- 子育てをしながら働かなければいけない、スキルはあるけれど今更フリーランスになれるのか
- スキルに自信がないけれど自分でもなれるフリーランスの仕事はあるの
この記事は以上のような悩みを解決できる記事になっています。
働く女性にとって、結婚や出産、子育てという人生のイベントはまだまだ大きな障害になっているのが現実です。
そんななかで、フリーランスという働き方があるのはご存知ですか?うまく仕事を得ることができれば在宅でも収入が得ることが可能なフリーランス。
この記事では、女性に向けてフリーランスという働き方についてを詳しく解説していきます。
女性フリーランスの現状について
フリーランスという働き方は女性でも稼ぐことができるのか?と、不安に思っていませんか?そんなあなたのために女性フリーランスの現状について調査したことをご紹介します。
女性フリーランスの収入や人生のイベントとの両立について知ることで、フリーランスという働き方を知ることができるでしょう。
フリーランスの主な働き方は2種類!平均年収や実態は?
現在、日本にはフリーランスは1,000万人以上おり、平均年収は186万円といわれています。
参考サイト:ランサーズ「フリーランス実態調査2018」



フリーランスの主な働き方はフリーランス協会の「フリーランス白書」によると、大きく2つに分けられます。
- 独立系フリーランス
- 副業系フリーランス
独立系フリーランスとは・・・
企業や組織に所属していない、雇用関係をもっていないフリーランスのこと
法人経営者や個人事業主、開業届を出していない「すきまワーカー」などが含まれます。
会社に勤める人が受けられる福利厚生の恩恵を受けられないことが、デメリットのひとつ。ただ、最近はフリーランス向けの福利厚生サービスが生まれているため、大きなリスクを伴うことはないでしょう。
副業系フリーランスとは・・・
企業や組織に所属しており、雇用関係のあるフリーランスのこと
派遣やアルバイトのような雇用関係も含まれます。本職とは別に仕事を請け負っている副業が当てはまるでしょう。
勤め先で加入している福利厚生の適用を受けられるため、副業禁止の務め先でない限りリスクの低い働き方といえます。
フリーランスとして働くには将来の生活を考えたうえで、理想の働き方を明確にしておきましょう。
すぐに独立することに不安を感じる人は、副業としてフリーランスの下積みをし、頃合いをみて独立することをおすすめします。
結婚・出産・育児と仕事の両立はフリーランスがおすすめ!
フリーランスは女性の人生イベントである、結婚や出産、育児と両立させやすい
ワーク・ライフ・バランスを向上させたい人、良い状態に保ちたい人こそ、フリーランスをおすすめします。将来のキャリアプランに悩んでいる今こそ、フリーランスという働き方を知っておきましょう。
結婚のときのキャリアと生活について
結婚するとなると、どうしても夫に合わせた生活になってしまいがちです。自分の時間はあと回しで、仕事と家事に追われる毎日といった女性が多くいます。そこに子育てが加わると、気が遠くなりそうになる気持ちは大変わかります。
フリーランスであれば時間や場所の拘束が解けるため、自分の時間を作りやすくなる
出産と子育てにおける働き方について
産休や育休は取りやすいよう改善されつつありますが、取得しづらい職場はまだ多くあります。いざ取得できたとしても、戻る場所があるかも怪しいところです。
フリーランスとして働いて休職中にもキャリアを積んでおけば、復帰や再就職で有利に働く
出産や子育て中は、どうしても今までどおりに働くことが困難になります。柔軟に働けるフリーランスをキャリアプランに組み込んではいかがでしょうか。

フリーランスを目指す女性におすすめの職種4選
フリーランスの仕事には女性が活躍している職種も多くあります。仕事によっては、女性ならではの視点や感覚を活かせるものもあります。そのなかでも、フリーランスとして働きたい女性におすすめの職種をご紹介します。
おすすめの職種1: ライター
初期投資が少なく、パソコン操作と日本語さえ分かれば始められます。特殊なスキルはとくに必要ありません。
ライターといっても、ブログ記事の作成やWeb記事の作成、キャッチコピーの提案(コピーライティング)、ブックライティング(書籍・小説の執筆)など多種多様です。年収は約10~500万円と幅広く、専門性の高い記事を書ける人ほど多くの収入を得られます。
パソコンの扱いに慣れている人や文章能力に自信がある人ほど、とっつきやすい仕事です。
おすすめの職種2: デザイン
デザインの仕事には、イラストレーターやデザイナー、Webデザイナーなどがあります。仕事や趣味でデザインに関わりのあった人が始めやすいでしょう。
学生も参入しているため、初心者にも始めやすい業種です。デザイン系のスキルや資格を持っているならば、活かすチャンスです。
年収は約100~500万円。自分のホームページやポートフォリオでアピールすることで、仕事を得るチャンスが広がります。スキルを上げるだけでなく、自分をいかに売り出すかも大切です。
おすすめの職種3: エンジニア
専門知識であるエンジニアは需要も多く、高い収入を見込めます。年収の平均は300~1,000万円。
プログラマーやアプリケーションエンジニアなどが活躍できるでしょう。
初心者が挑戦する場合はプログラミングの基礎から勉強することをおすすめします。今後も需要が増えることが期待されるIT業界、プログラミングは今から勉強しても遅くありません。
フリーランスのエンジニアとしてうまくやっていくには、バグに対応する根気強さだけでなく、依頼者とやり取りするためのコミュニケーション能力も必要です。
クライアントの無理難題やワガママに対し、毅然とした態度で対応できるようになっておきましょう。
おすすめの職種4: セラピスト
セラピストは女性に人気の職種です。アロマセラピスト、ボディセラピスト、フットセラピストなどがあります。
フリーランスセラピストは、個人で開業し、自宅でのセラピーや依頼者のところへ出張してセラピーを行います。講習や講演会で収入を得る人もいます。
個人経営の場合は宣伝が大切です。お客さんを多く集めるには、広告や口コミなどで集客します。セラピーに必要な勉強だけでなく、お店の売り込み方の勉強も重要となります。
女性フリーランスになるメリット5つ
フリーランスは会社員でいるよりも損することが多いように思える。そうお考えのあなたに、女性フリーランスとなったときのメリットを5つご紹介します。
会社員では得られないフリーランスのメリットを知ることで、フリーランスという働き方が女性に合っているか分かるでしょう。
女性フリーランスのメリット
- 仕事の量や時間、場所を好きなように選べる
- 持っている知識や経験を活かせる
- 仕事したぶんだけ収入になる
- 人間関係に振り回されない
- フリーランスはキャリアとしても活きる
メリット1: 仕事の量や時間、場所を好きなように選べる
フリーランスの最大のメリットは仕事の自由度です。自分の好きなように仕事の量や時間を調整でき、自分の好きな場所で働けます。


そのため、家事・育児とのバランスがとりやすく、家族の病気やケガなどにも対応可能。在宅で働く場合は、通勤電車で人にもまれることもなく、車で渋滞にはまることもありません。出産の時期や育児の大変な時期のみ、仕事を減らすことも可能です。
フリーランスは融通が利き、柔軟に働き方を変えられることが魅力といえます。
メリット2: 持っている知識や経験を活かせる
現在の仕事に活かせていない知識や経験を、フリーランスなら活かせることができます。
学生時代に学んだこと、趣味で学び得た知識と経験など、現在の仕事で使っていない知識・経験も需要があります。専門知識であれば、高い収入を得やすいでしょう。
自分ではなんてことのない知識や経験でも、他の人には需要があることも。フリーランスとして働くことにより、価値を見出すこともできるのです。
メリット3: 仕事したぶんだけ収入になる
フリーランスの仕事は働いただけ、収入が得られます。サービス残業で時間を消耗するのは、もうやめませんか?
フリーランスで空いた時間を活用し、副収入を得るもよし。会社を辞め、自分の目標金額まで稼いで、残った時間をまったり過ごすもよし。強制されず、自分の裁量で働く時間をコントロールできるのは、フリーランスの良いところです。
仕事しただけ収入を得られるため、達成感も得られます。
メリット4: 人間関係に振り回されない
フリーランスは人と無理に接する必要がないため、人間関係に振り回されることはほとんどありません。フリーランスは依頼者と受注者とのやり取りのみ。
組織に所属しているわけではないため、上司や部下、同僚などと関わる必要がありません。変な気遣いや、暗黙のルールに従う必要もなし。パワハラやセクハラ、いじめのリスクも大きく軽減されるのです。
現在の職場の雰囲気や人間関係が耐えられない人はフリーランスとして働くことを、前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
メリット5: フリーランスはキャリアとしても活きる
産休・育休から職場復帰や再就職するとき、フリーランスとしてのキャリアが活きます。フリーランスとして仕事をしていれば、感覚や知識を大きく損なわないため、スムーズに仕事へ復帰できるでしょう。
フリーランスで良い実績を残していれば、産休・育休前よりも良い仕事につけるチャンスも得られます。フリーランスは働き方しだいで、あなたの強みとなってくれるのです。

フリーランスとして働く前に知っておくべきこと
自由が売りのフリーランスですが、自由ゆえに自己管理が大切
知らなかったでは済まされない注意点もあるため、フリーランスとして働く前に知っておくべきことをご紹介します。この章を読むことで、フリーランスでの挫折を回避しやすくなるでしょう。
- 確定申告を忘れずに
フリーランスは会社が処理してくれていた税務を自分で行う必要があります。毎年、確定申告が必要となるため、事前に学んでおきましょう。税理士に依頼することもできるため、お財布と相談して検討してみることをおすすめします。夫の扶養に入る場合は、扶養がはずされない金額を事前に把握しておくと安心です。
- 主な収入源を分ける
フリーランスは収入が安定しないため、収入源を分割しましょう。主な収入先を一つに絞ってしまうと、突然仕事がなくなったときに困ります。メインの仕事と別に、ブログや投資などで利益を得られるようにすると良いでしょう。受注を3~5社に分割することも忘れずに。
- フリーランス向け福利厚生サービスがある
現在、フリーランス向けの福利厚生サービスが提供されています。主な提供会社はクラウドソーシング企業の「クラウドワークス(CrowdWorks)」や「ランサーズ」、福利厚生代行サービスの大手である「株式会社ベネフィット・ワン」です。フリーランスには心強いサービスが提供されていますので、入会することを検討してみてはいかがでしょうか。
- 仕事は自分から取りに行くことが大切
フリーランスは会社員と違い、待っていても仕事は来ません。実績のあるベテランになるまでは、自分から積極的に仕事を取りに行くことが大切です。自分が提供できる「価値」を求めている人へ営業をかけるのです。需要と供給を把握し、自分にとって有利なマーケットで仕事を獲得しましょう。
フリーランスに関しては、こちらの記事で詳しく説明していますので参考にしてみてください。
【本当に生活できる?】フリーランスで仕事をする前にチェック!
【自由に仕事をしたい!】フリーランスで働くためにやること
女性フリーランスのまとめ
女性もフリーランスとして働くことは十分に可能です。あなたが持つ知識や経験はフリーランスで活かすことができます。フリーランスになり、会社員の頃より稼げるようになった人や、独立に成功した人もいます。
フリーランスという働き方は自由度や裁量の高さ、生活と両立しやすい面で評価されている
結婚や出産、子育てを控える女性にとって、今後のキャリアプランは重要です。フリーランスの職種は、専門知識が必要なものから必要でないものまで多種多様なため、あなたに合った仕事がきっと見つかるはずです。
あなたにとって理想の働き方を明確にし、実現させましょう。