の情報を整理
自己分析と情報収集ができたら、希望する転職先の情報を整理していきましょう。
自己分析の時に、自分が企業に何を求めているのかも明確にし、譲れないものから優先順位を決めておきましょう。
例えば、「多少給与は低くても残業のない所がいい」「キャリアアップしていきたいので昇級制度が明確であることが最重要」などです。
そして、希望の転職先をリストアップするときにも、この優先順位をもとに、どんなメリットがあって、どんな希望は叶わないのかメモしておきましょう。
「A社は全ての条件を満たしているけれど求める人物像も高い」「B社は残業は多少発生するものの月10h以内におさまっている」など、自分の希望と比較検討がしやすくなりますよ。



どれだけスキルや人物像が当てはまっていたとしても、残念ながら採用にいたらないということは転職の場合起こり得るのです。
ですから、候補は常にいくつか見つけておくのがおすすめです。
ステップ5:履歴書・職務経歴書の準備
履歴書と職務経歴書は転職で必ず必要になるので、しっかりと準備しておきましょう。
先述の通り、就職の時と転職の時とでは、企業から求められる要素が違います。
新卒の時の就活と同じような内容で応募書類を作成してしまうと、高確率でお見送りとなってしまうので、注意してください。
転職に合う履歴書や職務経歴書の書き方については、インターネットを活用して調べてもいいですし、転職エージェントを利用すれば書類の添削やアドバイスを受けることができますよ!
事前に第三者にチェックしてもらうことで、採用担当者にどう響くかがわかるので、自分以外の人にも確認してもらうのがおすすめです。
厚生労働省が開設した「おしごとアドバイザー」というサイトでは、就職や転職に関するお悩みや相談を電話やメールで気軽に行える相談窓口です。
転職にまつわる悩みがあれば、こういった機関も活用していきましょう。
ステップ6:筆記試験の準備
会社によっては、SPIなどの筆記試験を設けているところもあるので注意しましょう。
特に、歴史のある会社や大手企業などでは何らかの筆記試験を導入している企業が多いですよ。
筆記試験の結果で足きりをする企業も少なくないので、面接に進むためにも、事前にしっかり対策しておきましょう。
ステップ7:面接や面談の準備
転職活動の場合、面接回数は最低1回、多くても2~3回と、新卒の時に比べて少ないことが多いです。
その分1回でしっかりとアピールできるかどうかが重要になってきますし、「即戦力として活躍できるかどうか」を判断されます。

事前に面接対策をしておかないと、スキルを持っていてもそれが伝わらずお見送りになってしまうことも珍しくありません。
働きながらの面接対策は大変ですが、転職エージェントを利用することで、アドバイスを受けられますよ。
初めての転職で失敗しがちな8つのこと
初めての転職で失敗しがちなことをいくつかご紹介します。
事前に理解して、失敗を回避できるようにしておきましょう。
初めての転職で失敗しがちな8つのこと
- 何となくで仕事を辞める
- 同じ失敗を繰り返す
- 募集要項をよく読んでいない
- ぼんやりしていたらブランク期間が伸びてしまった
- 求人に応募しすぎてしまった
- 目標が高すぎる
- 曖昧な回答をしてしまう
- うまくいかない理由を他人のせいにする
その1:何となくで仕事を辞める
「なんとなく会社の環境が合わない」「やりがいを感じない」といったぼんやりとした理由で辞めてしまうケースです。
これは自己分析や現状分析がきちんとできていない証拠なので、後に運良く転職できても、次の職場でもまた「思ってたのと違った・・」「やっぱりなんとなくうまくいかない」といった問ににぶつかり、退職を繰り返してしまいがちなので注意が必要です。
仕事を辞める時は、きっちりと理由を整理しましょう。

その2:同じ失敗を繰り返す
先述の失敗ケースと関連しますが、会社を辞める理由をはっきりさせておかないと、同じ理由での退職を繰り返す可能性がでてきます。
何が嫌で転職したいのか、絶対に譲れない条件は何なのか、をはっきりさせましょう。
特に仕事に対するやりがいなどは、単純に会社を変えれば解決する問題ではありません。
何が失敗だったのか、ミスマッチに至った要因は何だったのかを突き止め、繰り返さない対策をとることで、転職後の後悔を防ぐことができますよ。
その3:募集要項をよく読んでいない
募集要項をよく読んでいないため、企業側が求めている経験がなかったり、条件に合わない求人に応募してしまい失敗するケースです。
中途採用の場合、新卒採用の時のような「ポテンシャル採用」という概念はかなり薄くなり、経歴やスキルなどの条件も厳しくなります。
求められているスキルを持っていないのに、「やる気だけはあります!」といっても通用しないのが転職市場なのです。
まずは募集要項をよく読み、自分が要件を満たしているか、マッチしているかをきちんと確認するようにしましょう。
その4:ぼんやりしていたらブランク期間が伸びてしまった
少し休んでから転職活動をしようと思っていたらタイミングを逃してしまい、ブランク期間が長く開いてしまうケースです。
転職先を決める前に先に退職をした場合、休息期間や海外旅行、短期留学などをしてから転職活動を始めようとする人は一定数存在します。
もちろんリフレッシュは大切なことですが、時期や目指す業界によっては転職活動をはじめてもなかなか内定をもらえないことがあります。
それに焦ってしまい、希望とは違う会社を選ばざるを得ない金銭状況に陥ったり、ブランク期間が伸びてしまい、転職活動が難航する可能性を考慮しておかなくてはいけません。
金銭的にも精神的にも余裕を持つためにも、在職中に転職活動を始めるのがおすすめですよ。
その5:求人に応募しすぎてしまった
応募先を絞りすぎてしまうのは良くないのですが、逆に手当たり次第に応募しすぎてしまうのもおすすめできません。
特に、仕事を続けながら転職活動を行う場合、大量に面接を受けることになって日常生活が困難になったり、一つひとつの企業を調査する時間がとれなくなり、結果的に全ての企業に対してしっかりとしたアプローチができなくなります。
最初は控えめに応募してみて、自分が無理なくこなせる量やペースを掴んでから応募数を調整していきましょう。
その6:目標が高すぎる
現在の自分のスキルに対して、希望している企業の条件が厳しすぎたり、企業に求める条件が厳しすぎて、応募できる案件が少なくなってしまうケースです。
求人をある程度絞って応募するのは悪いことではありませんが、あまり過度な条件を設定してしまうと、厳選するまでに時間を使ってしまいますし、面接慣れができないというデメリットがあります。
絶対に譲れない条件と、妥協できる条件をはっきりさせておき、それに合う求人をある程度選択肢として持っておくようにしましょう。
その7:曖昧な回答をしてしまう
自己分析が不十分だったため、企業面接での質問に対して嘘をついてしまったり、なんとなくの曖昧な返事をしてしまい、企業に熱意が伝わらなかったケースです。

誤魔化して曖昧に答えるよりは、わからない質問については「不勉強で申し訳ありません。ご質問の意図がわからないので調べておきます」と正直に答えたり、今の職場を辞めたい理由についても本当の理由を伝え、そこからどうしていきたいかを伝えたほうが印象が良いですよ。
その8:うまくいかない理由を他人のせいにする
転職理由をすべて他人のせいと考えてしまい失敗するケースです。
上司の教え方が悪い、職場の環境が悪かった、自分は悪くない、という考えは全てが間違いというわけではありませんが、その考えが強すぎると「職場環境を悪化させる可能性がある人」「物事を改善する努力をしない人」「すぐに責任を他人に押し付ける人」という判断をされる可能性があります。
会社にはいろんな人がいて、自分だけではどうにもできない事が起きるのも当然です。
嘘をついて隠す必要はありませんが、他者に全ての責任を押し付けるのではなく、改善する努力をしたかどうか、それ以外の前向きな理由で転職したい意思なども伝えられるようにしておきましょう。
初めての転職で転職エージェントをおすすめする理由
初めての転職活動をスムーズに進めるためには、転職エージェントを活用することをおすすめします。
なぜなら、転職エージェントは転職のプロなので、転職活動の基本から書類の作成、面接対策や企業探しまで、包括的にサポートをしてくれるからです。
初めての転職の場合、作法がわからず戸惑ったり、不安を感じることが多いですよね。
転職エージェントであれば、転職に慣れていない人でも安心して転職活動を進められますよ。
また、転職エージェントを利用した場合、転職後にもサポートが受けられることがあり、入社後の不安や悩みを相談できるのもメリットです。

初めて転職する方におすすめの転職エージェント3選
初めて転職する方に特におすすめの転職エージェントを3つご紹介します。
転職エージェントはたくさんありますが、今回は初めてで不安を抱えていたり、不慣れな状態でもしっかりとサポートをしてくれる転職エージェントをピックアップしました。
初めて転職する方におすすめの転職エージェント3選
- 求人数の豊富さと手厚いサポート:
doda
- 独自の大手求人取り扱いが豊富:
パソナキャリア
- 第二新卒の求人に特化: マイナビジョブ20's
求人数の豊富さと手厚いサポート:doda
独自の大手求人取り扱いが豊富:パソナキャリア
第二新卒の求人に特化:マイナビ ジョブ20’s
マイナビ ジョブ20’sのおすすめポイント
- 大手マイナビグループの20代特化サービス
- 取り扱っている求人の50%以上が職種・業種未経験OK
- 企業から直接スカウトメールが届くこともある
マイナビジョブ20's
は、マイナビエージェントよりも20代や第二新卒向けの求人をメインに取り扱っています。
案件の中には大手有名企業も多く、担当者のサポートも安定していますよ。
適性診断やキャリアカウンセリングなど客観的に自分を見つめ直せるので面接の自信に繋がります。
初めての転職のまとめ
初めての転職のまとめ
- 初めての転職の際は、キャリアの棚卸しと自己分析からはじめるとうまくいく
- 転職する時は、事前に「なぜ辞めるのか」を明確にし、仕事を続けながら転職活動を進めたほうがリスクが少ない
- 初めての転職は、転職エージェントを利用した方が全面的なサポートが受けられるのでスムーズに進む
いかがでしたか?
初めての転職では、まずキャリアの棚卸と自己分析を行うことで、自分が求めている条件や自分のスキル、どんな企業に転職したいのかを整理できるようになります。
仕事を辞めてしまってからの転職活動にはリスクが伴いますので、今の仕事を続けながら今回ご紹介したステップを踏んで転職活動を進めてみましょう。
ひとりでは不安、なかなか上手く進められないという場合は、転職エージェントを利用するれば、応募書類のアドバイスや面接対策、企業の紹介などさまざまなサポートが受けられるのでぜひ利用してみましょう。
ありがちな失敗例を事前に回避して、転職活動をスムーズに進めていきましょう!
初めて転職する方におすすめの転職エージェント3選
- 求人数の豊富さと手厚いサポート:
doda
- 独自の大手求人取り扱いが豊富:
パソナキャリア
- 第二新卒の求人に特化: マイナビジョブ20's