この記事で解決できる悩み
- Javaが学べるおすすめのプログラミングスクールが知りたい
- Javaってどういう言語なの?
- Javaを学ぶとどんな分野で活躍できるのか知りたい
この記事では、人気の高いプログラミング言語Javaの特徴や、Javaを学ぶためのスクール選びのポイントを紹介しています。
自分に合ったスクールを選んで、Javaエンジニアとして活躍するための参考にしてみてくださいね。
おすすめのスクールをすぐ知りたい人は「Javaの習得におすすめプログラミングスクール5選」からチェックしましょう!
Javaが学べるプログラミングスクール5社を比較
プログラミングスクール | 転職 支援 | 転職 成功率 | 入会金 | 料金 /日 | 受講 教室 | オン ライン | 社会人 向け |
TechAcademy Pro ![]() | ◯ | – | – | 0.35 万円〜 | – | ◯ | ◯ |
テックアカデミー ![]() | ◯ | – | – | 0.35 万円〜 | – | ◯ | ◯ |
CodeCamp ![]() | ◯ | ◯ | 3 万円 | 0.24 万円〜 | – | ◯ | ◯ |
侍エンジニア塾 | ◯ | ◯ | 2.9 万円 | 0.24 万円〜 | – | ◯ | ◯ |
GEEK JOB | ◯ | ◯ | – | 0.22 万円~ | 東京 | ◯ | ◯ |
人気の高いJavaの特徴4つ
Javaは日本をはじめ、海外でも人気の高いプログラミング言語です。
GitHub社の調査によると、Javaは2018年時点で世界で2番目に人気の言語としてランクインしており、過去10年に渡りランキング上位を維持している、非常に人気の根強いプログラミング言語なのです。
Javaには主に以下の4つの特徴があります。
Javaの特徴4つ
- 需要が多い
- 幅広い開発環境に対応
- 効率的に開発できる
- 高収入を期待できる
ひとつずつ見ていきましょう。
特徴1:需要が多い
ひとつ目の特徴は、需要が多いことです。
エンジニア向け転職サイト、レバテックキャリアの調査によると、2019年時点の「プログラミング言語別新規求人案件割合ランキング」で、Javaは2位のPHPに2倍以上の差をつけて1位を獲得しています。
出典:転職求人の多いプログラミング言語、2位は「PHP」 1位は……(#SHIFT)
Webサービスからスマホ開発まで、幅広い分野で使用される言語であるため、求人数は圧倒的に多いのです。
また、そういった多くの需要に対して、Javaを扱えるプログラマーの数が足りていないことから、Javaを扱えるエンジニアは市場価値が非常に高くなっています。
ですので、就職や転職の際に困ることはまずないですよ。
特徴2:幅広い開発環境に対応
2つ目の特徴は、幅広い開発環境に対応していることです。
Javaは「Java Virtual Machine(Java開発マシーン)」という仮想マシーン上で動いています。
この仮想マシーンが各OSの橋渡し的な役目を果たしており、どのPCからでも簡単にJavaを起動できるのです。
WindowsやmacOS、LinuxやSolarisなど、各エンジニアや企業によって使用されるOSはさまざまですが、それらに依存せずあらゆるプラットフォームでJavaは実行できます。

特徴3:効率的に開発できる
3つ目の特徴は、効率的に開発できることです。
Javaでは、「オブジェクト指向」という考え方に基づいて設計されており、効率的な開発や修正が可能になっています。
オブジェクト指向とは
- プログラムで部品(オブジェクト)を組み立てていく考え方のこと。
この考え方ができるようになると、効率的なプログラムが組めるようになります。
さらに、将来的に構造の似たプログラミング言語の習得がスムーズに行えるというメリットもあるので、初心者の人にもおすすめの言語です。
特徴4:高収入を期待できる
最後の特徴は、高収入を期待できることです。
プログラミングスクール、テックキャンプ エンジニア転職の調査によるとJavaエンジニアの平均年収は520万円です。
決して低い金額ではないうえに、Javaはここ数年求人案件数は常に1位を維持しています。
エンジニアとして技術力を高めれば、更に高収入の案件や求人企業を狙いやすい言語といえます。

Javaが使用される主な開発分野5つ
Javaが使用される主な開発分野は以下の5つです。
Javaが使用される主な開発分野5つ
- スマホアプリの開発
- 業務基幹システムの開発
- Webアプリケーションの開発
- IoT関連の開発
- 人工知能(AI)の開発
順番に解説していきますので、エンジニアとしての就職・転職を希望している人は自分のキャリアプランや希望とマッチしているか検討してみましょう。
開発分野1:スマホアプリの開発
ひとつ目の開発分野は、スマホアプリ開発です。
スマホアプリ、特にAndroidのアプリに関しては、そのほとんどがJavaで開発されています。
Androidアプリのネイティブの機能パーツはJavaで、情報の取得や表示パーツはHTMLで開発されたものもありますし、「電卓」などの簡単な機能アプリであれば、インターネット上にソースコードが公開されています。
先ほど紹介したように、JavaはさまざまなOSからの開発が可能なので、副業として自作のアプリを制作・販売したり、開発会社に就職するなどの道を目指せます。
開発分野2:業務基幹システムの開発
次の開発分野は、業務基幹システムの開発です。
Javaは処理速度が非常に早いため、運送会社の配送システムや金融機関の取引システム、経理システムや在庫管理システムなど、業務基幹システムの開発でも幅広く活用されています。
企業に属して業務系のシステム開発を行う場合、新規開発よりも保守開発というメンテナンスが主業務になります。
拘束時間が短めというメリットの他に、似たような開発案件が続く特徴があるので、エンジニアとして経験を積みたい人にもおすすめです。
開発分野3:Webアプリケーションの開発
3つ目の開発分野は、Webアプリケーションの開発です。
Javaは動作、処理速度が速く、インターネットと相性が良いため、Webアプリケーションにも幅広く使用されています。
例えば、TwitterやEVERNOTE、GoogleはJavaで作られています。


開発分野4:IoT関連の開発
4つ目の開発分野は、IoT関連の開発です。
自動運転システムや家電の遠隔操作など、日常生活に深く関わるモノがインターネットにつながる技術(IoT)のシステム制御もJavaで行えます。
Javaはセキュリティー面に強く、多様なハードに対応できる可能性があることから、IoTでも積極に活用されています。
今後需要が高まっていくと見込まれるIoT分野に対応していることは、就職・転職の面からみても重要といえるでしょう。
開発分野5:人工知能(AI)の開発
最後に紹介する開発分野は、人工知能(AI)の開発です。
AIの開発というとPythonが有名ですが、実はJavaを使った開発も広く行われています。
Pythonでの開発と違い、Javaでは「コンパイル」という作業を行います。
コンパイルとは
- 書き込まれたプログラムをコンピュータが実行可能な形式に変換する作業のことです。
Javaは、このコンパイルを行う言語なので、Pythonに比べて処理速度が速いという強みがありますよ。
AIの複雑な処理を必要とする作業をより早く行うため、Javaが採用されるケースが多いのです。
Javaスクール選びのポイント5つ
Javaが学べるスクールを選ぶ際に、意識するべきポイントを5つ紹介します。
Javaスクール選びのポイント5つ
- ライフスタイルで受講形式を決める
- 就職・転職サポートは充実しているか
- 学習カリキュラムの内容を確認する
- 教育のクオリティと受講料のバランスを見る
- 無料の受講体験やカウンセリングの利用する
ひとつずつ説明していきますね。
ポイント1:ライフスタイルで受講形式を決める
ひとつ目のポイントは、ライフスタイルに合った受講形式を決めることです。
なぜなら、自分のライフスタイルによって効果的な受講形式は変わるからです。
オンライン型に向いている人
- 仕事をしながらプログラミングスクールに通いたい人、近くにプログラミングスクールがないという人
- 時間のコントロールがしやすく、空いた時間を活用できるオンライン型での受講をおすすめ
ただし、オンライン型の場合は、モチベーションやスケジュールの管理能力が必要になってきます。
通学型に向いている人
- 家でひとりでの学習だと集中できない人、対面での授業・サポートを受けたい人
- 一緒に学ぶ仲間がいてモチベーションが維持しやすい通学型がおすすめ
通学型の場合は、受講する時間や通学するためのまとまった時間をある程度確保する必要がありますよ。
あなたのライフスタイルに合った受講形式を選ぶようにしてくださいね。
ポイント2:就職・転職サポートは充実しているか
次のポイントは、就職・転職サポートが充実しているかどうかです。
受講終了後に就職や転職のためのサポートがあるかどうかは、非常に重要になります。
ただ、ひと口に「就職・転職支援」といっても、その内容はスクールによってさまざまです。
キャリアプランの相談にのってくれるだけのところや、キャリアアドバイザーがつき、履歴書や面接のアドバイスをしてくれるところ、就職先の企業を紹介してくれるところなどの違いがあります。
また、支援を受けるための条件があるスクールもありますので、注意が必要ですよ。

ポイント3:学習カリキュラムの内容を確認する
3つ目のポイントは、学習カリキュラムの内容を確認することです。
Javaが習えるコース・講座があるかどうかはまずチェックが必要です。
Javaは初心者でも比較的わかりやすい言語ではありますが、人工知能の開発にも用いられるプログラミング言語である、ということを説明したと思います。
ですので、現役のエンジニアや専門知識を持った講師がきちんと教えてくれるカリキュラムがあるか、事前に確認するようにしましょう。
きちんとしたカリキュラムがあるかどうかで、学習スピードや理解の深さ、得られるスキルに大きく差がつくことになります。
ポイント4:教育のクオリティと受講料のバランスを見る
4つ目のポイントは、教育のクオリティと受講料のバランスを見ることです。
基本的に教室への通学型よりも、オンライン形式のスクールの方が料金が安い場合が多いです。
しかし、料金だけを見て、受講期間の短いプランを選択したり、無料のスクールを選ぶのはやめましょう。
「充分なスキルを習得できない」「サポートが少ない」「就職先が限定される」などのデメリットが存在する可能性があります。


スクールによって、キャッシュバックやキャンペーンなどで受講料が安くなったり、就職・転職成功時に受講料の一部、または全額が戻ってくるといったキャンペーンを行っているなど、費用を抑えられる場合もありますよ。
ポイント5:無料の受講体験やカウンセリングを利用する
最後のポイントは、無料の受講体験やカウンセリングを利用することです。
これまでスクール選びのコツをご紹介しましたが、「もっと詳しく知りたい」「自分では決められない」「実際の雰囲気も知りたい」という人は、無料の受講体験やカウンセリングを利用してみましょう。
実際のカリキュラムの内容やスクールの雰囲気、キャリアプランなどについて、くわしく知ることができますし、実際に体験することで自分の学習状況やキャリアプランをより具体的にイメージできるようになります。
少しでも気になるスクールがあれば、積極的に参加しましょう。
Javaの習得におすすめプログラミングスクール5選
Javaの習得におすすめプログラミングスクールを5つ紹介します。
スクールによって特徴が違うので自分のライフスタイルにあうところを見つけましょう。
Javaの習得におすすめプログラミングスクール5選
- 未経験からエンジニアを目指すなら: TechAcademy Pro
- 費用をおさえて学ぶなら: テックアカデミー
- 満足度96.6%のレッスンで実践スキルを学ぶなら: CodeCamp
- オンライン/通学で実践的に学びたいなら: GEEK JOB
- 最短一ヵ月でスキル習得したいなら:侍エンジニア塾
未経験からエンジニアを目指すなら:TechAcademy Pro
TechAcademy Pro
は32歳以下であれば転職保証が受けられるので、未経験からエンジニアに転職を目指したい人におすすめです。
未経験から12週間でエンジニア転職を目指すために、基礎ではJavaプログラミング基礎を学習して、Webアプリケーション開発するカリキュラムと、応用としてWebアプリケーションの拡張機能追加を自ら提案し開発するカリキュラムが組まれおり、実践的なスキルを習得できます。
ひとりにつき1名現役エンジニアがパーソナルメンターとしてついて、チャットでの質問や課題レビューをマンツーマンでサポートしてくれるので、挫折することなく学べますよ。
また、転職支援として、専属のキャリアカウンセラーによる、自己分析の仕方や履歴書・職務経歴書などの書き方のサポート、面接対策を受けられるので、はじめての転職でも安心です。
なお、気をつけたいのが、転職保証の条件として「東京での勤務が可能な方」といった、条件が設定されていますので、事前にチェックしておきましょう。
費用をおさえて学ぶなら:TechAcademy
テックアカデミー
は、比較的料金の安いオンラインスクールの中でも、料金が安く設定されているので、費用をおさえて学びたい人におすすめです。
また、TechAcademyのJavaコースは、パーソナルメンターがついて学べるので、ひとりだとなかなか勉強が続かない人にもおすすめですよ。
短期間でJava Servlet/JSPを学び、Webアプリケーションを開発するプログラムが組まれており、システム開発やWeb開発に使われるJavaの技術の習得を目指します。
週2回マンツーマンでのメンタリングや毎日15〜23時のチャット・レビューサポートを受けられるので、わからないことがあれすぐ聞けるので安心です。
オンラインで完結するスクールなので、自分の好きな時間を選んで勉強できるのも魅力的ですね。
満足度96.6%のレッスンで実践スキルを学ぶなら:CodeCamp
CodeCamp
は満足度と質が高いレッスンを受けてキャリアをつくりたい人におすすめです。
オンライン完結型なので自分のライフスタイルに合わせた勉強ができ、0からWebサイトやアプリを制作できるので実践力が身につきます。
毎日朝の7時から23時30分まで365日レッスンを受けられるので、夜間や休日しか時間がとれない人にもおすすめですよ。
オンライン/通学で実践的に学びたいなら:GEEK JOB
GEEK JOB
はプログラマーとして就職を考えている20代におすすめです。
就職すれば受講料が無料になる社会人無料コースがあるので、独学で挫折した人や早くプログラミングスキルを習得して就職したい人に向いています。
無料でもしっかりとしたカリキュラムで勉強ができ、履歴書の添削、面接の練習やマナー研修など就職支援も充実しています。
最短一ヵ月でスキル習得したいなら:侍エンジニア塾
侍エンジニア塾は専属の講師とマンツーマンレッスンを受けたい人におすすめです。
カリキュラムがオーダーメイドで組めるので自分が学びたい勉強をピンポイントで学べます。
受講期間中にクラウドソーシング経由で案件を受注、納品する経験を積めるので副業やフリーランスを目指している人にもおすすめです。
Javaに関するQ&A
Javaに関するQ&Aをいくつかまとめてみました。
スクール受講を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Javaに関するQ&A
- Q1:JavaとJavaScriptの違いは?
- Q2:独学でもJavaを習得できる?
- Q3:Java以外におすすめのプログラム言語はある?
Q1:JavaとJavaScriptの違いは?
JavaとJavaScriptは名前はよく似ていますが、全く別のプログラミング言語です。
JavaはWebサービスやアプリケーションの開発に使われるプログラミング言語ですが、JavaScriptはWebページを開発するために使われる言語なので、目的や文法がまったく違います。
JavaScriptの具体的な特徴については以下でまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
JavaScriptの特徴
- 動きがあるWebページを開発する際に使われる言語
- ブラウザ上で色を変える
- 会員登録のフォームを作成する
- 画像を動かす、ポップアップ表示させる
など、Webページに関する様々な開発ができます。
Q2:独学でもJavaを習得できる?
Javaは少し難しめの言語なので、独学での習得は途中で挫折してしまう人が多いです。
プログラミングができるようになるまでの環境設定や文法など、プログラミング未経験の人にとってはつまづきやすい要素が多いので、スクールの受講がおすすめです。

Q3:Java以外におすすめのプログラム言語はある?
最近だと、JavaはRubyやPythonと比較されることが多いです。
いずれも人気が高く、一定以上の年収が期待できるプログラミング言語ですね。
どの言語を学ぶか迷っている人は、自分のキャリアプランを踏まえた上で、それぞれの言語の特徴や、活用されている開発分野、コースを提供しているスクールの内容などを比較して習得する言語を選ぶと良いですよ。
Pythonについては以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ比較検討してみてくださいね。
Java学習におすすめのプログラミングスクールまとめ
Java学習におすすめのプログラミングスクールまとめ
- Javaは求人数が圧倒的に多く、高年収も期待できる言語
- Webサービスやアプリケーション開発だけでなく、将来的にも需要が高いと見込まれるAI分野でも活躍できる
- Javaを扱えると他の言語もスムーズに対応できる
いかがでしたか?
Javaは10年以上前から絶大な人気を誇るプログラミング言語です。
求人数が圧倒的に多く、高年収も期待できるのが特徴で、将来的にも需要が増えていくと予想されるAI開発などでも使用されている言語なので、Javaエンジニアとして長期的に活躍することも可能です。
Javaを学べるスクールはたくさんあるので、自分がかけられる時間とお金を考慮して、あなたに合ったスクールを選ぶようにしましょう。
あなたのキャリアプランや希望に合ったスクールを受講して、Javaエンジニアとして転職を成功させましょう。