webデザイナーとして働きたい!
- webデザイナーの転職事情ってどうなの?
- webデザイナーってそもそもどんな仕事しているの?年収はどのくらい?
- webデザイナーとして就職・転職するために必要なスキルは?
- webデザイナーになるための効率のよい勉強方法はある?
- webデザイナーにおすすめの転職サイトや転職エージェントは?
こういった疑問から、今回はwebデザイナーの転職について様々な角度から説明していきます。
webデザイナーという職種に興味を持っている人や、webデザイナーに転職することを検討中の人は、ぜひ参考にしてみてください。
※「いますぐwebデザイナーにおすすめの転職エージェントが知りたい!」という方は、『webデザイナーにおすすめ転職サイト5選』をご覧ください!
webデザイナーとは
webデザイナーの転職事情を理解するために、まずはWEBデザイナーの仕事内容や一般的なキャリアの築き方などについて整理していきます。
webデザイナーという職業に興味を持っている人は、本当に自分が望んでいるような仕事や働き方ができるのか、まずは実態を把握しましょう。
仕事内容
webデザイナーの仕事
ホームページやキャンペーンページなど、WEBサイトのページのデザインや制作
Photoshopやイラストレーターなどのグラフィックソフトを利用して、デザインイメージを作成したり、そのイメージをWEB上で再現するためにhtmlやcssなどの言語を使ってWEBページを制作するなど、紙媒体を担当するデザイナーよりも幅広い仕事を担当するのが特徴です。

UIデザイナーはアプリやスマホ向けのデザインをメインで担当する傾向があるみたいなんですけど。
簡単に言うと、こんなイメージかな。

webデザイナーページごとの「見た目」を重視してデザインする
UIデザイナーユーザー目線で「使い勝手」を重視してデザインする
UXデザイナーユーザーに読んでもらう、見てもらう「コンテンツ」を重視してデザインする

そして、見た目だけじゃなくて使っていくなかで満足することができる、それぞれの得意分野で3つのデザイナーが存在しているんですね!



※ こちらの仕事内容はあくまでも一般的なもので、会社によって求められるスキルなども変わってきます。ぜひ実際に転職サイトなどで具体的な仕事内容を確認してみてください。
キャリア
一般的なwebデザイナーのキャリア
webデザイナーとして現場で経験を積み、その後アートディレクターになってデザイン制作をディレクションする立場にまわったり、そこからまたさらにステップアップしてクリエイティブディレクターになって制作全般を管理する

企業で働き続けるのか、フリーランスとして独立するか、などによって目指すべきキャリア形成は変化していきます。
自分に合った将来をしっかりと見定めましょう。
職場の雰囲気
webデザイナーが働く職場は、基本的に自由な雰囲気の職場が多いです。
服装は私服の会社がほとんどで、出勤時間も比較的遅めですし、リモートワークを許可している会社も多くみられます。
年収
転職サイトのdodaの調査によると、webデザイナーの平均年収は以下のようになっています。
webデザイナーの平均年収
- 平均年収:357万円( 生涯賃金:1億6915万円 )
- 男性:396万円
- 女性:334万円
他の職種と比較すると全体的に低めです。
(営業系:444万円、企画/管理系:510万円、事務/アシスタント系:330万円)
※ 金額はdodaのエージェントサービスに登録した人のデータをもとに算出したもので、2018年の12月に公開されたものです。
参考サイト:doda「平均年収ランキング 最新版【職種別】」
webデザイナーとして就職・転職するには
ここでは未経験からwebデザイナーとして就職・転職するために必要なスキルを整理していきます。
未経験からwebデザイナーになるためには
未経験の状態からwebデザイナーを目指す際に、必要なスキルや準備するべきものは大きく以下の5つです。
この5つが必要!
- ポートフォリオ
- Photoshopやイラストレーターのスキル
- htmlやcssなどのコーディングスキル
- コミュニケーションスキル
- phpやJavascriptなどのプログラミングスキル
なお、①〜④のスキルは必須のもので、⑤はあると優遇されるスキルになります。
未経験の場合は、WEBデザイナーとしてのスキルが低くて当たり前なので、④のコミュニケーションスキルなどをもとに、人間性や今後の伸び代なども重視されます。

効率の良い学習方法
- つくりたいものを決めて、実際に制作してみるのが一番早い
実際に応募する際、ポートフォリオは必ず必要になるものなので、最初にまずは何かひとつ制作してみるのがおすすめです。
自分がつくりたいものをつくる方がモチベーションが上がり、より主体的に取り組めるので、知識の吸収効率も高くなり一石二鳥です。

難易度が高いと途中で挫折する確率が一気に上がっちゃいますから注意してください。
簡単なものでいいので、まずはしっかりと最後まで完成させることが大事です。
転職する際にやっておくこと
WEBデザイナーへ転職する際に、事前にやっておくべきことは以下の3つです。
- 自己分析
- 履歴書・職務経歴書やポートフォリオの作成
- 転職エージェントに登録
step
1自己分析
面接などに備えてしっかりと自己分析をして、自分の考えなどを整理しておく
なぜWEBデザイナーになりたいと思ったのかという理由はもちろんですが、前職での経験なども質問されるはずなので、できるだけわかりやすく説明できるように整理しておきましょう。
step
2履歴書・職務経歴書やポートフォリオの作成
応募書類やポートフォリオを用意する必要がある
会社によっては、職務経歴書などを必要としない会社もありますが、WEBデザイナーの場合、ポートフォリオはどの会社を受ける場合でも必要になります。
そして何より、自分のデザイナーとしてのスキルやセンスを一番アピールできる超重要な材料です。
妥協せず、しっかり時間をかけて、自分が満足できるものを作成するようにしましょう。
step
3転職エージェントに登録
転職活動を初めて行う場合や、自分一人で転職を進められる自信がない人は、転職エージェントに登録してサポートを受けながら転職活動するのもひとつ
転職サイトと転職エージェントはそれぞれ違うサービスで、転職エージェントを利用すれば、応募書類を添削してもらったり、内定した際に自分の代わりに給料の交渉をしてもらえるなど、様々なサポートが受けられます。
地方から上京して転職活動する場合にも転職エージェントは便利なサービスです。
面接日程などの調整も担当してくれますし、エージェントによっては電話で面談をしてくれるところもあるので、興味がある人は一度相談してみてください。
エージェントに関しては、こちらの記事で詳しく説明していますので参考にしてみてください。
誰でもできる簡単な転職エージェントの選び方2つと基礎知識
webデザイナーにおすすめ転職サイト5選
最後にWebデザイナーの求人が多く掲載されている転職サイトを5つ紹介します。
① Green
Greenは、IT・WEB業界に特化した転職サイトです。デザイナー以外の職種も掲載されていますが、掲載数が比較的多めです。
2019年3月現在のWEBデザイナーやUI/UXデザイナ向けの求人は、約1500件ほどヒットします。
② More Works
More Worksは、WEB系のクリエイターに特化した転職サイトです。
Greenよりも掲載している数は少ないですが、他のサイトでは見つからないようなレアな求人も掲載されています。
③ Wantedly(ウォンテッドリー)
Wantedlyは、他のサービスとは違い、企業の価値観やプロダクトへの共感をベースにした採用サイトで、履歴書や職務経歴書なしで応募することが出来ます。
スタートアップやベンチャーなどの案件が多いといわれており、副業やリモートワークOKなど、様々な軸から求人を探すことが可能です。
④doda
まとめ
技術が発達していろいろなことができるようになった近年、「デザイン」という言葉の意味も広くなり、デザイナーの仕事も目的に合わせて仕事内容も変化するようになりました。
今回webデザイナーについて説明してきましたが、見た目だけにこだわらず、目的やターゲット層について考え、それに合ったユーザー目線のビジュアルや使いやすさを追求する心を持った方が、この仕事に向いているといえるでしょう。
デザインのセンスも大事ですが、根気強く集中力をもっ制作にはげみ、コミュニケーションから新しいアイデアを生み出せるwebデザイナーを目指して転職活動に取り組んでいってください。
上で紹介した転職サイトとは別に、上でも紹介したように、 レバテックキャリア
や マスメディアン
などの転職エージェントも利用すると、より有利に転職活動を進めることが出来ます。
転職サイトだけでなく、転職エージェントも合わせてチェックしてみてください。