この記事で解決できる悩み
- paiza転職ってどんなサービス?
- paiza転職って自分にも使える?
- 利用する前に知っておくべきことは?
エンジニアで転職を検討する時、自分のプログラミングスキルが一般的にどのレベルなのか、他社でも通用するのか事前に把握できたら嬉しいですよね。
この記事では、現在の自分の実力を把握し、スキルアップしながら転職活動ができる paiza転職 についてご紹介します。
メリットやコツを押さえて、自分にマッチする企業への転職を効率的に進めていきましょう。
【基礎知識】paiza転職とは?
paiza転職 とは、paiza株式会社が運営する転職サービスで、自分のプログラミングスキルが他者と比べてどれくらいの価値があるのか、他の企業でも通用するスキルを持っているかを”こっそり”腕試しができると評判です。
それだけでなく、paiza転職では「paizaラーニング」という動画学習サービスを利用して、プログラミング学習までできるのです。
paiza転職では、単純な転職支援だけではなく、ITエンジニアのレベルを引き上げることを目標に掲げており、プログラミングスキルによるスキルチェックや、動画学習サービス、ESなしの特別選考など、さまざまな取り組みを行っていますよ。
【重要】paiza転職ならではの特徴3つ
まずは、 paiza転職 の特徴についてご紹介します。
paiza転職には独自のサービスや方針、特徴があり、高評価を得ています。

paiza転職の特徴3つ
- プログラミングスキルを使って転職活動を行う
- 書類選考がない
- オファーが届く
特徴1:プログラミングスキルを使って転職活動を行う
ひとつ目の特徴は、プログラミングスキルを使って転職活動を行うことです。
paiza転職では、登録時にコードを書いてスキルチェックを行い、その結果をもとに転職活動をすすめていきます。
スキルチェックではS~Fまでのランクに振り分けられ(すべて未経験で登録可能言語がないとF判定となり、応募できる案件が無い状態となります。)、ランクが高いほど幅広い企業の求人に応募できますよ。
スキルチェックでは、Java、PHP、Ruby、Python2、Python3、Perl、C、C++、C#、JavaScript、Objective-C、Scala、Go、Swift、Kotlinの言語に対応しており、このチェックで書いたコードは面接時に企業側にも提出されますよ。
そのため、書類選考というフェーズがなく、面接やカジュアル面談に進めるのが特徴です。
特徴2:書類選考がない
2つ目の特徴は、書類選考がないことです。
先述のとおり、paiza転職では事前にスキルチェックを行い、その結果と登録されているプロフィールを用いて選考が行われます。
そのため、企業に応募するために履歴書や職務経歴書を用意する必要がないのです。
また、実際に書いたコードを見せたうえで面接に進めるので、スキルのミスマッチを防げますよ。
特徴3:オファーが届く
3つ目の特徴は、オファーが届くことです。
paiza転職では、募集企業側が設けているランクに達しているとオファーが届くこともあります。
企業側はpaiza転職に登録されているデータをみてオファーを送るので、登録する情報は正確に記入しておきましょう。
また、勤務地や待遇、開発言語や開発の内容などの希望条件も設定できるので、自分の興味がある条件のオファーだけを受け取れます。

要チェック!paiza転職に向いてない人2選
paiza転職 はプログラミングを学びながら転職活動ができる画期的なサービスですが、場合によっては利用に向いていない人もいます。
自分が利用に向いているかどうか、事前に確認してみましょう。
paiza転職に向いてない人2選
- 地方で求人を探している
- プログラミング未経験者
向いてない人1:地方で求人を探している
地方で求人を探している人は利用に向いていません。
paiza転職で募集を出している企業の多くが、都市部のベンチャー企業が中心です。
地方への転職を希望している人の場合、求人数が少なくなり、転職活動に時間がかかってしまう可能性が高いのです。
向いてない人2:プログラミング未経験者
プログラミング未経験者も利用には向いていません。
paiza転職には、プログラミング未経験の人を対象とした求人案件がないので経験がないと、サービスの利用ができないからです。
プログラミング未経験の場合は、paizaラーニングなどで学習したり、プログラミングスクールで勉強するなど、プログラミングを身に着けるところから始めてみましょう。
知っておきたいpaiza転職のデメリット3つ
ここでは paiza転職 のデメリットをご紹介します。
事前に注意点を押さえて、利用するか判断したり、対処できるようにしておきましょう。
paiza転職のデメリット3つ
- 転職サポートがない
- 使い勝手が微妙
- 実力重視
デメリット1:転職サポートがない
ひとつ目のデメリットは、転職サポートがないことです。
paiza転職は転職サイトなので、アドバイザーから転職サポートを受けるといったことはできません。
基本的に自分ひとりで転職活動を進めることになるのです。
丁寧な転職サポートを受けたい場合は、paiza転職だけではなく、サポート体制の整っている転職エージェントも併せて利用する方が転職活動がスムーズに進みますよ。
デメリット2:使い勝手が微妙
2つ目のデメリットは、使い勝手が微妙なことです。
paiza転職を実際に利用した人のなかには、ツールや機能が若干使いづらいと指摘する人も複数みられました。
UI部分など慣れれば気にならなくなる場合もありますが、使い勝手が悪いと強く感じる場合は他の転職サービスの利用を検討した方がストレスを感じずにすむかもしれませんね。
SkypeID必須もそうなんやけど、なんかpaiza転職使いづらくない?
SkypeIDを持ってないから辞退しますっていうと、SkypeIDなくてもいいよ!とか来る。のに、フォームは必須になって進めない。
スカウトとか気になるとか来るからその気にさせられるけど、実際に転職させる気がないサービスなのかも— つちなが (@nagatsucu) October 8, 2020
paizaって最初から置いてある標準入力が若干使いづらいよね
— 磁鉄鉱 (@810_no_Mara) February 9, 2020
デメリット3:実力重視
3つ目のデメリットは、実力重視なことです。
先述の通り、paiza転職ではコーディングテストを行い、その際のランクによって応募できる企業の幅が変わります。
応募先の企業の設定ランクがBであるのに対して、自分の結果がCであった場合、スキル不足と判断され応募自体ができない仕組みになっているのです。
自分のレベルに合った企業が選べるので、ミスマッチが起こりにくいというメリットではありますが、スキルがまだ不十分な人にとってはデメリットになり得る仕組みになっています。
要チェック!paiza転職に向いている人2選
次に paiza転職 が向いている人をご紹介します。
自分が利用に向いているか、チェックしてみましょう。
paiza転職に向いている人2選
- 都市部でバリバリ働きたい
- スキルアップしながら転職したい
向いている1:都市部でバリバリ働きたい
都市部でバリバリ働きたい人にはpaiza転職は向いています。
なぜなら、paiza転職で取り扱っている求人募集は勢いのあるベンチャー企業が多いからです。
また、求人のほとんどは勤務地を都市部とするものなので、都市部でバリバリ働いて活躍したいという人にはピッタリの求人が揃っていますよ。
向いている2:スキルアップしながら転職したい
スキルアップしながら転職したい人にもpaiza転職は向いています。
paiza転職ではコーディングテストによって自分のスキルを可視化することができるので、あとどれくらいスキルを身に着ければ、どのランクの求人に申し込めるかが把握しやすいのです。


ここが強み!paiza転職のメリット2つ
paiza転職 のメリットをご紹介します。
強みを最大限活かして転職活動を効率的に進めていきましょう。
paiza転職のメリット2つ
- プログラミング学習が無料
- スキルさえあれば未経験でも内定がとれる可能性がある
メリット1:プログラミング学習が無料
ひとつ目のメリットは、プログラミング学習が無料なことです。
paiza転職では「paizaラーニング」というプログラミング学習サイトを運営しており、paiza転職に登録することで一部のサービスを無料で利用できますよ。
動画でプログラミングを学んだり、コーディングのテスト問題をとくことで理解を深め、スキルを磨けます。
未経験から「paizaラーニング」で学習して転職活動に活かしたり、エンジニアとして働いている人が自分のスキルの把握やスキルアップに活用できるのが魅力ですね。
メリット2:スキルさえあれば未経験でも内定がとれる可能性がある
2つ目のメリットは、スキルさえあれば未経験でも内定が取れる可能性があることです。
paiza転職で取り扱っている求人情報は、良くも悪くも実力主義であるのが特徴です。
未経験でコードが書けない状態では応募すらできませんが、コードを書くスキルさえあれば経歴関係なくチャンスが与えられます。

さくっとわかるpaiza転職の内定までの4ステップ
paiza転職 の登録から内定までの流れを4つのステップにわけてご紹介します。
自分には合っていそうと感じた人は、まずは会員登録からはじめてみましょう。
paiza転職の内定までの4ステップ
- ステップ1:会員登録
- ステップ2:スキルチェック
- ステップ3:応募
- ステップ4:面接
ステップ1:会員登録
まずは会員登録をしましょう。
メールアドレスとパスワードを入力して送信すると登録は完了です。
これで「paizaラーニング」が利用できるようになりますが、paiza転職を使って転職活動を行うために、以下の情報も入力しましょう。
転職活動に必要な情報8つ
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- 学歴
- 直近の勤務先会社名
- 現在の勤務状況
- 雇用形態
- 年収
ステップ2:スキルチェック
会員登録ができたら、スキルチェックのために、コーディングテストを受けてみましょう。
このテストでの結果によってスキルランクが付与され、そのランクに応じて応募可能な求人が表示されるようになりますよ。

ステップ3:応募
スキルチェックを受けて自分のランクが決まったら、合う求人を探しましょう。
実力面でのミスマッチを防ぐためにもランクが合った企業に応募するのがおすすめですよ。
ちなみに、Fランクの場合、求人への応募自体ができません。
まずはpaizaラーニングなどで学習し、スキルを身に着けるところからはじめていきましょう。
ステップ4:面接
応募した企業からメールが届いたらいよいよ面接です。
企業の人と連絡をとり、面接の日程を調整しましょう。
paiza転職でのコーディングテストの結果も企業側に送られるので、実力をしっかりと把握したうえで判断してもらえますよ。

paiza転職を利用している企業とは?
paiza転職 の求人募集の多くはベンチャー企業が多いですが、なかには大手企業のSONYやKONAMI、トヨタ自動車株式会社、株式会社バンダイナムコオンラインなどの求人募集も取り扱っています。
また、求人の取り扱いが多い言語は以下のとおりです。
自分の希望や現在のスキルを把握し、理想の転職ができるか検討してみましょう。
paiza転職で求人の取り扱いが多いのは
- JavaScript
- java
- php
paiza転職に足りない部分を補ってくれる転職サービス3つ
paiza転職 にはさまざまな魅力がありますが、転職サポートがないので、忙しい生活の合間をぬって転職活動をしなければいけない人にとっては、利用のハードルはすこし高くなっています。
その場合は、登録するだけであなたに合いそうな求人を探してくれる転職エージェントとの併用がおすすめですよ。
paiza転職との併用におすすめの転職サービスを3つご紹介します。
paiza転職に足りない部分を補ってくれる転職サービス3つ
- 大手マイナビグループで安心:
マイナビIT AGENT
- IT・Web業界のキャリアアップ転職を目指すなら:
レバテックキャリア
- 圧倒的求人数と中高年のサポートも充実!: リクルートエージェント
大手マイナビグループで安心: マイナビIT AGENT
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圧倒的求人数と中高年のサポートも充実!:リクルートエージェント

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paiza転職 まとめ
paiza転職 まとめ
- paiza転職はIT・WEBエンジニア向けのプログラミング学習もできる転職サービス
- paiza転職は学習動画は全員が利用できるが、転職サービスはスキルチェックをクリアしないと使えない
- paiza転職には転職サポートがないので、転職活動は自分で行う必要がある
いかがでしたか?
paiza転職 は、IT・webエンジニア向けの転職サービスで、プログラミング学習をしながら転職活動ができるのが特徴です。
paiza転職ではコーディングテストを行うことでランクが付与され、自分の実力を把握したり、希望の企業と自分の実力のスキル差などを明確に把握することができます。
ゴールを明確に設定でき、モチベーションが続きやすいだけでなく、企業と応募者の間のスキル認識のズレを防ぎ、入社後のミスマッチを防げるのが魅力ですね。
paiza転職には転職サポートがないので、自分ひとりで転職活動を進める必要があります。
時間的な余裕がなかったり、不安を感じる場合は転職エージェントを併用することで効率よく転職活動を進められますよ。