この記事で解決できる悩み
- カジュアル面談ってほかの面談と何が違うの?
- カジュアル面談のメリットが知りたい
この記事では、このような疑問を解決したい方にお応えします。
カジュアル面談とは名前の通り、ラフな雰囲気で行う意見交換会のようなものです。
カジュアル面談は、求人企業と応募者が気軽な雰囲気で意見交換ができるため、お互いの認識のずれを防ぐのに最適です。
それではまず、カジュアル面談がどのようなものか、詳しく見ていきましょう。
カジュアル面談とは応募者と採用者がラフな形式で話し合いをする場である
カジュアル面談とは
カジュアル面談とは、転職先をまだはっきりと決めていない人が、興味のある会社のことを知るための機会
「カジュアル面談」は、企業と応募者との間で、採用面接よりも気軽にお互いの情報を交換できる場です。
応募者は、気になる企業の業務内容や働き方、職場の様子など採用面接を受ける前に確認できます。
また、履歴書や職務経歴書といった採用書類は不要です。(なかには提出を求める企業もあります)[/st-cmemo]
カジュアル面談に参加するには、 リクナビNEXT
やWantedly、LAPRASといった転職・求人サービスを介して、企業側からカジュアル面談の案内を受け取り、それに応募します。
カジュアル面談を実施する企業側の狙い
一方、企業側のメリットは、応募者に対して自身の会社により強い興味を持ってもらえます。
また、緊張しやすい面接の場よりも応募者の自然な様子を引き出しやすく、人間性を見極めやすい場となります。
このようにカジュアル面接は、転職希望者と企業がお互いの情報を交換する場として活用されています。

ですから、それほど緊張しなくて良いですが、油断して適当な対応をするのではなく、ちゃんとした面接の一つとして捉えておきましょう。
カジュアル面談を扱う転職サービスの記事をチェック
カジュアル面談の流れ5ステップ
カジュアル面談の参加から、選考面接へ進むまでの流れは以下になります。
カジュアル面談の流れ5ステップ
1:転職サービスに登録する
2:自分のプロフィールや職務経歴書などを登録する
3:企業からカジュアル面談の案内が届く
4:カジュアル面談を行う( オンライン面談の企業も有り )
5:採用担当者に面接の案内をされた場合はそのまま面接に進む
ステップ1:転職サービスに登録する
まずは、カジュアル面談を扱う転職サービスに登録しましょう。なぜなら、企業にあなたの存在について知ってもらう必要があるからです。
基本的には、面談は企業や転職エージェントから提案されるものなので、転職サイトならどのサービスを使っていても提案されれば受けることが可能です。ネットではWantedlyやLAPRASなどを使ってカジュアル面談を受けた人もいました。
なかでも、スタートアップやベンチャーなどは人手が足りていない会社が多い傾向にあります。

時間をつくってくれる会社もあるかもしれませんよ。
ステップ2:自分のプロフィールや職務経歴書などを登録する
転職サービスに登録する際、自分の名前やといった基本情報はもちろんですが、これまでに務めた会社を入力したり、職務経歴書なども登録する必要があります。
企業や転職エージェントはプロフィールや職務経歴書の内容を見てカジュアル面談を申し込むので、詳しく記入しましょう
ステップ3:企業からカジュアル面談の案内が届く
プロフィールや職務経歴書の内容を見てメッセージが届くので、興味がある会社であれば返信しましょう。
日時や服装などカジュアル面談するにあたってわからないことがあれば、この段階で忘れずに確認しておくようにしてください。
なかには、転職エージェントから「色々と企業を紹介できるので、とりあえず面談してみませんか?」という形で紹介されるケースもあります。
会社や内容が具体的でない場合は、いったん保留にするほうがいい場合もあるので注意
ステップ4:カジュアル面談を行う
実際にカジュアル面談を行います。

ステップ5:採用担当者に面接の案内をされた場合はそのまま面接に進む
カジュアル面談の結果、面接を受けてみませんか?と提案されることもあるかと思います。もし自分も企業に興味を持った場合はそのまま面接を受けてみて、転職先の候補にするか検討しましょう。
カジュアル面談の後ですぐに最終面接まで進むような場合、もし興味が高い会社なら、自分が聞きたいことを質問するだけではなく、しっかり自分をアピールすることも大切です。
カジュアル面談のメリット4つ
カジュアル面談には、以下の4つのメリットがあります。
カジュアル面談のメリット4つ
1:興味がある企業の担当者に色々と質問できる
2:情報交換をすることで事前にミスマッチを防げる
3:自分のスキルや経験を整理する機会になる
4:面接前の練習や自分が評価されているポイントを知る機会になる
情報交換することでミスマッチが防げるのは企業側のメリットでもあります。
面談の機会が多くなれば、企業側もたくさんの人材と接点が持てる点もメリットといえるでしょう。
カジュアル面談のデメリット3つ
次に、カジュアル面談のデメリットですが、以下の3つがあります。
カジュアル面談のデメリット3つ
1:いきなり志望動機を聞かれたりなど、面接のようになってしまうことがある
2:カジュアルな場とはいえ、準備は必要
3:自分のスキルや経験をジャッジされる
カジュアル面談の価値をより大きなものに高めるためには、カジュアル面談だからといって油断せずに、面接のつもりでしっかりと準備して臨むほうがいいでしょう。
少なくとも、自分が知りたいことや質問したいことの整理は、しっかりとしておくべきです。
面談者が転職に関してどれくらい前向きなのか、スキルのレベルはどれくらいなのか、といったことは、実際に会ってみないとわかりません。
企業側がどういった目的でカジュアル面談を開催するのかを想像して準備しておくことが大切です。
次に、カジュアル面談では、どんな準備が必要か見ていきましょう。
カジュアル面談に臨む際の5つの準備
カジュアル面談に臨む際、具体的にどういう準備をすべきかを整理しました。
カジュアル面談に臨む際の5つの準備
1:カジュアル面談先の会社への対策
2:カジュアル面談の持ち物
3:カジュアル面談にふさわしい服装
4:カジュアル面談でよく聞かれる質問
5:カジュアル面談に落ちることはあるのか
準備1:カジュアル面談先の会社への対策
会社に聞きたいことと自分のスキルや経験を整理しておきましょう。
とくに、カジュアル面談を利用する一番のメリットは、自分からその会社について色々と質問できることなので、最低でも聞きたいことはしっかりと整理するべきです。
準備2:カジュアル面談の持ち物
会社によっては履歴書や職務経歴書が必要になる場合もありますが、実際にわたしがWantedly経由で面談した際は、とくに何も持たずに伺いました。
基本的に、日程調整などの事前のメッセージのやりとりで、必要なものがある場合は指示されるはずなので、その内容を確認しておきましょう。
準備3:カジュアル面談にふさわしい服装
カジュアル面談なので、ほとんどの場合でビシッとスーツで決める必要はありません。
ただ、オフィスカジュアルや私服で来てくだいと言われた場合でも、念のため、会社のカルチャーや働いている人の服装をホームページやブログなどでチェックして、テイストを調整しましょう。
準備4:カジュアル面談でよく聞かれる質問
- 現在担当している仕事は?
- 現職の仕事に不満はないか?
- 今後やってみたい仕事はあるか?
- どういった仕事が特に得意か?
- 弊社のどういうところに興味を持ってくれたのか?
カジュアル面談でどんな質問がされるのかWEBで検索してみたところ、上記のような質問がありました。
志望動機や自己PRはないものの、相手はなにか意図を持って質問しているので、その意図をしっかりと意識しながら質問に回答するよう注意しましょう。
準備5:カジュアル面談に落ちることはあるのか
不合格などの表現はしませんが、カジュアル面談をして企業が興味を持てば、面接に進むことを案内されるはずです。
ある程度興味を持っている企業の場合は、カジュアル面談をする前にしっかりと準備をしてから臨みましょう。
カジュアル面談のまとめ
カジュアル面談のまとめ
カジュアル面談を利用する一番のメリットは、企業の採用担当者に気軽に色々と質問できることです。
通常の面接でも質問はできますが、質問に対してそこまで多くの時間を設けていない場合が多いはずです。
カジュアル面談の機会を有効活用できるように、しっかりと準備して臨みましょう。