この記事で解決できる悩み
- フリーランスはどうやって仕事を探すの?
- 仕事を得るコツを知りたい
- おすすめのフリーランス向けサービスってどこ?
フリーランスとして仕事をはじめたい!と思ったけれど、どのように仕事を探したらいいのか?と疑問に思っていませんか?
また、すでにフリーランスで仕事をしているけど、なかなか思ったように仕事がない…と悩んでいませんか?
この記事ではフリーランスで仕事を獲得する6つの方法について、その活用法とあわせて説明していきたいと思います。
ぜひ参考にして頂けると嬉しいです。
フリーランスが、求人を探したり仕事を獲得する方法は全部で6つ!
フリーランスが求人を探したり新しく仕事を獲得する方法は、以下の6つに分けられます。
フリーランスが仕事を探す方法6つ
- フリーランス向けのエージェントを利用して求人を探す
- クラウドソーシングというサービスを利用して仕事を探す
- 通常の求人サイトを利用する
- ホームページから直接応募する
- 友人からの紹介
- ブログやSNS経由で仕事を受注する
今回の記事では、これら6つの方法の特徴やメリット・デメリットについて紹介していきます。
主にエンジニアやデザイナー、そしてライターなど、ITフリーランスについてお話しさせていただきますので、フリーランスで仕事を探している方や、仕事の探し方がわからない初心者の方はぜひ参考にしてみてください。
方法1:フリーランス向けのエージェントを利用して求人を探す
エージェントは、代わりに求人を探して、案件が決まるまでサポートしてくれます。
フリーランスは仕事の獲得から経理などの事務作業まで全て一人でこなさせないといけないイメージが強いと思いますが、実はそんなことはありません。
非公開案件の紹介や、応募書類の添削はもちろん、内定時の報酬額の交渉まで、エージェントが全て無料でサポートしてくれます。


エージェントを利用するメリットやデメリット、注意点などは下記の記事で詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
方法2:クラウドソーシングというサービスを利用して仕事を探す
クラウドソーシングというサービスを利用して仕事を探す方法もあります。
まずはクラウドソーシングについて解説しますね。
クラウドソーシングは、案件探しから納品、そして報酬の支払いまで、全てをクライアントと対面することなくインターネット上だけで完結させられるサービスのことです。
具体的なサービスとしては、Lancers(ランサーズ)や クラウドワークス
が特に有名です。
場所や時間を選ばずに利用できるので、地方に住んでいる人や自宅から出られない主婦の人も多く利用しています。
エンジニアやデザイナー向けの案件はもちろんですが、ライティングの仕事が特に多いのが特徴です。
クラウドソーシングを利用するメリット3つ
まずはクラウドソーシングを利用するメリットについて紹介します。
ひとつずつチェックしていきましょう。
クラウドソーシングを利用するメリット3つ
- 時間や場所を選ばずに仕事ができる
- 営業する必要がない
- 報酬未払いのリスクが限りなくゼロ
メリット1:時間や場所を選ばずに仕事ができる
クラウドソーシングの場合、クライアントと合意した納期さえしっかりと守れば、仕事をする時間や場所に関しては制約がありません。
朝早く起きてご飯をつくる前に仕事を片づけたり、カフェなどで仕事をすることも可能です。
メリット2:営業する必要がない
クラウドソーシングには毎日何かしら新しい案件が登録されます。
案件に応募する手間はかかりますが、自分で営業する必要はないので、その分作業できる時間を多く確保できます。
メリット3:報酬未払いのリスクが限りなくゼロ
クライアントがサービス側にお金を支払うまで、フリーランスは仕事を開始できない仕組みになっているため、報酬が未払いになるリスクがほぼありません。
直接契約の場合とは違って、サービス側をいったん経由してから、フリーランスに報酬が支払われます。
クラウドソーシングを利用するデメリット2つ
デメリットは以下の2つです。
メリットデメリットの両方をしっかり把握し、自分に合った利用を心がけましょう。
クラウドソーシングを利用するデメリット
- 手数料が発生する
- 単価が低いものが多い
デメリット1:手数料が発生する
エージェントの場合と同じように、サービス側に仲介手数料を支払う必要があります。
デメリット2:単価が低いものが多い
クラウドソーシングには低単価の案件も多く混ざっているので注意しましょう。
ライターの場合、1文字0.5円などの案件もあります。個人的な意見ではありますが、1文字1円以下のものにはできるだけ応募しないほうがいいと思います。
クラウドソーシングを利用する際の注意点2つ
クラウドソーシングを利用する場合、気を付けなければいけない点が2つあります。
留意しておかないとうまく案件を獲得できなかったり、しなくていい苦労をしてしまう恐れもあるので以下の点をしっかりチェックしておきましょう。
クラウドソーシングを利用する際の注意点2つ
- 単価だけで仕事を選ばない
- 文案件に応募する際はサンプルを用意することが大切
注意点1:単価だけで仕事を選ばない
先ほど単価が低いものが多いと紹介しましたが、逆に単価が高いものでもその分納品までに時間がかかってしまうこともあり、時給換算すると低くなってしまうケースもあります。
作成するのに必要な時間も考慮して提案することが大切です。
注意点2:案件に応募する際はサンプルを用意することが大切
クラウドソーシングの場合、面識のない人に仕事を発注するので、クライアントはスキルや経験だけで仕事を依頼するかどうか判断します。
そのスキルや経験をしっかりと証明するためには、自分がこれまでに作成したサンプルが何よりも有効な材料になります。
このサンプルを用意できるかどうかで、提案が通るかどうかの結果は大きく変わります。
方法3:通常の求人サイトを利用する
Wantedlyやコデアルなどのサービスを利用する方法です。
数は少ないですが、通常の求人サイトからでもフリーランスの案件に応募することができます。
Wantedly(ウォンテッドリー)には「フリーランス 」というカテゴリーがしっかりと用意されていますし、CODEAL(コデアル)というサービスを利用すれば、完全リモートで仕事ができる在宅案件を探すことも可能です。
方法4:ホームページから直接応募する
求人サイトだけではなく、気になる企業があれば、ホームページの採用情報をチェックしてみましょう。
フリーランスとの業務委託契約を受け付けている企業も中にはあります。
特にライターの場合は、自分が興味のあるメディアにホームページから直接コンタクトを取って仕事を獲得している人もいるようです。
方法5:友人からの紹介
友人経由で仕事を紹介してもらうのも一つの方法です。
ただし、一長一短なので自分に向いているかどうかしっかりと考えましょうね。
友人からの紹介で仕事をするメリット
- 面識がある分、通常よりも話を進めやすく、報酬が未払いになるリスクも低い
- 期待を超えるような成果が出せれば、そこからまたさらに別の案件を紹介してもらえる可能性もある
友人からの紹介で仕事をするデメリット
- 友達価格で仕事を依頼されるなど、値段を交渉されてしまう可能性もある
- なあなあになってしまわないように、成果にはしっかりとこだわる必要がある
方法6:ブログやSNS経由で仕事を受注する
ブログやSNSで情報を発信していたり、同じ業界の人とつながっている場合仕事を依頼されることがあります。
その場合のメリット・デメリットをまとめました。
ブログなどで仕事を受注するメリット
- ブログやTwitterなどのSNSを使う方法は、営業コストがほとんどかからないのがいいところ
- Twitterの場合はつぶやくだけですし、ブログの場合は一度記事を公開すれば半永久的に自分の資産になり、ずっと自分のかわりに営業してくれる
ブログなどで仕事を受注するデメリット
- ブログやTwitter経由で仕事を獲得するためには、WEBマーケティングなどの知識も必要になるため、効果が出るまでにはある程度時間が必要
- 普段からコツコツ情報発信を続けておくことが大切
フリーランスとして仕事をしていく上で大事なポイント
最後に、ここまで紹介してきた内容を踏まえて、フリーランスとして仕事をしていく際に知っておきたい特に大事なポイントを5つ紹介します。
フリーランスとして仕事をしていく上で大事なポイント
- 最初はエージェントを有効活用する
- 収益源を複数確保する
- 報酬だけで仕事を判断しない
- 老後の年金対策
- やってみてダメなら正社員に戻ればいいだけ
ポイント1:最初はエージェントを有効活用する
エンジニアやデザイナーは、最初はできるだけエージェントを有効活用するようにしましょう。
最初から在宅フリーランスとして仕事をしていくのは少しハードルが高いです。
エージェントを利用すればある程度安定して報酬を獲得できるので安心できますし、中にはリモート勤務可の案件もあります。
ポイント2:収益源を複数確保する
収益源を複数確保しておくことも安心につながります。
変化のスピードが早くなってきているので、状況の変化に柔軟に対応できるように、できるだけ色々な方法があることを知っておくことのが大切です。
ポイント3:報酬だけで仕事を判断しない
報酬だけではなく、やりがいや成長性なども考慮して、仕事を選びましょう。
お金をたくさん稼ぐこともフリーランスのやりがいの一つですが、それだけだと疲労もより大きくなります。
フリーランスは孤独を感じる機会も多いので、自分の心のバランスを上手く取りながら、仕事を進めていくのが大切ですよ。
ポイント4:老後の年金対策
会社員とは違い、フリーランスは老後の年金の面でも大きく不利になります。
フリーランスの場合、老後の年金対策を何もしなければ、最大でも毎月7万円前後しか年金がもらえません。
厚生年金に加入できる会社員の年金と10万円以上差があります。
ポイント5:やってみてダメなら正社員に戻ればいいだけ
会社員よりも大変だと言われるフリーランスですが、今の時代は、会社員を続けることにもリスクがあります。
フリーランスは何かと不安を感じることも多いですが、やってみて合わなければ会社員に戻ればいいだけです。
できるだけフリーランスという働き方をポジティブに捉えて仕事をするほうがより時間を有効活用できるはずです。
有名なフリーランス向けのエージェント4選
有名なフリーランス向けの転職エージェントを4つ紹介します。
それぞれ特徴が違うので、どれが自分に合っているかよく確認しましょう!
有名なフリーランス向けのエージェント4選
- 交渉力やサポート力で選ぶなら: レバテックフリーランス
- Web・ゲーム業界に特化: レバテッククリエイター
- 正社員並みの保証を受けたいなら: Midworks
- 福利厚生サービスが充実: ギークスジョブ
交渉力やサポート力で選ぶなら:レバテックフリーランス
レバテックフリーランスのポイント
- フリーランスの悩みにしっかり対応
- 業界に精通したコーディネーター
- ミスマッチのない案件紹介
レバテックフリーランス
は、フリーエンジニア向けのエージェントです。
知名度も高く、案件数が一番多いことや報酬の支払いが早い(月末締めの翌月15日払い)ことなどから、多くのエンジニアに人気があります。
ミスマッチのない案件紹介や受注後の給料交渉をしてくれるサポート力が特徴です。
IT・WEB業界に精通したコーディネーターが、あなたのスキルや強みを理解して的確に案件を紹介してくれますよ。
案件受注後も気軽に相談ができて、フリーランスにまつわる悩みや疑問にもしっかり対応してもらえるので安心ですね。
Web・ゲーム業界に特化:レバテッククリエイター
レバテッククリエイターのポイント
- 報酬の支払い速度最短クラス
- 業界内最高レベルの高単価
- 常駐型フリーランスと派遣専門のエージェント
レバテッククリエイター
は、レバテック系列のWeb・ゲーム業界に特化したフリーランス向けエージェントです。
技術面の知識があるテクニカルカウンセラー、企業と密接に連携してくれる企業担当、参画中のサポートや契約更新なども手伝ってくれるフォロワーの3つの柱に支えられながら利用できます。
レバテックフリーランスと同じく、首都圏中心であり経験者向きなので経験を積んでから利用するのがおすすめですよ。
正社員並みの保証を受けたいなら: Midworks
Midworks
は「正社員並みの保証」をウリにしているエージェントです。
一定のスキルがあり必要な条件を満たしていれば、案件が決まらなかった場合でも報酬を保証してくれる制度や、社会保険の半分をエージェントが負担してくれる制度などもあります。
案件数はエンジニア向けのものが一番多いですが、デザイナー、ゲームクリエイター、企画・マーケティングなどの案件も用意されています。
福利厚生サービスが充実:ギークスジョブ
ギークスジョブのポイント
- 充実の福利厚生サービス
- フリーランス同士の交流
- 「相談役の専任スタッフ」のサポート
ギークスジョブ
は、「相談役の専任スタッフ」のサポートと通常のフリーランスが受けることができない福利厚生サービスを受けることができます。
福利厚生サービス「フリノベ」では幅広いサービスがあり、確定申告などの手続きを楽にしてくれる「MFクラウド確定申告」が一定期間無料で使用できたり、オンライン英会話サービスの利用料割引なども受けられますよ。
「交流会」や「座談会」など、フリーランス同士の交流の場を用意してくれるので、フリーランスエンジニアの悩みを共有できる仲間を作れるのも嬉しいですね。
フリーランスの求人 まとめ
フリーランスの求人 まとめ
- フリーランスとして仕事を楽に探すならエージェントを利用すると自分にあったものを紹介してもらえる
- クラウドソーシングや求人サイトを利用するなら最低限の営業スキルも必要
- 単価だけで仕事を選ぶのではなく今後の自分の役に立つように案件を選ぶのも大切
いかがでしたか。
転職活動をするときは、少なくとも上記の3つは必ず実践しましょう。
これらを実践することで効率的に転職先が探せますし、今の仕事をしながら転職活動をするなら、少しでも負担を減らせるはずです。
あなたが満足できる転職ができますように。