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【退職の流れを知ろう!】円満に仕事を辞めるためにやるべきこと

早出、夜勤は当たり前…。残業代も出してくれない有休も当然とれない上司はねちねち嫌味を言ってくる、こんな会社辞めてやる!もう明日から出勤しない!
気持ちは分かるけど、いきなり辞めるのは悪手よ。まずは退職の流れを確認しなきゃ。

円満に仕事を辞めるためにやるべきこと

物事には順序があります。

順序を間違えると思った通りのゴールにたどり着けないこともしばしば。退職を決意しても、後味の悪い去り方は嫌ですよね。できれば円満に辞めたいものです。

早く目的を達成(=退職)したい気持ちはわかりますが、たとえ面倒なことや苦痛に感じることをやらなければならなくても、正しい順序で進んでいくことが幸せ(=円満退職)への近道だと思います。

退職の流れをつかんで、順序立てて行動していきましょう。

  1. 退職する意思を固める
  2. 就業規則を確認
  3. 退職日の設定
  4. 上司に口頭で退職の意思表示
  5. 「退職願」の作成
  6. 上司に「退職願」を直接渡し、退職の許可をもらう
  7. 退職届を提出する
  8. 退職日までにしておくこと
  9. 退職

step
1
退職する意思を固める

すでに転職先が決まっている場合は別ですが、そうでない場合は、退職しても本当に後悔しないか、慎重に判断しましょう。

転職にはメリットだけではなく当然リスクもあります。

step
2
就業規則を確認

自分が勤めている会社の就業規則の「退職」に関する項目に目を通し、退職願や退職届の扱いがどうなっているか確認してみましょう。

中には上司に退職をなかなか許可してもらえないケースもありますが、就業規則にルールがしっかりと記載されていれば交渉もしやすくなります。

また会社によっては退職願や退職届の提出を義務付けていたり、提出の期限を設定している場合もあります。

一般的には退職希望日の1~2ヶ月前に提出する会社が多いとされていますが、会社によっても違うので必ず確認するようにしましょう。就業規則に書いてある内容を守らないと、当然退職は受理されません。

step
3
退職日の設定

まずは退職日を設定しましょう。

有給が残っている場合は有給を使いきった日が正式な退職日となります。退職願を出す日から1ヶ月後を目安に設定すると良いでしょう。

また会社の締めに合わせて退職をすると会社の経理をする人にとっては助かる部分もあるので締めに合わせてあげると親切です。ただし会社によっては締め日は忙しかったりする場合もあるので、事前に上司に退職日については相談をしておくのがベター。

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4
上司に口頭で退職の意思表示

書面で提出することにためらいがある人はまずは、口頭で上司に退職の旨を伝えましょう。了承されれば、恐らく書面で通知するように指示を受けるはずです。

口頭ベースだと、説得されて結局辞められなかったというケースもあるので注意が必要

step
5
「退職願」の作成

退職の意思は口頭で伝えてもOKで、退職願の作成は、基本的に必須ではありません。

口頭で上司に退職の旨を伝えたものの結局説得されてしまって辞められないというケースを防ぐためにも最初から書面で通知するというのも有効な手段です。

書面として出すことで上司や会社側もその深刻さについて考えてくれるようになるはずです。

自分の意思が固いことを間接的に伝えたい場合は、作成するべきね。
手元に退職願を持っているほうが、話しやすいっていう人もいるかもしれないわね。

こんな場合もある

  • 退職されたくない上司の場合は、いきなり退職願を持ってくることをよく思わない場合もある
  • 自分が退職することを引き止められそうな場合や、長い間良好な関係を築いてきた場合は、まずは口頭で退職することを伝えるほうがいい場合もある

相手を不快にさせてしまうと、ムキになって退職を断固として拒否されたり、余計なストレスを抱えてしまうかもしれません。どのように退職を伝えるかは、相手の様子を踏まえて、慎重に判断する必要があります。

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6
上司に「退職願」を直接渡し、退職の許可をもらう

退職することに対して合意をもらい、退職日を決定しましょう。

この時に、会社指定の退職届があるかどうか確認しておくと、後々スムーズに手続きが出来ます。

  • 退職理由を聞かれたらハッキリと答えられるようにしておこう
  • 退職理由がネガティブな場合は建前でもいいので不快にならない理由を述べた方がよい

step
7
退職届を提出する

退職することに対して合意をもらったら、退職届を提出しましょう。

後々のトラブルを避けることにもつながるので、しっかりと提出しておくほうがいいでしょう。

step
8
退職日までにしておくこと

退職までに業務に引き継ぎを行っておく必要があります。自分だけ特殊な業務を行っていた場合にはマニュアルを作成する必要もあるかもしれません。

step
9
退職

退職届の提出が完了したら、退職日に向けて、引き継ぎなどをしっかり進めていきましょう。

自分だけ特殊な業務を行っていた場合、マニュアルを作成する必要があるかもしれない
立つ鳥跡を濁さず」という言葉もあるように、できるだけ周りに迷惑をかけずに退職できるのが理想よ。

退職した後も、なんらかの形でまた仕事を一緒にする可能性があるので、悪い印象を与えないほうが無難です。

退職準備と転職活動を同時に行うときの注意点

退職から次の仕事までの期間の設定には気をつけてください。

内定をもらってから


いつから働けるか転職先に伝えておく必要がある

基本的には内定が出てから会社に退職の旨を伝えるという方が大多数かと思いますが、転職先の希望もあるので、もしかすると内定をもらってから1ヶ後にきて欲しいと言われるかもしれません。

会社の就業規則では退職は1ヶ月前に申し出ることがルールになっていることが多いので、たいていの場合大丈夫でしょうね。
だけど実際に引き継ぎの業務が1ヶ月で終わるかどうかというところも検討する必要があるわね。

退職の意思が固い場合は3ヶ月前に言っておくと会社側としても助かるでしょう。

業務違反と捉えかねないために


休憩時間を利用して就職活動に当てるなどの行動は避ける

同僚に就職活動を行っていることなどを在職中に漏らさないようにしましょう。

こんなときどうすればいい?

円満に仕事を辞めるためにやるべきこと

退職を上司に引き留められてしまった場合

退職の意思を伝えた際、場合によっては退職することを考え直すように説得されることもある

あなたが職場にとって大切な人であったり、人手が足りていない場合は、チームの業績や上司の評価にも影響が出てしまうため、上司はあの手この手であなたを説得しようとするはずです。

それで自分の不満が完全に解決されたりするなら考え直す価値はありますが、ほとんどの場合そうはなりません。

一時の感情に惑わされないように注意しましょう。

給料アップなど条件面の改善を打診されることも

あなたを引き留めるために、給料アップを打診されることも場合によってはある

転職を考えるようになった理由が給料の部分にあるならば、具体的にどれくらい金額をアップしてもらえるか、しっかりと確認するようにしましょう。

他にも、やりたい事ができるように部署を異動させるなど、あなたの不平・不満を解決するかわりに会社に残るようお願いされる可能性もありますが、自分だけではなく他の人にも影響が出ないかなどを、しっかりと考慮した上で判断する必要があります。

退職の流れのまとめ

退職の流れのまとめ

退職の流れはつかめたかしら?これでも「もう明日から出勤しない!」なんて言わないわよね。
退職ってこんな流れがあったんだ…。早速、退職に向けて準備しなくちゃ、まずは就業規則の確認

すっきり晴れやかな気持ちで仕事を辞めたいものです。きちんと順序だてて計画的に円満退職への道を歩みましょう。

退職届や退職願については書き方も含めて詳しく説明している記事がありますので、こちらも参考にしてみてください。
退職届の書き方のポイント7つと退職前の心構え7つ【サンプル有】

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