この記事で解決できる悩み
- プログラミングスクールが提供する転職支援ってどんなもの?
- 転職支援と転職保証はどう違うの?
- おすすめの転職支援のあるプログラミングスクールを知りたい
この記事ではプログラミングスクールが提供している転職支援についてメリットや利用のポイントについて解説しています。
各社の転職支援の違いを把握して、自分にあったプログラミングスクール選びの参考にしてください。
プログラミングスクールの転職支援とは?卒業後に本当に転職できるの?
プログラミングスクールに通うことは、エンジニアへの転職を目指す人にとって一番の近道といえます。
なぜなら、プログラミングスクールは卒業後の転職を想定したカリキュラムが組まれているだけでなく、「転職エージェント機能」を備えたものが多いため、さまざまな転職支援のサービスが充実しているからです。
また、通常の転職サイトなどと違い、転職支援付きプログラミングスクールで採用募集を行っている企業は「未経験・実務経験がない人」を採用する予定の企業ばかりです。


転職支援つきのプログラミングスクールに通うことは、未経験でエンジニア転職を目指す人にとっての最短距離での方法といえますよ。
プログラミングスクールの転職支援を受けるメリット4つ
プログラミングスクールの転職支援を受けるメリットは以下の4つです。
プログラミングスクールの転職支援メリット4つ
- 転職活動をサポートしてくれる
- 開発実績をポートフォリオとしてアピールできる
- 一定のプログラミングスキルを持つと判断される
- 転職実績のある企業を紹介してもらえる
ひとつずつ見ていきましょう。
メリット1:転職活動をサポートしてくれる
ひとつ目のメリットは、転職活動をサポートしてくれることです。
転職支援があるスクールは、転職エージェント企業などと提携しているので、キャリアカウンセリングや就職先の紹介など、さまざまなサポートを受けられます。
具体的なサポート内容の例を挙げておきますね。
具体的なサポート内容の例4つ
- 転職先企業の紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策のアドバイス
- 提携している人材エージェントの紹介
メリット2:開発実績をポートフォリオとしてアピールできる
2つ目のメリットは、開発実績をポートフォリオとしてアピールできることです。
ポートフォリオとは、自分のスキルを証明する成果物のことです。
最近はこのポートフォリオに使えるアプリケーション作成などをカリキュラムに組み込んでいるスクールが多く、スクールでプログラミングを学ぶだけでなく転職時に必要なポートフォリオを作成できますよ。
開発実績を見せることで「いま現在自分ができること」を明確に企業に伝えられますし、開発実績がない人に比べて面接での印象も良くなります。
ポートフォリオについては以下で詳しく解説していますので参考にしてくださいね。
メリット3:一定のプログラミングスキルを持つと判断される
3つ目のメリットは、一定のプログラミングスキルを持つと判断されることです。
プログラミングスクールに通うことで、授業や課題をクリアしながらプログラミングスキルを身につけていきますよね。

一方、独学の場合ですと、プログラミングを学習したといっても、どの程度のスキルを習得しているのかが企業にとっては把握しづらいため、評価があがりにくくなってしまいます。
メリット4:転職実績のある企業を紹介してもらえる
4つ目のメリットは、転職実績のある企業を紹介してもらえることです。
プログラミングスクールでは、転職エージェントとの提携や協力企業を多く抱えているところが多いのが特徴です。
また、これまでの実績から卒業生の入社実績がある企業や、スクールと取引がありエンジニアを募集している企業を紹介してもらえるので、転職活動がスムーズに行えます。
また、エンジニア転職に特化しているので、一般の転職サイトなどと比較して、業界や企業に関する情報にも詳しいため、手厚いサポートを受けられますよ。
転職支援のあるプログラミングスクールを利用するときのポイント6つ
転職支援のあるプログラミングスクールを利用するときのポイントを6つ紹介します。
転職支援のあるプログラミングスクールを使うポイント6つ
- 転職の目的を明確にする
- 目的に合った言語を選ぶ
- 無料のプログラミングスクールは避ける
- ライフスタイルに合った学習形式を選ぶ
- 無料体験や無料カウンセリングを利用する
- 受講開始までにプログラミングの基礎知識を知っておく
ポイントをおさえて、うまく活用していきましょう。
ポイント1:転職の目的を明確にする
ひとつ目のポイントは、転職の目的を明確にすることです。
なぜなら、転職の目的をハッキリさせることで、そのゴールに向けてどのような手順を踏めばいいかが明確になるからです。
たとえば、転職先の企業や業界、将来的に何ができるようになりたいのかを具体的にすることで、どこまでのスキルを習得すべきか、どの言語を習得すべきかといったことが分かるようになり、自分にあったスクールやコースを選択できるようになります。

ポイント2:目的に合った言語を選ぶ
2つ目のポイントは、目的に合った言語を選ぶことです。
自分が進みたい業種や企業によって必要とされる言語が違ってきます。自分が学びたい言語を取り扱っているスクールを選ぶ事が重要なのです。
「なりたいイメージは分かるけどどの言語に紐づくのかわからない」「いくつか学びたい候補があって、どれを選択したらよいかわからない」と迷ってしまう場合には、各スクールが開催している無料カウンセリングで相談してみましょう。


ちなみに、案件の数が多い、初心者でも学びやすいおすすめのプログラミング言語は以下の3つです。
初心者でも学べるおすすめのプログラミング言語3つ
- Java:Webシステムからアプリケーションまでさまざまなものを作ることができる
- PHP:Webサービスの開発に使用される言語
- Ruby:日本生まれの言語で文法がわかりやすく初心者にもおすすめできる言語
近年、人気は下降気味ではあるものの、案件数、求人数は非常に多いです。
Javaを習得しておくことで、他の言語にもスムーズに対応できる点も魅力といえます。
Webサイトの外側を構築するフロントエンジニアを目指すならおすすめの言語です。
習得難易度もあまり高くなく初心者でもはじめやすいうえに、求人数も豊富にあるのでおすすめですよ。
非常に素早くプログラムが組めるため、スタートアップの企業で良く採用されており、求人数も多いのが特徴です。
ポイント3:無料のプログラミングスクールは避ける
無料のプログラミングスクールは避けるのもポイントのひとつです。
なぜなら、無料のプログラミングスクールは、企業に人材を斡旋することによって収入を得ているため、希望通りに転職先を選ぶことができないからです。
もちろん、自分に合った企業に転職できる可能性もありますが、「入社先の企業が限定されている」「確実に企業を選べない」という点は注意が必要ですよ。

とにかく転職がしたい人や、企業の情報を把握したうえで大丈夫だと思える人は、利用を検討してみるのもひとつの手です。
ポイント4:ライフスタイルに合った学習形式を選ぶ
4つ目のポイントは、ライフスタイルに合った学習形式を選ぶことです。
その理由は、転職を考えて受講するか検討している人は、現在の仕事とプログラミング学習を両立する必要があるからです。
日中に仕事をしている場合、時間などの制約から、スクールへの通学は難しいと感じる人もいますよね。
そういった人向けの学習形式を2つ紹介します。
形式1:オンライン学習
- オンライン学習であれば教室に通う必要がないので、時間や場所の制約を受けずに受講ができます。
- パソコンやインターネット環境さえあれば、空いた時間を利用して、いつでもどこからでもプログラミング学習ができるので、仕事をしながら転職を検討している人におすすめの学習形式です。
具体的なオンライン学習ができるプログラミングスクールについては、あとで紹介します。
形式2:夜間・休日学習
- 平日の昼間に仕事をしている人であれば、夜間や休日に教室に通って学習するスクールを利用してプログラミングについて学ぶことも可能です。
- 仕事終わりの時間を有効に使いたい人や、通勤経路を利用して通いたい人にはおすすめの学習形式です。
具体的な夜間・休日学習できるプログラミングスクールについても、のちほど紹介しますね。
ポイント5:無料体験や無料カウンセリングを利用する
5つ目のポイントは、無料体験や無料カウンセリングを利用することです。
なぜなら、事前に学習内容や卒業後の転職実績について詳しく確認することで、受講後のミスマッチが起こらなくなるからです。
ほとんどのプログラミングスクールでは、無料体験や無料カウンセリングが用意されています。
実際に学習内容を体験したり、転職支援の中身を事前に聞いたり、キャリアプランにそったアドバイスをもらうなどしたうえで、受講するかどうか検討するようにしましょう。
ポイント6:受講開始までにプログラミングの基礎知識を知っておく
最後のポイントは、受講開始までにプログラミングの基礎知識を知っておくことです。
事前に基礎知識を得ておくことで、序盤のカリキュラムがスムーズに進められたり、講師に相談したい事などが明確になった状態で受講を開始できるからです。
Progate(プロゲート)などの無料オンラインプログラミング学習サービスを利用すれば、誰でも簡単にプログラミング体験ができるので自習や予習におすすめですよ。
転職保証と転職支援の違い
転職サポートについては、スクールやコースによって「転職支援」と「転職保証」とがあります。
どちらの場合もヒアリングや履歴書の添削、面接の対策など全力でサポートを行ってくれる点は同じですが、「転職保証」の場合、転職に成功しなかった場合の返金保証がされているのが大きな違いといえます。

具体例として、 テックアカデミー
のエンジニア転職コースの保証について紹介します。
「転職支援」と「転職保証」の違いを把握したうえでスクールを選ぶようにしましょう。
エンジニア転職保証コースの保証条件
- 受講開始時点で32歳以下の方
- 東京での勤務が可能な方
- IT企業へエンジニアとして転職の意思がある方
- 受講期間中に転職活動をする意思のある方
- 期間中に学習時間を300時間以上確保できる方
(1〜6週目:160時間、7〜10週目:100時間、11〜12週目:40時間) - マンツーマンメンタリングを全て欠席なく実施
- 6週間までJavaコースの全課題が終了した方
- 全ての課題に合格された方
- 企業面接設定後に無断キャンセルがない方
エンジニア転職保証コースの保証内容
- パーソナルメンターがカウンセリング(1回30分)も行い転職をサポート
- 学習プログラム修了後、6ヶ月間内定が出るまで企業面談を実施
- 面談を実施しても内定が出ない場合、受講料を全額返金
転職支援が手厚いおすすめプログラミングスクール4つ
転職支援を受けることで、さまざまなメリットがあることがわかりましたね。
では、実際に転職支援が手厚いおすすめのプログラミングスクールを4つ紹介します。
転職支援が手厚いおすすめプログラミングスクール4つ
- オンラインで費用を抑えたいなら: テックアカデミー
- 講師とマンツーマンでオンライン学習するなら: CodeCamp
- 30代で転職するなら: テックキャンプ エンジニア転職
- 転職しやすいスクールにするなら: DMM WEBCAMP
転職コース「土日・夜間講座」
ひとつずつ見ていきましょう。
オンラインで費用を抑えたいなら:TechAcademy
TechAcademyのポイント
- 完全オンラインで教室型よりも安い
- TechAcademy キャリアという転職支援
- 転職に関する悩みも相談可能
テックアカデミー
は完全オンラインなので、都市圏以外に住んでいて安くプログラミングを学びたい人におすすめです。
転職保証はないですが、TechAcademyの受講生専用の「TechAcademy キャリア」という転職支援が受けられます。
TechAcademy キャリアは、TechAcademyで身につけたスキルを元に、企業やコンサルタントからスカウトを受けられるサービスです。
転職に関する悩みも相談できるので、学びながら効率よく転職支援を受けられます。
講師とマンツーマンでオンライン学習するなら:CodeCamp
CodeCampのポイント
- オンライン授業だから人目を気にせずに勉強できる
- 自分の好きな時間に学習可能
- 現役エンジニアの講師にキャリア相談
CodeCamp
は365日予約可能なオンラインスクールで、受講時間も7時から23時40分までと選択の幅が広いので、好きな時間にオンラインレッスンを受けたい人におすすめです。
講師陣の中から自分に合った講師を選べるので相性問題の不安がなく、マンツーマンレッスンを受けられます。
CodeCampのキャリア支援では、現役エンジニアの講師にキャリア相談ができます。業界なリアルな話を聞けたり、キャリア構築についてのアドバイスがもらえます。
この転職支援は自分が転職活動をはじめたいと思った任意のタイミングで受けられますよ。
30代で転職するなら:TECH CAMPエンジニア転職
TECH CAMPエンジニア転職のポイント
- 未経験からでも転職成功しやすい
- 30代以上でも転職保証がある
- オンラインで質問できる
テックキャンプ エンジニア転職
は受講者の90%以上が未経験で、400名以上の人が就職に成功しているので、未経験からプログラミングを学んで就職したい人におすすめです。
また、他のスクールでは条件から弾かれてしまう30代以上でも転職保証が付き、受講者の3人に1人が30歳以上なので歳を理由に諦めていた人も学ぶことができます。
オンラインで質問できる体制が整っているので、わからないところがあってもすぐ聞ける挫折しにくい環境ですよ。
転職しやすいスクールにするなら:DMM WEBCAMP 転職コース「土日・夜間講座」
DMM WEBCAMPのポイント
- 平日の夜間や土日を有効活用
- 実務に近い実践的なカリキュラム
- 質の高い転職支援
DMM WEBCAMP
転職コース「土日・夜間講座」は働きながら、エンジニアに転職するための勉強がしたい人におすすめです。
平日の夜間(19〜22時)・土日(11〜22時)の時間を有効活用して自分のペースで通えるので、忙しい社会人でもプログラミングスキルが身につきます。
実践に近いカリキュラムで現場環境に近いチーム開発、ポートフォリオ作成があるので転職を見据えた実践力が学べますよ。
転職保証と充実した転職支援のキャリアサポートがあり、専属のキャリアアドバイザーが卒業後も3ヵ月間サポートしてくれます。
【プログラミングスクールの転職支援】まとめ
【プログラミングスクールの転職支援】まとめ
- 転職支援を受けることで、自力で転職活動を行うよりも成功率があがる
- 転職支援と転職保証では、サービスの内容や条件が違うので注意が必要
- 自分に合った言語、転職支援を行っているスクールを選ぶことで、希望の転職先への就業の可能性が飛躍的にあがる
転職支援が手厚いおすすめプログラミングスクール4つ
- オンラインで費用を抑えたいなら: テックアカデミー
- 講師とマンツーマンでオンライン学習するなら: CodeCamp
- 30代で転職するなら: テックキャンプ エンジニア転職
- 転職しやすいスクールにするなら: DMM WEBCAMP
転職コース「土日・夜間講座」
いかがでしたか?
プログラミングスクールの転職支援にはさまざまなメリットがあり、自力での転職活動に比べてサポートを受けられたり、転職成功率があがるのでぜひ支援を受けることをおすすめします。
転職支援の内容や取り扱っている言語はスクールによって違うので、無料体験や無料カウンセリングを受けて自分に合うスクールを選ぶようにしましょう。
卒業後、スムーズに満足のいくエンジニア転職ができるように、自分に合った転職支援のあるプログラミングスクールを見つけてくださいね。