この記事で解決できる悩み
- 転職してエンジニアとしてスキルを高めて、もっと評価されたい
- 転職する際【エンジニア向けの転職エージェント】と【幅広い業界を扱う総合的なエージェント】のどちらを使うべき?
- 具体的にどのエンジニア向け転職エージェントを使えばいいのか知りたい!
これから転職活動をはじめようと考えているエンジニアの方は、このような疑問を持つ人が多いと思います。
この記事では「エンジニア向けの転職エージェント」について解説していきます。
この記事の中で説明するエンジニア向けの転職エージェントを使うメリット / デメリットや転職エージェントを選ぶ際の5つのコツを頭にいれておけば、ポイントを押さえた、より効率のよい転職活動ができるようになります。
あなたに合った転職エージェントを見つけるために、ぜひチェックしてみてください。
それではまず「エンジニア向けの転職エージェントは、どんなエージェントなのか」について見ていきましょう。

【はじめに】エンジニア向け転職エージェントとは
エンジニア向けの転職エージェントは、IT・WEB業界のエンジニア向けに特化した転職エージェントです。
たくさんの求人の中から、転職を希望するエンジニアに対して最適なものを紹介し、応募者の転職活動が成功するよう、調整や相談など様々な面でサポートしてくれます。
エンジニア向け転職エージェントを使うメリット4つ
エンジニア向けの転職エージェントを使うメリットは大きく以下の4つです。
エンジニア向け転職エージェントを使うメリット4つ
- 業界に詳しい担当者に相談ができる
- 転職サイトには載ってない非公開求人に応募できる
- 業界や職種に合わせた転職準備ができる
- 面倒な調整を代行してくれる
-
転職活動で失敗したくない人が転職エージェントを使うメリット8つ
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メリット1:業界に詳しい担当者に相談ができる
ひとつ目のメリットは、IT・WEB業界に詳しい担当者に相談できることです。
なぜなら、幅広い業界の求人を紹介する総合的な転職エージェントの場合、担当者がカバーする業界が多く、IT・WEB業界に関する専門性はどうしても弱くなってしまうからです。
一方、エンジニア向けの専門的な転職エージェントなら、担当者はIT・WEB業界だけの企業を担当するので、エンジニアの転職に特化した深い知識やノウハウを提供してもらえます。


メリット2:転職サイトには載ってない非公開求人に応募できる
2つ目のメリットは、WEB上で公開されていない非公開の求人に応募できることです。
なぜなら、あなたの希望にあった転職先の選択肢が増えるからです。
転職活動で企業に応募する場合、企業のホームページから直接応募したり、転職サイト経由で応募する、といった方法がありますが、WEB上で非公開の求人に応募できるのは転職エージェントを利用するときだけです。
非公開の求人がある分、それだけ大手の企業や好条件の求人情報を多く得られて、自分に合った仕事が見つけやすくなります。
ちなみに、非公開の求人が転職エージェントにしかない理由は、競業上などの問題で公にできない特に重要度の高い求人だからです。
転職エージェントの場合は、利用者一人ひとりに担当者がつき、それぞれの求人を丁寧に扱ってくれる仕組みなので、企業から重要度が高い求人の取り扱いを依頼されています。
メリット3:業界や職種に合わせた転職準備ができる
3つ目は業界や職種に合わせた転職準備ができることです。
エンジニア向けの転職エージェントは、履歴書の書き方や面接対策などエンジニア向けに特化したサポートをしてくれるので、より優位に転職活動を進めることができます。
メリット4:面倒な調整を代行してくれる
面倒な調整ごとを代行してくれることも、大きなメリットのひとつです。
面接の日程、内定した際の給料の交渉、入社時期など、様々な企業との調整をしてくれるので、トラブルを回避したり、転職活動の手間を減らして、スムーズに転職することができます。

エンジニア向け転職エージェントを使うデメリット2つ
一方のデメリットは、こちらの2つです。
エンジニア向け転職エージェントを使うデメリット2つ
- 急いで転職するのが難しくなる
- 担当者によって転職の成功が左右される
デメリット1:急いで転職するのが難しくなる
ひとつ目のデメリットは、急いで転職するのが難しくなるかもしれないことです。
なぜなら、転職エージェントとの面談や準備などにはある程度時間がかかりますし、転職エージェントの担当者を介して企業とのやり取りをするので、場合によっては転職活動のスピード感が落ちる可能性もあるからです。
ただし、直接転職希望の会社ホームページから応募したり、転職サイト経由で応募する場合でも、会社によっては反応が遅かったりする場合もあるので覚えておきましょう。
デメリット2:担当者によって転職の成功が左右される
2つ目のデメリットは、転職エージェントの担当者との相性によって、転職活動の進めやすさが変わってくることです。
担当者によって、紹介される求人が変わったり対応の質が異なるので、転職活動の効率や転職の成功率が変わってきます。
自分に合わないと思った場合は、担当者を変更するか、複数のエージェントを利用して、より自分と相性のいい担当者と一緒に転職活動を進めましょう。

エンジニア向け転職エージェントを選ぶコツ5つ
次は、エンジニア向けの転職エージェントを選ぶ際のポイントを5つ紹介します。
エンジニア向けの転職エージェントを選ぶコツ5つ
- 業界出身者の担当者がいる
- キャリアアップを狙える
- 自分に合う求人を探してもらえる
- 対応が早い
- 担当者と相性が合う
コツ1:業界出身者の担当者がいる
ひとつ目のポイントは「転職エージェントに業界出身の担当者がいるかどうか」です。
なぜなら、業界出身者の担当者がいれば、意思の疎通もスムーズになり、より的確なアドバイスがもらえて、転職活動をより有利に進められる可能性が高くなるからです。
逆に業界に詳しい担当者がいない場合、あなたの話がうまく伝わらず、適性や希望に合った求人の紹介を受けられない可能性もあるので注意しましょう。
コツ2:キャリアアップを狙える
2つ目は「キャリアアップまで見据えた提案をしてくれるかどうか」です。
なぜなら、IT業界やエンジニアという職種は、転職先でキャリアアップしていくことが重要な仕事なので、将来のキャリアアップのことまで考えて求人を紹介してくれる転職エージェントを選ぶべきだからです。
内定は簡単にもらえたものの、実際にいざ入社してみたら、自分の志向性とずれていて、ほとんど成長につながらないといったことがないように注意しましょう。


コツ3:自分に合う求人を探してもらえる
3つ目は「自分に合う求人を探してもらえるかどうか」です。
理由は、スキルシートの内容や内定率の高さだけで求人を判断する転職エージェントを選んでしまうと、自分の希望する仕事内容や、給料に合わない求人を勧められることがあるからです。
無理に求人を勧めようとする所ではなく、自分に合っている求人を探してくれる転職エージェントを選ぶべきです。
コツ4:対応が早い
4つ目は「対応の早さ」です。
対応スピードが遅いと、人気が高い求人や条件のよい求人に応募する機会を逃すことになるからです。
とくに、転職エージェントに登録した際の最初の返信が遅いところは、注意したほうがいいですよ。
また、対応のスピードは、エージェントというよりも担当者次第で変わってくるので、あまりにも対応スピードが遅い場合は、担当者を変えてもらったり、別の転職エージェントを利用するのもひとつです。
後述しますが、転職エージェントは複数利用すと、より有利に転職活動を進められますよ。
コツ5:担当者と相性が合う
最後は「担当者との相性」です。
転職エージェントを使って転職活動を成功させるためには、担当者といい関係が築けるかどうかが、とても重要なポイントになります。
というのも、転職エージェントの担当者は、自分一人だけではなく、他にも様々な応募者を並行して担当しているからです。
相性が悪いと担当者にあなたへのサポートを後回しにされる可能性が高くなり、あなたの転職活動がどんどん不利な状況になるので注意しましょう。
転職エージェントを利用する一番のメリットは、担当者のサポート力です。
そのサポートを最大限得るために、自分と相性のいい担当者と転職活動を進めましょう。
もし担当者と合わないと感じたら担当者を変更してもらうか、転職エージェントごと変更するなど、早めに対応するほうがいいです。
おすすめのエンジニア向け転職エージェント3社

おすすめエンジニア向け転職エージェント3社
- 20代のエンジニア転職なら:
マイナビIT AGENT
- 年収アップを目指すなら:
レバテックキャリア
- 幅広い業種で探すなら: ワークポート
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年収アップを目指すなら:レバテックキャリア
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エンジニア向け転職エージェントを使う注意点3つ
最後に、エンジニア向けの転職エージェントを使う際の注意点を3つ紹介します。
エンジニア向けの転職エージェントを使う注意点3つ
- 複数の転職エージェントを使おう
- 転職エージェントへの連絡はこまめにしよう
- 職歴やスキルで嘘をつくのは絶対ダメ!
注意点1:複数の転職エージェントを使おう
ひとつ目は「ひとつだけのエージェントに限定せず、複数の転職エージェントを使うこと」です。
理由は、
- 各転職エージェントそれぞれで、独占の非公開求人があるから
- 転職エージェントを1社だけ使っていると他の転職エージェントと比較できず、良い転職エージェントが見極められないから。また、転職エージェントの担当者と相性が合わなかった際のリスクヘッジにもなるから
- 複数の転職エージェントを利用した方が、担当者に優先的に対応してもらえる可能性がUPするから(※各転職エージェントの担当者には、それぞれ営業ノルマが課せられており、スキルや経験を多くもった転職希望者は実績になる可能性が高いので、他の転職エージェントの実績になってしまわないように、より優先的に対応する傾向が強くなります)
このようにたくさんあります。
なお、案件や日程の重複を避けるためにも、エージェントに複数登録していることは必ず伝えておくほうがよいです。


注意点2:転職エージェントへの連絡はこまめにしよう
2つ目は「転職エージェントの担当者への連絡頻度」です。
転職エージェントに登録しても、こまめに連絡をとらないと、求人を紹介する優先度が下がってしまい、良い求人が回ってこなくなるので注意しましょう。
注意点3:職歴やスキルで嘘をつくのは絶対ダメ!
最後は「職歴やスキルで嘘をつかないこと」です。
なぜなら、経歴やスキルで嘘をつくと、後々バレたときに担当者といい信頼関係が築けず、条件の良い求人紹介や手厚いサポートを受けられなくなる可能性があるからです。
自分の経歴やスキルは正直に転職エージェントに伝えましょう。
【エンジニア向け転職エージェント】まとめ
エンジニア向け転職エージェントのまとめ
- エンジニアの転職には、IT・WEB業界に特化した転職エージェントを使うことで、専門知識を持った担当者が対応してくれるので、よりスムーズで深い話ができる
- エンジニア向け転職エージェントを利用する方が、IT・WEB業界やエンジニア職に合わせた採用対策をしやすく、転職の成功率が上がる
- おすすめのエンジニア向け転職エージェントはレバテックキャリア、ワークポート、マイナビエージェント(IT)
これから転職活動をはじめようと考えているエンジニアの方は、まずはこの3つのポイントを押さえましょう。
そうすれば、より効率的に情報収集できるようになり、無駄な転職活動の時間を減らせるはずです。
転職活動を成功させるためには、まずはしっかりとした情報収集が必要であり、現在の仕事をしつつ限られた時間内で効率よく活動する必要があります。そのためには大事なポイントを知っておきましょう。