この記事で解決できる悩み
- 高収入の仕事ってどんな業種なの?
- 高収入の求人ってどうやって探せばいいんだろう
- 高収入の会社への転職を成功させるためのコツを知りたい
転職して高収入になりたいと思っていても、どんな業種が高収入なのかや、その業種に転職するコツを知らないと収入アップは望めません。
この記事では高収入の仕事に転職したい人に向けて、次のような内容を解説しています。
この記事の主な内容
- 高収入の転職先を見つける方法3つ
- 高収入の企業への転職を成功させるコツ5つ
この2つを理解すれば、自分の理想通りの企業に転職をすることができますよ。
それではまず、『業種別の平均年収ランキング』から見ていきましょう。
業種別の平均年収ランキング
マイナビ転職が発表している「2019年版 業種別 モデル年収平均ランキング」を参考に、どんな業種が高収入なのかを紹介します。
順位 | 業種名 | モデル年収(平均) |
1 | 外資系金融 | 1,315万円 |
2 | 不動産 | 751万円 |
3 | 専門コンサルタント | 716万円 |
4 | 生命保険・損害保険 | 699万円 |
5 | 証券・投資銀行 | 696万円 |
6 | 住宅・建材・エクステリア | 669万円 |
7 | 環境関連設備 | 646万円 |
8 | 精密機器 | 638万円 |
9 | 金融総合グループ | 621万円 |
10 | その他金融 | 610万円 |
10 | リフォーム・内装工事 | 610万円 |
高収入の業種1位は外資系金融、2位は不動産、3位は専門コンサルタントという結果になっています。
外資系が高収入なのは、優秀な人材の競争が激しいことや、個人の成果や実力を重視して報酬を払う文化を持つことが理由です。
また、不動産は営業の給与が「基本給+歩合制」であることが大きな要因で、専門コンサルタントはその分野に関する高度な専門知識や、資格が必要だからです。
平均年収が上位の業種には、ある分野に精通した知識や技術が必要だったり、成果を上げた分だけ収入が上がるといった共通点があります。
高収入の転職活動で苦労する2つのポイント
高収入を目指して転職しようと思ったとき、苦労するポイントは2つあります。
高収入の転職活動で苦労する2つのポイント
- 仕事内容がマッチングする求人案件が見つかりにくい
- 給与・待遇が合わない
それでは順番に見ていきましょう。
ポイント1:仕事内容がマッチングする求人案件が見つかりにくい
ひとつ目は、仕事内容が自分の希望にマッチングする高収入の求人が少ないことです。
前提として、高収入の仕事はポジションが限られているので、そもそも求人自体が多くありません。
さらに、高収入の仕事ではより優秀な人材を得るために、求人を出さずに縁故やヘッドハンティングで採用することが多いです。
また、高い専門性のある知識や経験を持っていても、企業側が求めている知識や経験と一致しなければ意味がありません。
以上の理由により、転職をしようと思っても自分の希望と仕事内容がマッチングする、高収入の求人案件が見つかりにくくなっているのです。
ポイント2:給与・待遇が合わない
2つ目は、自分と企業の間で人材価値の評価にずれが生じ、提示されている給与や待遇が希望と合わない場合です。
たとえば、実際の市場価値より自己評価が高く、スキルに見合わない収入の求人を探しているパターンがこれにあたります。
逆に業務内容や待遇が申し分なくても、現在の職場よりも給与が下がることで転職に踏み切れないケースもあります。
ただし、都心部と地方では収入の相場が違うので、UターンやIターンを考えている場合はその地域の収入の相場を考慮しましょう。
高収入の転職先を見つける方法3つ
高収入の転職先を探そうと思ったとき、なぜ苦労するのか理由がわかったところで、高収入の転職先を見つける方法を3つ紹介します。
高収入の転職先を見つける方法3つ
- 企業からのスカウト/ヘッドハンティングを受ける
- 知人からの紹介
- 転職エージェントからの紹介
方法1:企業からのスカウト/ヘッドハンティングを受ける
高収入の転職先を探すときにおすすめなのが、スカウト型の転職エージェントを利用することです。
自分の経歴やスキルを登録すれば、企業からスカウトのオファーが届きます。
企業側はこちらの登録した内容を見た上でスカウトをするので、より希望にマッチした企業に出会うことができますよ。

おすすめヘッドハンティング型の転職エージェント2社
- 即戦力重要視:
ビズリーチ
- ヘッドハンティング型転職エージェント: リクルートダイレクトスカウト
方法2:知人からの紹介
2つ目は、知人からの紹介で転職する方法です。
同業他社への転職を考えている場合なら、取引先や顧客、同僚などの紹介でスムーズに転職活動を進めることができます。
また、紹介された企業に勤めている人から、転職エージェントだけではわからない、生の声を確認できるメリットがありますよ。
ただし、知人からの紹介は転職後にミスマッチが起きても退職しづらかったり、仮に成果が出せないと自分の悪い評価が原因で、紹介してくれた知人の評価も下がるといったリスクもあります。
方法3:転職エージェントからの紹介
3つ目は、転職エージェントから高収入の求人を紹介してもらう方法です。
高収入な求人は「できるだけ優秀な人材を集めたい」「競合に動きを知られたくない」といった理由から、非公開求人として転職エージェントに募集を依頼しているケースが多いです。
なので、転職エージェントから非公開求人を紹介してもらうことで、より効率的に高収入な求人を探すことができます。
また、キャリアアドバイザーと面談して、自身のキャリアや市場価値を正しく把握することで、スムーズに転職活動を進めることができますよ。
高収入の企業への転職を成功させるコツ5つ
理想通りの企業を見つけても、採用されなければ転職することはできません。
ここでは、高収入の企業への転職を成功させるコツを5つ紹介します。
高収入企業へ転職を成功させるコツ5つ
- 採用企業を課題分析して、自分の貢献できる点を的確に伝える
- 職務経歴で実績をアピールする
- ビジネス英語をマスターしている
- じっくり時間をかけて転職活動をする
- 年収だけを意識しすぎない
コツ1:採用企業を課題分析して、自分の貢献できる点を的確に伝える
最初のコツは、企業の課題を分析し、それに対して自分がどう貢献できるかを的確に伝えることです。
たとえば、営業職の場合はコミュニケーション能力の高さ、マーケティング職の場合は視野を広く持ち物事を客観的にみることができる能力について説明しましょう。
より効果的にアピールするために、どうやってその能力を身につけたのか、実際のエピソードを交えて伝えるといいですよ。
大切なのは自分がその企業にとって雇う価値がある人材だとアピールすることです。
求人情報から企業が求めている人材を分析し、どうすれば自分を当てはめることができるか考えましょう。
コツ2:職務経歴書で実績をアピールする
2つ目のコツは、職務経歴書で実績をアピールすることです。
今まで行ってきた業務内容や、仕事に対してどのように工夫をしたのかなどを振り返って、キャリアの棚卸しを行い、自身の強みを明確にしましょう。
実績をアピールするときに大切なのは、成果がわかりやすいよう客観的な基準となる数字を出すことです。
また、成果を上げるためにどんな行動をとり、それがどのような結果に結び付いたのかをしっかり伝えましょう。
コツ3:ビジネス英語をマスターしている
3つ目のコツはビジネス英語をマスターすることです。
なぜなら、クローバル化が進んだことで、高収入の仕事ではほとんどのポジションで英語力が求められるようになったからです。
とくに高収入の外資系や大手企業などは、TOEICのハイスコアを採用条件とするケースが多いので、TOEICを受けて自分の英語力を把握しましょう。




ビジネス英語をマスターできれば、英語を習得するために努力ができる「学習意欲が高い人材」としてポテンシャルを見込まれるケースもありますよ。
コツ4:じっくり時間をかけて転職活動をする
次のコツは、じっくりと時間をかけて転職活動を行うことです。先述のとおり、高収入の求人案件はあまり数が多くありません。
その中にタイミングよく、自分の経歴・スキルや希望の待遇に合った求人がある可能性は低いです。
満足がいくよう転職を成功させるためにも、1年以上かけて良いところを見つけるつもりで、じっくりと時間をかけて転職活動を行いましょう。
コツ5:年収だけを意識しすぎない
年収を重視し過ぎて行った転職は、仕事内容や労働環境への不満を持つ可能性があります。ですから、年収だけを意識しすぎないようにしましょう。
たとえば、どんなに高収入の仕事でも、自由な時間が取れないほどの激務では働き続けることは難しいかと思います。
また、家族がいたり持ち家がある人は、転勤や赴任が必要になるのは避けたいですよね。
ですから、場合によっては多少の年収ダウンを許容しても、労働時間や勤務地などの条件を吟味して転職しましょう。



高収入の転職まとめ
高収入の求人は数が少ないので、希望とマッチする案件が見つかりにくいかもしれません。
そんなときは転職エージェントを上手に使って企業を探しましょう。
とくに、スカウト型の転職エージェントは、企業側がこちらの経歴を見てスカウトしてくれるので、よりマッチングしやすい企業と出会うことができますよ。
最後に転職を成功させるコツをもう一度確認しましょう。
高収入の転職まとめ
- 採用企業を課題分析して、自分の貢献できる点を的確に伝える
- 職務経歴で実績をアピールする
- ビジネス英語をマスターしている
- じっくり時間をかけて転職活動をする
- 年収だけを意識しすぎない
おすすめヘッドハンティング型の転職エージェント2社
- 即戦力重要視:
ビズリーチ
- ヘッドハンティング型転職エージェント: リクルートダイレクトスカウト
理想の企業を見つけたら、このコツを意識して転職を成功させましょう。
あなたが満足できる転職ができますように。