この記事で解決できる悩み
- 転職エージェントって聞いたことあるけど登録したら何ができるの?
- 転職エージェントの利用は料金がかかるの?
- 転職エージェントは何を基準に選べばいいの?
誰からのサポートも受けずに転職活動を続けていくと、転職エージェントに力を借りたいと思うことがあるでしょう。
とはいえ何かとお金のかかる転職活動なので、利用料金はできるだけ抑えたいですよね。
この記事を読めば、転職エージェントを利用することのメリットや料金、選び方を理解できます。
私も転職エージェントのメリットを理解したことで、自分にあった転職エージェントがわかり、転職活動をスムーズに進められました。
それではまず、転職エージェントの一般的な利用の流れを見ていきましょう。
転職エージェントの一般的な利用の流れ7ステップ


転職エージェントを利用する一般的な流れを知っておくと、転職までの動きがわかりやすくなり、無駄なコストを減らせます。
転職エージェントの利用の流れは、7つのステップになっています。
転職エージェントの利用の流れ7ステップ
ステップ1:転職エージェントへ登録
ステップ2:転職エージェントの担当者と面談
ステップ3:自分に合った求人紹介を受ける
ステップ4:興味を持った企業へのエントリー
ステップ5:転職希望先の企業からの選考(書類・面接)
ステップ6:転職希望先の企業の内定
ステップ7:現在の勤務先と退職交渉
では、詳しく説明していきます。
ステップ1:転職エージェントへ登録
まずは転職エージェントに登録しましょう。
転職エージェントを選ぶコツは記事の後半で詳しく解説します。
ステップ2:転職エージェントの担当者と面談
転職エージェントに登録したら、担当者と面談の時間を設けます。
どのような仕事をしたいのか、どのような企業に転職したいのか、あなたの要望を転職エージェントに知ってもらうためです。
「転職しようか迷っている」「自分に向いている仕事がわからない」といった曖昧な状態でも、自分の考えをまとめるきかっけになるので、転職エージェントに登録して面談することをおすすめします。
ステップ3:自分に合った求人紹介を受ける
転職エージェントを利用することで、自分では気づかなかった魅力を持つ企業へのエントリーや、非公開の求人を紹介してもらえる可能性があるので、転職先の選択肢が広がります。
転職のプロがあなたに合った求人を見つけてくれるでしょう。
ステップ4:興味を持った企業へのエントリー
担当者に紹介された企業の中で、興味のある企業があればエントリーします。
転職のプロと一緒に選んだ企業なので、安心してエントリーできます。
ステップ5:転職希望先の企業からの選考(書類・面接)
履歴書や経歴書といった選考書類の効果的な書き方や、面接の練習も転職エージェントがサポートしてくれます。
どちらも適切なフィードバックをもらうことで上達できます。とくに面接練習は1人ではできないので、転職エージェントをうまく活用しましょう。
ステップ6:転職希望先の企業の内定
選考を通過すれば、晴れて転職先が決まります。
もし複数の内定が決まってどこに決めるか迷ったら、転職エージェントに相談しましょう。
給与や労働条件の交渉も大半の転職エージェントがサポートしてくれます。
ステップ7:現在の勤務先と退職交渉
転職先が決まって、いざ退職というときに、現在の勤務先から引き留められる場合もあるでしょう。
転職エージェントは退職の交渉はしませんが、退職のアドバイスはしてもらえるので、うまく活用しましょう。
転職エージェントを使って転職活動するメリット3つ



転職エージェントのメリットを知れば、転職エージェントを利用しやすくなります。
あなたの転職をより良いものにするために、転職エージェントのメリットについて理解しましょう。
転職エージェントを使って転職活動するメリット3つ
転職エージェントの利用メリット1:企業とのやり取りを減らせる
転職エージェントの利用メリット2:待っているだけで求人を持ってきてくれる
転職エージェントの利用メリット3:転職で悩んでいることはすべて相談できる
転職エージェントの利用メリット1:企業とのやり取りを減らせる
転職エージェントが企業とあなたの間に入ってくれるので、企業との煩わしいやり取りを減らせます。
転職エージェントの利用メリット2:待っているだけで求人を持ってきてくれる
自力で転職活動をする場合、転職サイトで求人を探したり、自分から企業に連絡するなど手間がかかります。
転職エージェントを利用すれば、最初に条件を伝える必要はありますが、あとはこちらから働きかけなくても待っていれば、転職エージェントから求人が紹介されます。
転職エージェントの利用メリット3:転職で悩んでいることはすべて相談できる
転職で悩んでいることを転職のプロである転職エージェントの担当者に相談できるのも大きなメリットです。
転職そのものを迷っている、選考書類の書き方のコツや面談の注意点など、転職初心者は転職に関することは何でも聞いてみましょう。
転職エージェントを使って転職活動するデメリット3つ



転職エージェントのデメリットを知れば、エージェントを使う前に気をつけるポイントが分かります。
転職を成功させるためにも、デメリットについて理解しましょう。
転職エージェントを使って転職活動するデメリット3つ
転職エージェントの利用デメリット1:転職サイトよりも求人数が少ない
転職エージェントの利用デメリット2:担当者との相性が重要になる
転職エージェントの利用デメリット3:企業とのやり取りはないが担当者とのやり取りが多くなる可能性がある
転職エージェントの利用デメリット1:転職サイトよりも求人数が少ない
まずひとつ目に、転職サイトと比較すると、転職エージェントは取り扱う求人数が少ないデメリットがあります。
しかし、内定率は転職エージェントの方が高いといわれていますので、転職を成功させたいなら転職エージェントの利用がおすすめです。
自分が気になる求人がないと思う場合は、複数の転職エージェントに登録することでデメリットを減らせますよ。
転職エージェントの利用デメリット2:担当者との相性が重要になる
自分だけで転職活動をする場合は企業との相性が重要になりますが、ひとつの企業と相性が悪くても、他の企業にあたれば良いことです。
ですが、転職エージェントの担当者は一度決まったら基本的に転職先が決まるまで一緒に活動していくことになります。
担当者との相性が悪いと転職活動をすすめるのもやりにくくなりますので、相性が悪いと感じたら担当者を変更してもらうか、転職エージェントを変えて対応しましょう。
転職エージェントの利用デメリット3:企業とのやり取りはないが担当者とのやり取りが多くなる可能性がある
メリットとして企業とのやり取りが少なくなる一方で、担当者とのやり取りが多くなる可能性があるのはデメリットといえます。
担当者とのやり取りの応酬に疲れて転職活動がやりにくくなる、ということも充分にあり得ます。
そのような場合は、連絡のタイミングを調整してもらったり、やり取りの回数を減らすなど、正直に担当者に気持ちを伝えることをおすすめします。
転職サイトと転職エージェントの違いについての記事をチェック
転職エージェントが利用料金が無料な理由
大半の転職エージェントでは、利用料金が無料です。
転職エージェントは、採用が決まった企業から成功報酬を受け取る仕組みになっています。
実際に転職エージェントが受け取っている報酬は、紹介した転職者の年収の約30%前後の報酬とされています。
たとえば、転職後に年収500万円になった場合は、150万円がエージェントの報酬、という計算になります。
企業はなぜ転職エージェントを使うのか
企業側にとっては、転職エージェントを利用せずに採用を進めるとコストが大きくなる場合が多いです。
求人サイトへの掲載は週に十数万円から数十万円の掲載料でできますが、応募がなかったり良い人材に巡り合えず結局ひとりも採用できなかった場合でも、利用料金を取られます。
転職エージェントを利用すれば、応募者との適切なマッチングや応募者の選考書類・面接のサポートを行ってくれ、採用の確率があがりますし、成功報酬型のため採用がなかった場合は支払いが発生しません。
転職エージェントの利用は、企業にとっても大きなメリットとなるのです。
自分に合った転職エージェントを選ぶ3つのコツ
自分に合った転職先を見つけるために、まずは自分に合った転職エージェントを見つけましょう。

自分に合った転職エージェントを選ぶ3つのコツ
コツ1:複数のエージェントに登録する
コツ2:専門職の場合、その専門のエージェントに登録をする
コツ3:相性のいいエージェントに絞る
コツ1:複数のエージェントに登録する
転職エージェントは転職サイトに比べて求人数が少ないです。
複数の転職エージェントに登録すれば、転職候補の企業は増えますよね。
また、他の転職エージェントと比較しながら転職をすすめることで、本当に自分にマッチした企業なのかを知ることができ、あなたの可能性も広がります。
コツ2:専門職の場合、その専門のエージェントに登録をする
転職エージェントには2種類あります。
業界を横断して大量の求人案件を持つ「総合型転職エージェント」と、業界やターゲット層を絞った専門的な求人案件を取り扱う「特化型転職エージェント」です。
「特化型転職エージェント」は、IT系専門、アパレル専門、女性向け企業専門など、ひとつの業界に特化しているので、専門分野で転職を考えている人は特化型の転職エージェントを活用すると、相性の良い企業を見つけやすくなるでしょう。
コツ3:相性のいい転職エージェントに絞る
転職エージェントの担当者も人である以上、相性があります。
どうしても転職エージェントの担当者と相性が良くない、転職活動の進め方に不安を感じる、などあるときは、遠慮なく申し出て担当者を変更してもらうか、相性の良い転職エージェントのみに絞ることをおすすめします。

転職エージェントを選ぶコツについての記事をチェック
【転職エージェントの利用料金】まとめ
転職エージェントの利用料金のまとめ
- 転職エージェントには企業が成功報酬を支払うので、転職者は無料で利用できる。積極的に活用しよう。
- 転職希望者は転職に関する様々なサポートを受けられるメリットがある。転職の流れをよく知って転職活動を進めよう。
- 自分に合った転職エージェントを選ぶコツは、複数の転職エージェントに登録することと必要であれば専門の転職エージェントに登録すること。
いかがでしたか?
転職をスムーズに進めるためにも、転職エージェントの活用がおすすめです。
上記を実践することで、転職エージェントを適切に活用した転職活動ができ、あなたの希望の転職に結びつくでしょう。
転職エージェントの活用であなたに合った転職を実現しましょう。