この記事で解決できる悩み
- 札幌に転職したいけれど、仕事が見つかるかな?しっかり生活できるのだろうか?
- 札幌へ転職する場合、どんなところに注意すればいいのだろうか?
- 札幌の会社に転職するときに、おすすめの転職エージェントが知りたい。
札幌の会社に転職することを検討している人は、このような疑問・不安を持つ人も多いと思います。考えれば考えるほど、色々な疑問がわいてきますよね。
この記事では、札幌の会社に転職する前に検討すべきことや知っておくべきポイントを解説します。札幌の会社に転職すべきかどうか、より正しい判断ができるはずです。
また、タイプ別におすすめの転職エージェントを紹介します。
あなたに合った転職エージェントを活用すれば、より有利かつスムーズに転職活動を進められます。
実際に行動を起こそうかどうか迷っているときは、しっかりとひとつずつおさえるべきポイントに沿って判断すれば失敗する確率を限りなくゼロに近くすることができます。
転職エージェントの選び方や活用のポイントに関しても、実体験などをもとにしながら紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
それではまず「札幌の労働環境」について確認していきましょう。

【はじめに】札幌の労働環境について
札幌の企業に転職したい方は、まずは簡単に札幌の労働環境について押さえておきましょう。
札幌の労働環境について
- 札幌に本社のある有名企業
- 札幌の有効求人倍率と求人状況
- 燃料手当の支給がある会社
札幌に本社のある有名企業
札幌には以下のような有名企業がが多くあります。優良求人を探したい人はこれらの企業の募集状況を確認するのもひとつです。
札幌に本社のある有名企業
・株式会社ニトリ
・イオン北海道株式会社
・株式会社ツルハホールディングス(ツルハドラッグ)

札幌の有効求人倍率と求人状況
札幌の有効求人倍率や求人状況についても確認しておきましょう。
令和元年6月の有効求人倍率は全国で1.37なのに対し、北海道は1.16、札幌は1.17という結果になっています。(ちなみに札幌東は0.92、札幌北は1.08となっています)
北海道は全国的にも有効求人倍率が低く、札幌圏(札幌、札幌東、札幌北)は求人数そのものも多いのですが、同時に求職者の数も多く、札幌東に関しては1倍を下回っています。
徐々に増加はしているものの、現在のところ転職がしやすい状況とはいえないかもしれません。
【補足】有効求人倍率とは?
有効求人倍率 = 有効求職者数(企業からの求人数)÷ 有効求人数(ハローワークに登録している求職者の数)
有効求人倍率とは有効求職者数(企業からの求人数)に対する有効求人数(ハローワークに登録している求職者の数)の割合のことです。
雇用動向を示す重要指標のひとつで、有効求人倍率が1を上回ると、企業の人手不足、有効求人倍率が1を下回ると求人よりも求職者が多いことがわかります。
有効求人数についての注意
・有効求人数は、ハローワークを通じた求人情報からのみ算出される
・求人情報誌や転職情報サイトなどの求人情報は含まれないのと新卒者も除かれている
UIターンを増やす「札幌移住計画」
日本で5番目の人口を誇る日本最北の政令指定都市「札幌」は、都市と自然が融合した利便性が高い都市です。
この地に憧れる方や、故郷に戻りたくて転職を考える方も多いため、有益な情報や移住をサポートするための情報を届けるために、札幌の民間企業などが協力して設立された任意団体「札幌移住計画」が活動しています。
札幌移住計画とは
「札幌移住計画」は、職(仕事)、住(暮らし)、コミュニティ(人と人との繋がり)の3つをキーワードに、北海道へUIターンする人を増やす活動のこと。

燃料手当の支給の会社がある
北海道といえば「冬場の雪や寒さが厳しそう」と感じる人も多いと思いますが、北海道には寒冷地で働く労働者に対し、暖房代の一部を企業が負担してくれる「燃料手当」という制度があります。
すべての企業がこの制度を導入しているわけではありませんが、北海道は暖房代がとてもかかるので、自分の勤務する会社が支給をしているかどうか確認しておくとよいでしょう。
札幌への転職がもたらす2つの影響
札幌への転職を検討する際は、メリットとデメリットの両方を考慮する必要があります。検討事項として漏れがないか、しっかりと整理しておきましょう。
影響1:札幌への転職のメリット3つ
都会から札幌への転職のメリットは、3つあります。とくに都会の生活に疲れ札幌へ転職を考えている方は、魅力的だと感じる人が多いでしょう。
札幌への転職の3つのメリット
- 北海道は家賃が安いため生活費が抑えられる
- 自然が豊かで空気がきれいなためストレスフリーな生活が送れる
- 通勤ラッシュから解放される
さらに、札幌市では都会からの移住者に支援金を支給する制度があります。
移住による就業者・起業創出事業(移住支援金)
平成31年4月1日以降に東京23区(在住者又は通勤者)から札幌市に移住し、移住支援金対象求人(マッチングサイト掲載求人)に就業した方又は「地域解決型起業支援事業費補助金」の交付決定を受けている方に、国・北海道・札幌市が共同で移住支援金を支給します。なお、移住支援金は以下のとおりです。
- 2人以上の世帯の場合 100万円
- 単身の場合 60万円

札幌への転職メリット1:北海道は家賃が安いため生活費が抑えられる
ひとつ目のメリットは大都市に比べ家賃がぐっと安くなることです。
ちなみに不動産検索サイトのSUUMOによれば、札幌の場合、ワンルームの家賃は3.1〜3.9万円、2LDK/3K/3DKの家賃は5.4〜7.5万円、3LDK/4K~の家賃は6.4〜9.9万円となっています。


札幌への転職メリット2:自然が豊かで空気がきれいなためストレスフリーな生活が送れる
自然が豊かなこともメリットのひとつです。
札幌は街の中にたくさん公園があって、買い物やエンタメを楽しむだけでなく、天気がいい日はゆっくりと外でくつろぐこともできます。
札幌への転職メリット3:通勤ラッシュから解放される
3つ目は通勤ラッシュから解放されることです。
なぜなら、大都市よりも通勤人口が少ないからです。また、札幌なら激しい渋滞も起こりにくいので、電車通勤以外にも車やバスといった通勤手段の選択肢が増えて自由度も高くなります。
影響2:札幌への転職のデメリット2つ
一方で、都会から札幌への転職のデメリットは、2つあります。
札幌への転職の2つのデメリット
- 年収が下がる可能性が高いこと(賃金ダウン)
- 他府県からの転職だと気候や習慣の違いに慣れる必要があること
札幌へ転職を考える方は、これらの影響を事前に覚悟した上で転職するほうがいいでしょう。
札幌への転職デメリット1:年収が下がる可能性が高いこと(賃金ダウン)
残念ながら、東京などの大都市に比べると、年収は下がる可能性が高いです。
ただし副業などを許可してる会社であれば、空いた時間などで収入を賄うこともできるかもしれないので、こういった部分も事前に確認しておきましょう。
生活コストが下がるので転職後の収入と支出の両方を把握したうえで、札幌への転職を検討しましょう。
札幌への転職デメリット2:他都府県からの転職だと気候や習慣の違いに慣れる必要があること
雪の多さや寒さなどに圧倒されるので、覚悟しておきましょう。
慣れる部分もありますが、一方で雪かきなどは毎年大変に感じる作業だと思います。
札幌での転職で活用すべき転職エージェントを選ぶポイント4つ
札幌の会社に転職する際、転職エージェントを活用すれば、よりスムーズに転職活動を進められるので覚えておきましょう。
ここでは、転職エージェントを選ぶ際に重要な、以下4つのポイントについて説明していきます。
札幌転職でおすすめの転職エージェントを選ぶポイント4つ
- 数が多くて質の良い求人を豊富に持っているかどうか
- 実際に利用した人の口コミや評判が良いかどうか
- サポート体制が充実しているかどうか
- 札幌に拠点を構えているかどうか
ポイント1:数が多くて質の良い求人を豊富に持っている
ひとつ目は、利用する転職エージェントが、質の良い求人を豊富に持っているかどうかです。
というのも、単純にエージェントが所持している求人の数が多い方が、早期転職につながりやすいですし、求人の質が良ければ実際に転職しても後悔する可能性が低いからです。
WEBサイト上では公開されない非公開求人もあるので、一概にそれぞれを判断することが難しいですが、求人件数はそれぞれのサービス上でもなんとなく把握できます。
また、実際にサービスを利用された方の感想もブログなどで見つかるはずなので、参考にしてみてください。
地域密着型の転職エージェントは
- 他の転職エージェントでは紹介できない札幌限定の求人をたくさん持っている

ポイント2:実際に利用した人の口コミや評判が良いかどうか
実際に利用した人の口コミや評判も参考にしましょう。
なぜなら、評判の悪い転職エージェントを利用すると、満足のいく転職活動ができないためです。
ただし、参考にするときは、すべての情報を信じすぎないように注意しましょう。
TwitterやGoogle検索で口コミを調べることになると思いますが、転職エージェントによっては、サイト上に実際にサービスを利用された方の感想を掲載しているところもあります。
単純に「よかった」「悪かった」という評価だけではなく、具体的にどういうところが良かった・悪かったということまでチェックしましょう。
ポイント3:サポート体制が充実している
3つ目は、サポート体制が充実しているかどうかです。
なぜならエージェントを利用する場合、応募書類の添削と面接対策、面接日程の調整、そして内定時の給料の交渉など、ありとあらゆることを担当者にサポートしてもらえるので、サポートの質がよい方が、転職活動を円滑に進められるからです
ちなみに転職応募者は、転職エージェントの各サービスを全て無料で利用することができますが、転職エージェントは決してボランティアでサービスを提供しているわけではありません。
あくまでもビジネスとしてサービスを提供しており、担当者それぞれが営業ノルマを抱えているので注意してください。
サポート体制が悪い転職エージェントに注意
- 自分の営業ノルマだけを意識して求人案件を提案されることもあるようなので注意が必要

担当者によってもサポートの質は違うので、「うまくいかない」と思ったら変更してもらいましょう。

ポイント4:札幌に拠点を構えているかどうか
最後の4つ目は、札幌に拠点を構えているかどうかです。
なぜなら、札幌の独占の求人案件を持っていたり、札幌に拠点があれば担当者との面談もしやすく、札幌の労働環境や求人企業に関する情報を詳しく聞くことができるからです。
とくに、札幌にある老舗企業の求人はWEB上のサイトには掲載されていないことがほとんどなので、とても貴重です。

転職エージェントは複数登録してもよい
ひとつのエージェントに絞り込む必要はなく、地元の求人に強い札幌の転職エージェント、全国大手の転職エージェント、得意分野に特化した転職エージェントなど複数登録することがおすすめ
【タイプ別】札幌へ転職で利用したいおすすめ転職エージェント7選
4つの選ぶポイントを踏まえて、札幌への転職におすすめの転職エージェントを3つのタイプ別に7社紹介します。
どの転職エージェントに登録しようか迷っている方はこちらを参考にしてください。
【タイプ別】札幌へ転職で利用したいおすすめ転職エージェント7選
- タイプ1:札幌に拠点を構える大手転職エージェント3社
- タイプ2:札幌の転職に強い地域密着型転職エージェント2社
- タイプ3:札幌にUIターン転職したい方におすすめの転職エージェント2社
おすすめ転職エージェント1:パソナキャリア
おすすめ転職エージェント2:doda
おすすめ転職エージェント3:リクルートエージェント
おすすめ転職エージェント4:ジョブキタ紹介
おすすめ転職エージェント5:キャリアバンク
おすすめ転職エージェント6:リージョナルキャリア北海道
おすすめ転職エージェント7:札幌UI就職ナビ
タイプ1:札幌に拠点を構える大手転職エージェント3社
まずは北海道に拠点を構える求人数が多い転職エージェントを3社紹介します。求人数が多いと希望する求人に出会える可能性が高いのでおすすめです。
札幌に拠点を構える大手転職エージェント3社
- おすすめ転職エージェント1:リクルートエージェント
- おすすめ転職エージェント2:パソナキャリア
- おすすめ転職エージェント3:doda
おすすめ転職エージェント1:パソナキャリア
パソナキャリア
の札幌支店はJR札幌駅の隣にあります。
おすすめ転職エージェント2:doda
doda
の札幌支社は札幌市営地下鉄 大通駅 2番出口から徒歩3分、もしくは札幌市営地下鉄、JR 札幌駅 11番出口から徒歩5分で着きます。
おすすめ転職エージェント3:リクルートエージェント
リクルートエージェント
の札幌支店はJR札幌駅から徒歩3分の距離にあります。
タイプ2:札幌の転職に強い地域密着型転職エージェント2社
ここで紹介するのはおすすめの地域密着型の転職エージェントです。
先ほど紹介した大手転職エージェントと比べると全体の求人数は少なくなりますが、ここでしか掲載されない中小企業や老舗企業などの求人が多く見つかります。
札幌の転職に強い地域密着型転職エージェント2社
おすすめ転職エージェント4:ジョブキタ紹介
ジョブキタ紹介は、北海道で働きたい人のための転職エージェントです。姉妹サイトに「ジョブキタ」という転職サイトがあるので、こちらも合わせて登録がおすすめです。
おすすめ転職エージェント5:キャリアバンク
キャリアバンクは北海道に特化した無料職業紹介サービスです。北海道で人材サービスを30年以上展開してきた実績ある転職エージェントです。
タイプ3:札幌にUIターン転職したい方におすすめの転職エージェント2社
最後にUIターン転職したい方におすすめの転職エージェント2社を紹介します。北海道出身ならUターンに特化した転職サイトもおすすめです。
札幌にUIターン転職したい方におすすめの転職エージェント2社
- おすすめ転職エージェント6:リージョナルキャリア北海道
- おすすめ転職エージェント7:札幌UI就職ナビ
おすすめ転職エージェント6:リージョナルキャリア北海道
リージョナルキャリア北海道はUターン・Iターンを支援する転職支援サービスです。転職相談会が頻繁に開催されているので気になる方は参加しましょう。もちろん参加は無料です。
おすすめ転職エージェント7:札幌UI就職ナビ
札幌UI就職ナビは札幌市が主催し、株式会社パソナが札幌市の委託を受けて運営しています。東京に札幌UIターン就職センターがあり、個別のキャリア相談が東京で受けられます。
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【都会にこだわるのは損?】Uターン転職は実際にどうなのか?
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札幌以外のエリアの労働環境
札幌以外の道内エリアで働くことを検討している人もいるかもしれませんが、北海道の札幌以外のエリアは、農業が中心の内陸部と漁業が中心の海沿いのエリアになり、過酷な労働環境・低賃金になることが想定されます。
転職を希望する場合は覚悟が必要なので、事前にインターンなどで一度実際に働いて体験してから判断するといいでしょう
なお、状況やケースによっては、ハローワークを利用すれば助成金や手当の対象になることもあります。
【転職エージェントを利用して札幌で転職】まとめ
【転職エージェントを利用して札幌で転職】まとめ
- 札幌への転職のメリット3つ
- 札幌への転職のデメリット2つ
- 転職エージェントを選ぶ4つのポイント
・北海道は家賃が安いため生活費が抑えられる
・自然が豊かで空気がきれいなためストレスフリーな生活が送れる
・通勤ラッシュから解放される
・年収が下がる可能性が高い(賃金ダウン)
・環境の質が下がる(人との出会いが減る=視野が狭くなる)
・数が多くて質の良い求人を豊富に持っているかどうか
・実際に利用した人の口コミや評判が良いかどうか
・サポート体制が充実しているかどうか
・札幌に拠点を構えているかどうか
札幌おすすめ転職エージェント7選
- タイプ1:札幌に拠点を構える大手転職エージェント3社
- タイプ2:札幌の転職に強い地域密着型転職エージェント2社
- タイプ3:札幌にUIターン転職したい方におすすめの転職エージェント2社
おすすめ転職エージェント1:パソナキャリア
おすすめ転職エージェント2:doda
おすすめ転職エージェント3:リクルートエージェント
おすすめ転職エージェント4:ジョブキタ紹介
おすすめ転職エージェント5:キャリアバンク
おすすめ転職エージェント6:リージョナルキャリア北海道
おすすめ転職エージェント7:札幌UI就職ナビ
札幌の会社に転職を検討している人は、まずは上記3つのポイントをしっかりと頭に入れておきましょう。
これらを理解しておけば、自分にとって札幌の会社に転職することが本当にいいことなのかをより判断しやすくなり、実際に転職エージェントを選ぶ際も失敗する可能性が低くなるはずです。
参考にしてみてください。
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札幌で転職して生活するヒントはここに!もやもや解消して前に進もう
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