この記事で解決できる悩み
- 会社でセクハラを受けているけど、どうすればいいかわからない
- セクハラ被害で退職を考えているけど何をすればいいの?
- セクハラを受けたら上司や会社に言ったほうがいいの?
この記事では、セクハラ被害を受けている方のこのような悩みを解決するために、主に以下の内容について解説していきます。
この記事で解説する主な内容
- 注意!セクハラ常習の危険性のある会社の6つの共通点
- セクハラ被害の相談場所と伝え方のポイント4つ
- セクハラで退職を考えたらすべき4つのこと
セクハラの起こりやすい会社の特徴や被害を受けた時の相談方法、退職を考えた時にすべきこと、などをわかりやすく解説します。
セクハラによる退職でも、泣き寝入りせずに優位に転職が進められる方法についても紹介するので、チェックしてみてください。
セクハラによる退職|セクハラの現状とは
ハラスメント行為の中でも、性的な言動や環境で不快や苦痛を与えるセクハラ問題。
企業でも厚生労働省からの啓発によって、問題対策に乗り出しているところは多くなっていますが、セクハラはまだまだ解決できない根強い問題です。
大手転職サイト『エン転職』を運営するエン・ジャパンの『女性の「職場でのハラスメント」実態調査』によれば、職場でハラスメントを受けたことがある女性は7割に達します。
なかでも、セクハラはパワハラに次ぐ多さで、20代では6割、30代でも5割の方が被害の経験があると回答しています。
なぜセクハラは起こり続けるのか、まずは問題点や原因についてみていきましょう。
注意!セクハラ常習の危険性のある会社の6つの共通点
セクハラが常習化する会社には、ある共通点があります。
セクハラ常習の危険性のある会社の6つの共通点
- 男性社員の割合が多い会社
- 平均年齢が高い会社
- 社内で役職者など立場の高い者が極端に優位な状態になっている
- 部活なの?と思うほど縦社会を重んじる会社
- 仕事が暇な会社
- やたらと飲み会が多い
古い体質の企業ほど、これらの項目が該当することは多いかもしれません。
セクハラはジョークとノリ!と考える古い体質が残っていることが多いためです。
時代をさかのぼって考えても、現在理想とされているサーバントリーダーのような考え方もなかった世代が、セクハラの主な原因となっていることも事実です。
サーバントリーダーとは?
- 大きなビジョンや目標の実現にまい進している仲間を支援(=奉仕)するリーダーのこと。近年、この概念を組織マネジメントに活用する企業が増えています。

平成9年に男女雇用機会均等法が改正され、事業主に対するセクシャルハラスメント防止措置が義務化されてから20年余りが経過しました。
そろそろ革新的な打開策が欲しいところですが、未だその方法は明確になっていないのです。
セクハラが起こる3つの原因
ひとことでセクハラといっても、セクハラが起きる原因はいくつかあります。
セクハラが起こる3つの理由
- セクハラという認識が薄く、コミュニケーションと勘違いをしている
- 企業で役職を与えられリーダーとなった人の理念が欠落している
- 被害者もまだまだ強く出られない環境が多い
この見出しでは、セクハラのよくある原因を3つにわけて解説していきます。
原因1:セクハラという認識が薄くコミュニケーションと勘違いをしている
ひとつ目の原因は、セクハラの認識が薄く、コミュニケーションと勘違いしていることです。
男性も女性も同じように、性的な対象として見るべき場所ではないところで、冗談でも悪意がなくてもセクハラをしてしまうケースです。
たとえば例を挙げると、身体的な特徴について指摘をしたり、恋愛関係などプライベートについて聞き出そうとする、といった内容になります。
言った本人は褒めるつもりで身体的な特徴に触れたとしても、言われた立場からすればセクハラと感じる可能性は高いです。
このように、本人がセクハラについての認識が薄いことが、セクハラが起きる原因となる場合があります。
原因2:企業で役職を与えられリーダーとなった人の理念が欠落している
次の原因は、企業で役職を与えられリーダーとなった人の理念が欠落していることです。
本来は広く部下をサポートする立場にあるはずなのに、権力者にでもなったかのように命令や強制的な指示をし、意見を聞く耳をもたない上司が該当します。
飲み会でお酌を強要したり、自分の立場を利用したパワハラの上に成り立っているセクハラといえるでしょう。
原因3:被害者もまだまだ強く出られない環境が多い
最後の原因は、被害者が強く出られない環境が多いことです。
「自分さえ我慢すれば」と泣き寝入りしてしまう人も多いですし、声をあげても自惚れと勘違いされるのではないかと、躊躇する人が多いです。
職場環境のセクハラに対する意識のなさが、被害者をより苦しめることもあります。
また、セクハラは、日常的に繰り返されることで受ける精神的な苦痛がひどくなり、適応障害や社会不安障害、うつ病などを引き起こしやすくなります。
訴えを起こす前に体調不良で退職を余儀なくされる方も少なくありません。
セクハラによる退職|泣き寝入りしない方法
セクハラを受けてから誰にも相談できない状態が続くと、心身のバランスを崩し退職に追い込まれることが多々あります。
ですので、できる限り早急にセクハラの事実を報告し、対策を取らなければなりません。
ただ、誰に相談したらいいのか、どこに相談できる場所があるのかが分からない場合も多いのではないでしょうか。
また、家庭を持つ人も独身者も収入を得なければなりません。そのため、セクハラに耐えるばかりで長い間苦しい状況に置かれる人もいるでしょう。

そこで、次の見出しではセクハラを受けた際に早急に相談へ行くことができる場所や方法を紹介します。
セクハラ被害の相談場所と伝え方のポイント4つ
セクハラ被害の相談場所と伝え方のポイント4つ
- 社内設置のセクハラ相談窓口
- 労働局雇用均等室や労働基準監督署内の相談窓口
- セクハラ加害者に警告する
- 加害者より上の役職をもつ人へ相談する
相談場所や伝え方を決める前に、セクハラ被害を受けたら、まずは会社の就業規則を確認しましょう。
厚生労働省からも「セクハラの内容、あってはならない旨の方針の明確化と周知・啓発」は会社の義務とされており、すでに企業では就業規則へ盛り込まれている場合があります。

また、このとき就業規則がない場合は問題です。就業規則は社員がいつでも手に取って見られる場所への保管が鉄則となっているからです。
鍵のかかった部屋や金庫の中に就業規則を補完しているような企業では、セクハラに関しても形だけの対応で終わっている場合が多いですよ。
ポイント1:社内設置のセクハラ相談窓口
職場にはセクハラ相談の窓口や担当者を設置することが定められています。
総務や人事、労働組合などに設けられることが多いです。
社内機関であっても相談窓口の担当者には守秘義務があり、うかつに他言することは許されません。
ですが、すでに会社にまったく信用を置けない人もいるでしょう。
セクハラの相談したとたんに周囲の態度が変わったり、出社しにくい雰囲気を作ったりする傾向がある場合には、弁護士への相談をオススメします。
ポイント2:労働局雇用均等室や労働基準監督署内の相談窓口
中小企業など社内の相談窓口が整備されていない会社は多く、また相談窓口があっても筒抜けになるのではないかと不安になる場合があると思います。
そういったときに利用したいのが、労働局雇用均等室や労働基準監督署内にある相談コーナーです。

セクハラ問題にも労働問題として相談に応じています。
自分でセクハラ加害者に言えない場合や、なかなか社内のセクハラに対する意識が改善されないといった相談に応じ、内容によっては行政指導、処分などの対応もしています。
ポイント3:セクハラ加害者に警告する
セクハラ加害者の中でも厄介なのが、無意識に悪意なくセクハラを行っている人です。
まずはセクハラが双方の間で生じていることであると認識させるために、冷静な態度で加害者へ伝えなければなりません。
なるべく二人で人目のつかない場所で話した方がいいでしょう。
また、セクハラ行為が怖い場合には、多少他の人の目があっても話の響かない場所で普通の会話のように伝えてみましょう。
警告するときの大切なポイントは、以下の4つです。
警告するときのポイント4つ
- 今の状況を伝える
- 仕事は継続したいことを告げる
- 言動や行動がストレスになることがあると伝える
- 控えてほしいこと、無理なら退職も考えていることを伝える
まずはこの段階までを丁寧に話します。

状況に応じて手段を選び、セクハラ加害者本人へ気持ちを伝えてみてくださいね。
ポイント4:上司より上の役職をもつ人へ相談する
もし加害者が上司の場合で、上司にセクハラをやめてほしいと話しても、一向にやめる気配がない場合には、さらにその上の上司に相談します。
セクハラ上司の中には、部下からの意見を聞いても「自意識過剰」「そんなつもり一切ない」などと真剣に取り合わずに改善されないケースもあるからです。
緊張してうまく伝えられない場合には、被害の状況を箇条書きにしておくといいでしょう。
また、セクハラの証拠となるものが一つでもあれば説得力があり、動き出してくれる上司もいるかもしれません。
ただ、会社で役職をもっている人たちは基本的に会社側の立場として物事を考える、ということは念頭に置いておきましょう。
「対策をしてほしい」「あなたの部下に指導してほしい」と伝えたら、具体的にどんな対応を検討し動いてくれるのかを注視します。
あまり期待せず、次の段階に進める準備も同時進行しましょう。
セクハラで退職を考えたらすべき4つのこと
セクハラ被害を受け退職を考える前に、悔しい思いが行き場をなくしたり、後悔しないように対策をしなくてはいけません。
セクハラで退職を考えたらすべき4つのこと
- セクハラの動かぬ証拠を記録する
- 外部組織へ相談する前に社内解決を図る
- 退職を選択するときにもセクハラの証拠は力を発揮!
- 会社側との交渉が決裂しても訴える手段はある!
退職を考えたらすべきことを4つ紹介しますので、衝動的に退職を押しすすめるのではなく、より良い方向に持っていけるよう対策を考えましょう。
その1:セクハラの動かぬ証拠を記録する
まずはセクハラ被害の記録をとることが大切です。
たとえば、口頭でひわいな言葉をかけられることや、聞きたくない下ネタでからかわれることがある場合には、スマホのボイスメモアプリなどを利用して記録しましょう。
また、セクハラ日記をつけて、「いつ」「どこで」「どんなことをされ、どう思ったのか」を明確にし、通院記録や診断書などがあればコピーして残しましょう。
メールやメモなどでのセクハラは、印刷するかスクショ機能を利用して保存したり、そのまま自分のPCに転送するなど、証拠を集めることが重要です。
その2:外部組織へ相談する前に社内解決を図る
セクハラは、理由はどうあれあるまじき行為です。
人事部や上層部へセクハラ被害を受けていることを明かしましょう。会社側は必ず被害者側がセクハラの証拠をもっているかどうか確認します。
証拠の有無で態度を一変させることもあるのです。
証拠をもっていること、具体的な対策を依頼すること、訴えることで被害者側が一方的に不利になるような処遇がないように念を押すことが大切です。
なお、話し合いは穏やかに進めるように努力しましょう。
高圧的な態度や喧嘩腰になってしまうなど、冷静でない態度は、良い印象を与えず不利になる場合があります。

その3:退職を選択するときにもセクハラの証拠は力を発揮!
セクハラの問題は退職することで解決するかというと、そうではありません。
退職金が出るかどうかもわかりませんし、再就職までの収入も確保できない状態が続くからです。
また、自己都合で退職するのと会社都合で退職するのとでは、雇用保険の失業給付金支給期間が最大180日間も開きがあります。
会社と円満に折り合いをつけて退職したいときにも、セクハラの証拠は大活躍します。
辞めたくないのに辞めざるをえない状況を作っている、改善がみられない、といったときに会社都合で退職させてくれれば、訴訟はしないと切り出すことも可能です。
その4:会社側との交渉が決裂しても訴える手段はある!
セクハラ被害があれば、企業は被害者のケアと加害者の懲戒処分を同時進行することが望ましいとされています。
改善や円満退社に向けての話し合いができない場合には、労働裁判や民事訴訟、示談交渉なども視野に入れておきましょう。
しっかりしたセクハラの証拠や周囲の協力などが得られれば、さらに勝率は上がるでしょう。

セクハラ被害後の退職準備と転職活動のポイント4つ
セクハラ被害後の退職準備と転職活動のポイント4つ
- セクハラ被害で退職する前に準備する
- セクハラ退職は転職で不利にならない
- 慰謝料を請求することはできるか
- 転職エージェントを利用して転職活用しよう
セクハラ被害を受け退職することになったら、どんな準備や注意点があるのかも確認します。
ポイント1:セクハラ被害で退職する前に準備する
退職願を出す前にまず、以下の準備をしておきましょう。
セクハラ被害で退職する前の準備
- セクハラの記録を用意する
- 退職理由は信頼する人にだけ明かす
セクハラの証拠を用意しておくことは非常に重要です。
さきほど「セクハラの動かぬ証拠を記録する」で説明した内容を再度振り返って、退職前に証拠をおさえ準備を万全にしておきましょう。
また、セクハラで退職する旨を同僚に伝えるかどうかは非常に悩むことです。
基本的には理由を伝える必要はありませんが、退職後も付き合っていきたいと思える関係性で信頼のおける人であれば、退職理由を明かしておくと良いでしょう。
そうすればあなたがセクハラによる退職で、不利な状況に置かれた場合に、助けを求めることもできるからです。
ポイント2:セクハラ退職は転職で不利にならない
セクハラが理由で退職することになっても、のちの転職で不利にはなりません。
転職先からの退職理由確認を行う企業は少なく、また通常は問い合わせがあっても回答することはありません。万が一退職した会社が答えてしまえば、個人情報保護法で責任を問われることになります。

ポイント3:慰謝料を請求することはできるか
以下のような場合、慰謝料請求できることがあります。
慰謝料請求できる可能性がある状況
- 辞めたくなかったのに、会社の上司のせいで辞めざるをえない状況
- セクハラが原因でうつ病などになり、次の社会復帰も難しい状態
慰謝料請求は弁護士なしでもできますが、書類の準備など慣れないことや気をつけなければいけないことも多いので、弁護士に相談をして進めるのがおすすめですよ。
また、慰謝料を請求してもセクハラだと認定されなかったら?という不安もあるでしょう。
セクハラは被害者の主観で判断されます。
セクハラを受けて、どのように感じて耐えてきたのか、日記をつけると重要な証拠になりますよ。
ポイント4:転職エージェントを利用して転職活用しよう
退職後、次の職場を探すときにもセクハラがないかどうか不安になることもあります。そんなときにおすすめなのが転職エージェントです。

自分の経験や専門キャリアなど、トータル的な転職のバックアップをしてもらえるので、優良企業への転職も夢ではありません。
おすすめ転職エージェント3選
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セクハラ退職で優位に転職を進める方法まとめ
セクハラ退職で優位に転職を進める方法まとめ
- セクハラ被害にあったときは我慢せず、はやめに相談することが大事
- セクハラ被害を受けたらまず就業規則を確認し、それぞれ相応しいところに相談をする
- セクハラを理由に退職しても不利にはならない
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