この記事で解決できる悩み
- 転職フェアに行けば転職で有利になるの?
- 転職フェアに参加するメリットが知りたい!
- 転職フェアには何を持ってどんな恰好で行けばいいの?
転職を希望する人のなかには、転職フェアに興味があるけれど参加したことがない方もいるでしょう。
この記事では、転職フェアを利用するメリット・デメリットや、転職フェアへ参加するときのコツを紹介します。
転職活動中の方はもちろん、これから転職活動をはじめる方にも、転職フェアで得られる情報はきっと役に立つはずです。
注意点
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、転職フェアの中止の決定が報告されています。
4月以降の開催については状況による判断となるため、各転職フェアのホームページをチェックすることをおすすめします。
それではまず、転職フェアがどういったものなのかを見ていきましょう。
転職フェアとは
転職フェアでは、入場・参加無料で一度に複数の企業の情報収集ができます。




求人情報や企業のホームページからだけでは、詳しい仕事内容や職場の雰囲気などは充分にわかりません。
そして、通常は書類選考を通過し面接に進まなければ、企業の採用担当者と会うことができないのです。
多くの企業が出展している転職フェアでは
- 書類選考なしに企業の担当者と直接話をすることができる
転職後のミスマッチを防ぐためにも、全国各地で開催されている転職フェアで効率よく転職情報を得ましょう。
転職フェアを利用するメリット6つ
転職フェアは、書類選考を通さず企業の担当者と会える貴重な機会です。
年齢や転職回数が理由で書類選考を通過できない人にも、直接採用担当者と話ができるチャンスです。
ここでは、転職フェアを利用するメリットを6つ紹介します。
転職フェアを利用する6つのメリット
- 一度にたくさんの企業の採用担当者と会える
- 転職先の選択肢を広げられる
- 企業のことが詳しく知れる
- 転職前に働く仲間に合って職場の雰囲気が探れる
- 転職アドバイザーに相談できる
- 転職に役立つ講座やコーナーでノウハウを収集できる
転職フェアのメリット1:一度にたくさんの企業の採用担当者と会える
ひとつ目のメリットは、書類選考なしに一度にたくさんの企業の採用担当者と会えることです。

そのため、書類選考なく短時間で企業の比較ができる転職フェアを利用することは有益といえるでしょう。
転職フェアのメリット2:転職先の選択肢を広げられる
2つ目のメリットは、転職先の選択肢を広げられることです。
その理由は、自由に参加できるからこそ、そこまで関心のなかった企業でも気軽に話を聞くことができ、改めて自分にマッチした企業や業種の選択肢が見つかることもあるからです。
新しい自分の可能性に気づき、これまで転職先として考えていなかった企業に興味を持つかもしれません。
実際にこのような意見がありました。
男性参加者の感想
話を聞いてみたら意外な業界の仕事で自分のスキルを生かせることが分かり、今の業種にこだわり過ぎずに仕事を検討してみようと思った。
転職フェアといっても、業種や職種を限定したもの、女性向けの転職フェア、U・Iターン希望者向けなど、開催内容や開催場所、規模などさまざまです。
希望の業種や職種が明確でない場合も、キャリアアドバイザーに相談できるブースが設けられているなど、転職活動のサポートを受けられます。
転職フェアのメリット3:企業のことが詳しく知れる
3つ目のメリットは、企業のことが詳しく知れることです。


企業の担当者と話しやすい距離感で、直接会話を通じて企業との相性を肌で感じ取れる貴重な機会となるでしょう。
実際にこのような意見がありました。
24歳 女性参加者の感想
企業の方と話すことでWebサイトを見るだけでは分からないことを聞けたことが大きな収穫でした。
引用:doda「来場者の声」
転職フェアのメリット4:転職前に働く仲間に合って職場の雰囲気が探れる
4つ目のメリットは、転職前に働く仲間に合って職場の雰囲気が探れることです。
企業ブースには採用担当者だけでなく他の社員が同席していることが多く、社員同士のやりとりを見て、実際の職場の雰囲気がわかるからです。
また、実際に話をすることで仕事の大変さややりがいなど具体的な仕事内容を知ることができるかもしれません。

実際にこのような意見がありました。
女性参加者の感想
社員同士のやりとりを見ることができ、企業の雰囲気を感じることができた。こういうのは直接見ないと分からないことだと思う。
転職フェアのメリット5:転職アドバイザーに相談できる
5つ目のメリットは、転職アドバイザーに相談できることです。
転職の悩みや不安を抱えたままでは、転職活動をうまく進めることができないからです。
次のような転職の悩みや不安があれば、解消できるチャンスなので相談サービスの利用をおすすめします。
転職の悩みや不安
- 転職するかどうか迷っている
- 自分に合う仕事があるのか
- キャリアプランの構築方法
- 書類選考に通過するための書類の書き方
- 面接で有効な自己アピール方法
実際にこのような意見がありました。
女性参加者の感想
キャリア相談コーナーで、自分では気付かないことについてもアドバイスがあったため役立った。今までとは違った転職先の探し方など、迷っていた部分がスッキリしたので、良かったです。
転職フェアのメリット6:転職に役立つ講座やコーナーでノウハウを収集できる
6つ目のメリットは、転職に役立つ講座やコーナーでノウハウを収集できることです。

履歴書に添付する証明写真を無料で撮影してくれるコーナーや、条件を満たせば電子マネーがもらえる転職支援金システムもあります。
転職フェアに参加し、転職活動に有効なサポートをうまく利用し転職活動をスムーズに進めましょう。
実際にこのような意見がありました。
男性参加者の感想
講演を聞いて履歴書で書かないほうが良い点や、今まで書いてなかったがアピールになる経験が分かった。
転職フェアを利用するデメリット2つ
転職フェアには多くの求職者が集まります。
目的なく参加するとライバルの多さに圧倒され、行きたい企業が見つからないなど、参加自体を後悔することもあるようです。
ここでは、転職フェアを利用するデメリットを2つ紹介します。
転職フェアを利用する2つのデメリット
- 必ずしも転職したい企業があるとは限らない
- 人気ブースは待ち時間が長いことがある
転職フェアのデメリット1:必ずしも転職したい企業があるとは限らない
ひとつ目のデメリットは、必ずしも転職したい企業があるとは限らないことです。
規模の大きい転職フェアには数百社が出展しています。


気持ちを引き締めて、目的意識をしっかり持って臨みましょう。
転職フェアのデメリット2:人気ブースは待ち時間が長いことがある
2つ目のデメリットは、人気ブースは待ち時間が長いことです。
もちろん人気のブースには希望する求職者が殺到することが理由です。
待ち時間が長いと効率よく回ることができないため、次のような対策を考えましょう。
待ち時間を避けるポイント
- 行列になる前を狙って早い時間に会場入りする
- 人が少なくなるイベント終了時間ちかくを狙う
転職フェアに参加するときのコツ4つ
時間を割いて転職フェアに参加するのですから、無駄足にならないようにしたいですよね。
参加前にしっかり準備をしておけば、効率的に情報収集ができます。また、転職フェアのホームページから事前登録をすると、特典が得られることもあります。
ここでは、転職フェアに参加するときのコツを4つ紹介します。
転職フェアへ参加するときのコツ
- 参加する目的を明確にする
- 事前に出展企業を把握しておく
- 履歴書や職務経歴書を持参する
- 転職フェアの参加後に情報を整理する
転職フェア参加のコツ1:参加する目的を明確にする
ひとつ目のコツは、転職フェアへ参加する目的を明確にすることです。目的を持たずになんとなく参加すると、効率よく回れず時間を無駄にすることになるからです。

転職フェアに参加する目的がはっきりしていれば、より有益な求める情報が得られますよ。
転職フェア参加のコツ2:事前に出展企業を把握しておく
2つ目のコツは、事前に出展企業を把握しておくことです。
なぜなら時間は限られており、希望する企業の情報をできるだけ多く得たいからです。

ポイント
- 複数の企業に同じ質問をすれば、比較することができる
さらに希望する出展企業に優先順位をつけて、ブースの場所を確認しておけば、効率よく回れるのでおすすめです。
転職フェア参加のコツ3:履歴書や職務経歴書を持参する
3つ目のコツは、履歴書や職務経歴書を持参することです。
履歴書や職務経歴書を用意しておけば、キャリア相談などで経歴が一目でわかるため、具体的なアドバイスがもらえるからです。それに、添削のサポートも受けられます。
また、転職フェアに出展する企業によっては面接予約まで進むこともあるようなので、持参することをおすすめします。
転職フェア参加のコツ4:転職フェアの参加後に情報を整理する
4つ目のコツは、転職フェアの参加後に情報を整理することです。
転職フェアで得た情報を振り返ることで、自分が希望する転職先の方向性に気づくきっかけになったり、実際の採用面接でプラスになることもあります。

このような振り返りは、あなたの転職活動に迷いがなくなり自信を与えてれます。
おすすめの転職フェア2つ
転職フェアを開催する会社には、それぞれ特徴があります。
ここでは転職フェアを開催するおすすめの2社を紹介します。
おすすめの転職フェアを開催する2社
出展企業300社以上で来場者数No.1「doda」
出典: doda
doda転職フェアの特徴
- 出展企業数300社以上
- 全国の主要都市で開催
- 転職アドバイザーによる相談が受けられる
- 職種・経験等を絞って出展している集中型転職イベントも開催
doda
は、300社以上の企業が出展する業界最大級の転職フェアを開催しています。
2019年の開催実績によると、東京では3日間で1万人が参加しています。
東京はもちろん、全国の主要都市で開かれるため参加しやすいのが特徴です。
経験職種、資格を活かせる集中型転職イベントの転職フェア セレクトも開催しているので、希望に応じてイベントを選ぶことができます。
1日で多くの企業と出会えて、自分の可能性を広げたいなら、dodaの転職フェアへの参加をおすすめします。
多数の大手・優良企業が出展する「マイナビ転職」
出典:マイナビ転職
マイナビ転職フェアの特徴
- 多くの大手・優良企業と出会える
- 社風などリアルな情報が得られる
- 転職に関するノウハウがわかるサポートが満載
- 事前登録でプレゼントがもらえる
マイナビ転職では、出展している多くの大手・優良企業と出会うことができます。
採用担当者や現役社員と話すことで、職場の雰囲気などリアルな情報を得られるため、気になることを質問しましょう。
また、転職に関する講演やキャリアプランの相談、履歴書の写真撮影など、無料で受けれるサポートも充実しています。
事前登録をしてから来場するとプレゼントがもらえることもあるので、事前にチェックしておくのをおすすめします。
転職フェアに関するQ&A
ここでは転職フェアに関するよくある質問をみていきましょう。
転職フェアに関する4つのQ&A
- Q1:参加者の男女比や年齢層は?
- Q2:どんな服装で参加すれば良いですか?
- Q3:転職フェアに必要な持ち物は?
- Q4:企業ブースでは、何を話せばいいですか?
Q1:参加者の男女比や年齢層は?
参加者の男女比や年齢層は?
はたらいくのはたらいく「来場者DATA」によると来場者の性別は、男性が7割で女性が3割という結果になっています
また年齢制限がないため、幅広い年齢層の方が参加しています。
年齢が理由で書類選考を突破できない人にとって、転職フェアは採用担当者に直接会って、あなたの存在をアピールするチャンスですよ。
Q2:どんな服装で参加すれば良いですか?
どんな服装で参加すれば良いですか?
- 服装が自由であっても、スーツの着用をおすすめします。
スーツでの来場は印象がよく、企業の担当者にも働いている姿がイメージしやすいからです。
また、マイナビ転職によると、過去の転職フェアの参加者の約8割がスーツで来場していたという結果がでています。

スーツの準備が間に合わない場合は、下記のような清潔感あるオフィスカジュアルを参考にしてください。
出典:マイナビ転職「転職フェア(イベント)で「勝つ」服装は?
持ち物や事前準備、会場の回り方」
Q3:転職フェアに必要な持ち物は?
転職フェアに必要な持ち物は?
- 必ず持っていきたいのが、筆記用具とメモ帳です。あとは、A4書類が入るカバンを持ちましょう。
また、転職に関わる相談を受ける場合、今までの経歴が一目でわかる履歴書と職務経歴書があれば具体的なアドバイスがもらえるため、持参することをおすすめします。
Q4:企業ブースでは、何を話せばいいですか?
企業ブースでは、何を話せばいいですか?
- 面接ではないので、気軽に仕事内容や職場の環境や待遇面など、気になることを質問しましょう。

また、同じ質問を複数の企業にすれば、比較ができるのでおすすめです。
転職フェアのまとめ
転職フェアは、転職がはじめての人にもすでに転職活動中の人にも、転職に役立つ多くの知識が得られる場です。
最後にもう一度、参加するメリットと参加するためのコツを確認しておきましょう。
転職フェアを利用する6つのメリット
- 一度にたくさんの企業の採用担当者と会える
- 転職先の選択肢を広げられる
- 企業のことが詳しく知れる
- 転職前に働く仲間に合って職場の雰囲気が探れる
- 転職アドバイザーに相談できる
- 転職に役立つ講座やコーナーでノウハウを収集できる
転職フェアへ参加するときのコツ
- 参加する目的を明確にする
- 事前に出展企業を把握しておく
- 履歴書や職務経歴書を持参する
- 転職フェアの参加後に情報を整理する
転職フェアに足を運んで、そこで得た情報をぜひ転職活動に生かしてくださいね。
-
転職の決心がつかないあなたのための転職イベント!参加メリット6つ
続きを見る