基礎知識

派遣社員って実際どうなの?派遣社員の働き方をくわしく解説!

投稿日:

転職 派遣

「派遣」という働き方に、あなたはどんなイメージをもっていますか。
「転職して派遣社員になったら、今より時間の融通が利くようになるのだろうか」
「派遣は不安定という言葉をよく聞くけれど、実際はどうなのだろう?」
「派遣社員として働き始めるのに、具体的に何をすればいいのかわからない・・・」

そんな思いを抱えていませんか。

この記事では、

  • 「派遣社員」と「正社員・契約社員」の違い
  • 派遣社員として働くメリット・デメリット
  • 派遣社員登録の流れ
  • 派遣社員から正社員に転職したくなったら

といった情報をまとめています。派遣社員として働くことに興味のある方、ぜひ参考にしてください。

派遣社員とは?

派遣社員とは?

派遣社員とは、派遣会社の従業員のことです。

もしあなたが派遣社員となったら、この「派遣会社」と雇用契約を結びます。そのため、給与や福利厚生などは、派遣会社から提供されます。

一方、働く場所は「派遣先の企業」です。具体的な業務の指示は、派遣先の企業が行います。このような雇用を「間接雇用」といいます。

それに対し、正社員や契約社員は、勤務先に「直接雇用」されている従業員のことです。正社員や契約社員は、勤務先と直接雇用契約を結びます。

「間接雇用」と「直接雇用」、これが「派遣社員」と「正社員・契約社員」の雇用形態の違いです。

なぜ派遣というシステムがあるの?

企業からみると、派遣会社に対して必要な人材を外注する、というのが人材派遣の活用方法です。
「必要な時に、必要な労働力を確保したい」企業側の希望に、派遣会社が適切な人材を紹介するのが、派遣のシステムです。

派遣社員として働くメリットとデメリット

派遣社員として働くメリットとデメリット

派遣社員として働くメリット

派遣社員として働くメリットは、大きく3つあります。

自分のライフスタイルに合わせて働ける
派遣社員の場合、「1日何時間・週に何日間の勤務」と契約がハッキリするのが一般的です。また残業の有無も選べます。このため、自分の時間を確保しやすく、家事・育児と仕事を両立したい人やプライベートの時間を充実させたい人に、おすすめの働き方です。

特に、家事や育児を主に担当する女性にとって、派遣は「ライフラークバランス」が叶いやすい働き方といえるでしょう。

アルバイトと比較すると時給が高い
派遣社員の給与は、時給制であることがほとんどですが、時給はアルバイトと比べると高い傾向にあります。特に仕事内容の専門性が高まるほど、より高い時給を望めます。

アルバイトだけで生活していくのは大変ですが、派遣社員として1日8時間・週5日働いて、正社員の人と変わらない月収を得ている人もいます。

相談できる「コーディネーター」がいる
正社員・契約社員の場合は直接雇用なので、仕事に関して悩むことがあっても、自分で何とかしなければなりません。

しかし、派遣社員であれば、派遣先企業とあなたの間に派遣会社が入ってサポートをしてくれます。また仕事探しの際にも、自分ひとりでは考えつかなかったような派遣先を紹介してくれるかもしれません。

仕事を見つけるとき、そして実際に働き始めてからも派遣会社のサポートが受けられるのは、派遣社員ならではのポイントです。

派遣社員として働くデメリット

次に、デメリットについても見ていきましょう。こちらも大きく3つあります。

同じ派遣先で、3年以上働き続けることができない
同じ派遣先で働くことのできる最長期間は3年と決まっています。いわゆる「3年ルール」です。そもそも、派遣とは「臨時的・一時的なものである」という大原則があります。

ですから、いくらあなたが希望しても、この3年を超えて同じ派遣先で働くことはできません。

正社員と比べると待遇面で劣る
派遣社員は時給制のことがほとんどで、体調を崩すなどして自己都合で仕事を休むと、その分の給与は減ってしまいます。

また、「祝日は休業日となる」企業の場合、働きたくても働けなくて給与が減ることもあります。

ボーナスが支給されることはほとんどありません。昇給を望むことも難しいです。このように、待遇面で正社員と比べると劣ってしまうのが大きなデメリットです。


責任ある仕事をするのは難しい
期限付きの派遣社員が、何かのプロジェクトをまとめたり、その部署のリーダーとなるのは難しいでしょう。責任ある仕事をしてやりがいを感じたい人、長い時間をかけ、その企業で働き成長したいと考える人には、派遣社員という働き方はあまり向いていません。

派遣社員の登録の流れ

派遣社員の登録の流れ

ここまで、派遣社員として働くメリットとデメリットをみてきました。

自分のライフスタイルを考えたとき、派遣社員という選択が「アリ」と考えたら、次に必要なのは「派遣社員の登録」をすることです。

ここからは、具体的な「派遣社員の登録の仕方」を確認しましょう。

登録までの大まかな流れは、

  1. 派遣会社を選ぶ
  2. web登録を行う
  3. 派遣登録会に向けて準備をする
  4. 派遣登録会に参加する
  5. 登録完了

です。

順番に詳しく見ていきましょう。

派遣会社を選ぶ

まずはインターネットで派遣会社を検索し、いくつかを比較・検討してみます。

派遣会社への登録は、ひとりで複数社申し込んでも違法ではありません。また、登録にお金がかかることもありません。希望する職種を多く扱っている、事業所が自宅から近いなど、少しでも自分に合っていると感じたら、迷わず登録してみましょう。

また、派遣会社によって、単発(スポット)の求人が充実しているところ、派遣から正社員が狙える紹介予定派遣に強いところなど、特徴があります。働き方の面でも、自分の希望にあった派遣会社をチョイスしましょう。

web登録を行う

現在、ほとんどの大手派遣会社は「web登録制度」を採用しています。web登録をした後、来社予約をして派遣登録会(※)に行く、という流れが一般的です。

まずweb上で必要事項入力し、派遣会社に来社する日時を決めて、予約を行えばOKです。

※派遣登録会とは?

派遣会社へ直接訪問し、派遣の仕組みについて説明を受けたり、基本情報(名前、住所、職歴など)や希望する職種を伝え、派遣登録を行う会のこと。

派遣登録会に向けて準備をする

来社予約を入れたら、登録会に向けた準備を行いましょう。

ほとんどの派遣会社は、登録会の予約が終わると、希望の職種、職務経歴、持っている資格などについて、より詳しい情報を入力してweb登録を完了させるプロセスにうつります。

このweb登録を事前に完了させておくと、登録会当日にかかる時間を短縮することができます。しかし、疑問や迷いがあって、希望の職種が決まらないという場合には、無理に完了させなくても大丈夫です。当日、派遣会社の人と相談しながら登録を完了させましょう。

また、当日相談したいことを、書き出してまとめておくと便利です。

登録会では、「派遣コーディネーター」と呼ばれる面談を担当する人に、仕事探しの相談をしたり、アドバイスを受けることができます。

いざ面談となると、緊張してしまって聞きたいことが聞けなかったということもありえます。

せっかくの機会ですから、有益な情報やアドバイスをたっぷり持ち帰るつもりで、準備をしておきましょう。特に初めて派遣で働く方、ブランク明けで働くことに不安をもつ主婦の方などは、些細なことでも、悩みや疑問をまとめておくとよいでしょう。

派遣登録会に参加する

登録会当日の流れは、

(1)派遣の仕組みについての説明と意思確認を受ける
(2)希望職種などのデータ入力を完了させる
(3)「スキルチェック」を受ける
(4)個人情報取り扱いについての同意書などに署名・捺印する
(5)派遣コーディネーター面談を受ける

というイメージです。

(3)のスキルチェックは、PC操作スキル(ワード・エクセルが主流)の確認や、一般常識に関する問題を解く、というものがほとんどです。専門性のある職種を希望すると、それに特化したチェックを受けることもあります。

しかし、試験ではないので、合否を判定するものではありません。希望すれば、登録後に再受講を申し込むことも可能です。

そして登録会のメインイベントは(5)のコーディネーター面談です。

面談は、企業面接とは異なり、評価を目的としない「ヒアリング」です。自分の希望する職種・労働条件をしっかり伝えてください。不安なこと・疑問がある場合は、この場でじっくり相談し、職探しの方向性を決めたり、アドバイスをもらいます。

運が良ければ面談後、あなたに合った仕事を紹介してもらえるかもしれません。


すぐにマッチングする仕事がなかったとしても、面談の際にしっかり希望を伝えておけば、後日あなたの希望に合う求人が出てきた時、連絡をしてもらえます。

登録完了

登録会が終了して、はじめて「派遣社員の登録完了」となります。ただし、厳密にいうと、派遣登録が完了しただけでは「派遣社員」とはなりません。

仕事が決まり、派遣期間が決定してはじめて「派遣会社との雇用契約」を結びますので、仕事が決まっていない期間は「待機期間」となり、雇用契約はまだ結んでいない状態です。

そのため、この待機期間にできることは、「他の派遣会社への登録」です。希望の派遣先が見つかるまでは、複数の派遣会社に登録して仕事探しを続けましょう。

派遣社員登録 おすすめサイト

派遣社員登録 おすすめサイト

ここでは、3つのおすすめサイトを紹介します。

リクルートスタッフィング

人材会社最大手のリクルートグループが運営する派遣サイトです。

求人数も多く、他の派遣サイトと比較して独占求人や優良求人が多いという口コミも見られます。

派遣社員をめざすなら、ぜひ登録しておきたい「定番サイト」です。大手企業なので、他社と比べると研修や福利厚生も充実しています。

マイナビスタッフ

就職・転職活動のサポートで有名なマイナビのグループ会社です。

オフィス系・クリエイティブ系の求人が多く、その半数近くは「未経験OK・歓迎」となっています。

また、紹介予定派遣の求人が他社と比べて多いので、派遣から正社員を目指したい方にも登録をおすすめします。

テンプスタッフ

「子育てママ支援」を打ち出しているテンプスタッフでは、「週数日・短時間勤務」など主婦が働きやすい求人を多く扱っています。

また、eラーニングによるスキルアップ支援も充実していて、ブランク明けで働き始めたいという方にもおすすめです。

もし派遣から正社員に転職したくなったら

もし派遣から正社員に転職したくなったら

自分のライフスタイルに合わせて働けることが魅力の派遣社員ですが、「雇用が安定しない」、「ボーナスや昇給が望めない」ことをデメリットと感じ、「やはり正社員に転職したい」と思うようになるかもしれません。

派遣社員から正社員に転職したくなったとき、どうすれば良いのでしょうか。

派遣社員から正社員への転職方法は、大きくふたつあります。

  1. 紹介予定派遣に応募する
  2. 一般の正社員転職に応募する

①の紹介予定派遣は、「6ヶ月以内の派遣期間終了後に、その派遣社員を派遣先が直接雇用する」という制度で、派遣社員ならではの正社員への転職方法です。

一定期間派遣で働くことで、実際の仕事内容や職場を知ることができ、また未経験からも希望の仕事につけるチャンスがあります。

point!

この紹介予定派遣を希望する場合は、仕事探しの段階で、派遣会社に「紹介予定派遣を希望している」ことを伝えましょう。

②の一般の正社員転職に応募する場合は、派遣社員として働きながら転職活動をすることをおすすめします。

転職活動を行うとなると、履歴書や職務経歴書を書いたり、面接を受けに行ったり、それなりの準備が必要です。時間も労力も必要なため、派遣社員をやめて時間をとり、じっくり転職活動に取り組みたいと考えるかもしれません。

point!

企業は、職歴の空白期間を気にすることが多いので、できる限り職歴がつながるように転職しましょう。


また、仕事をやめて無収入となると焦りが出てしまい、転職活動が長期化した場合、転職先を妥協して決めてしまうおそれもあります。

働きながらの転職は大変な部分もありますから、転職エージェントを利用するなどして、サポートをうけながら正社員を目指しましょう。

そして、現在の派遣先を辞めて次の職場で新しく正社員となる場合は、「今の派遣契約を解除」してもらう必要があります。

派遣の仕事を辞める際、絶対に間違えていけないのは「最初に申し出る相手」です。派遣社員はあくまでも派遣会社の社員ですので、退職を伝える際は「派遣会社」へ申し出ます。

契約の解除について派遣会社の了承が得られると、派遣会社から派遣先企業へ連絡が入り、代わりの派遣社員を確保するといった次の対応を伝えたうえで、退職日を決定します。

転職先の企業から、「この日から勤務を開始してほしい」といわれている場合は、それより前の日付を希望退職日と伝えましょう。

退職の希望を伝えるのは、業務の引継ぎなども考え1ヶ月程度前に行えると良いでしょう。

まとめ

まとめ

ここまで見てきたように「派遣社員」として働くことは、多様な働き方のひとつです。

派遣社員として働くことが、あなたにとって「自分らしく働ける」選択になりそうですか?まずはあなたの希望や未来のビジョンを思い描いてみてください。

派遣社員のメリット・デメリットを考えながら、派遣という選択が「今の自分にぴったり」と思えたのなら、派遣登録という最初の一歩を踏み出してくださいね。

転職おすすめサイト

リクナビNEXT

『リクナビNEXT』は圧倒的な求人数で、地域・職種問わずあらゆる転職者にマッチする求人を探すことができます。
転職した人の約8割が利用していたという公式発表も!(※公式発表)
リクナビNEXTにしかない求人もあり、他の転職サイトの併用もできるため、まず転職サイトに登録したい!と思ったらリクナビNEXTをオススメします。

MIIDAS

『MIIDAS』は、インテリジェンスが保有する7万人以上の転職者データを駆使したマッチングシステムが強みの転職サイトです。
他の転職サイトとの大きな違いは、「自分と類似した人材(学歴、年齢、経験スキル等)の転職実績」「自分が興味のある業界、職種には、どんな人材(学歴、年齢、経験スキル等)がどれくらいの年収で転職できたのか」を検索、閲覧できる点です。

また、MIIDASのオファーは「面接確約」ということも強みです。(一部例外あり)
必要な項目を入力すると適正年収を算出して条件に合致した求人がマッチングされたり、求人企業からのオファーを受けることができます。

キャリコネ

『キャリコネ』は年収・企業口コミサイトとして、多くのビジネスパーソンから支持を得ているサイトです。
「報酬」「働く環境」「やりがい」「出世」「ライバル企業」「残業・休日出勤」「長所・短所」「退職理由」「転職後のギャップ」「女性のキャリア」「経営者について」に加え、年収・給与明細、転職面接に関わる口コミを企業単体、地域、業界からチェックすることができます。

また、口コミだけではなく、転職サービスもあり、情報を精査しながら、求人を探すこともできます。
60秒ほどの無料簡単登録で企業の口コミ、案件情報をくまなくチェックすることができるので、オススメの転職サービスです。

Copyright© 転職index , 2018 All Rights Reserved.