この記事で解決できる悩み
- プログラミングを学びたいけど、スクールに通うのは意味がないって本当?
- どうしてスクールに通うのは無駄と言われているのか知りたい
- どんなことに気をつければスクールでの学習を有意義なものにできるの?
この記事では、プログラミンスクールの受講は意味がないと言われる理由について解説しています。
スクールが本当に無駄なのか判断するためのコツや、スクールを利用するメリットについても詳しく紹介していますよ。
プログラミングスキルを身につけたいけど、スクールの受講を迷っている人はぜひ参考にしてくださいね。
【はじめに】プログラミングスクールが無駄・意味ない・不要とは限らない
プログラミングスキルを習得したいと考えたとき、選択肢のひとつにプログラミングスクールが思い浮かぶ人は多いと思います。


たしかに、「プログラミングスクールは意味がない」「スクールに通うのは無駄」といった意見があるのは事実です。
しかし、これらの主張の多くは、個人の経験則による意見や感想でしかなく、必ずしも全ての人やスクールにあてはまるものではありません。
まずは、プログラミングスクールが無駄といわれる理由を見ていきましょう。
プログラミングスクールが無駄・意味ない・不要といわれる理由5つ
プログラミングスクールが無駄・意味がないといわれる理由は以下の5つです。
スクールが意味がないといわれる5つの理由
- 料金が高い
- スクールでスキル習得しても評価が上がらない
- スクールを利用しなくても独学できる
- スクールの教材やサポートの質が悪い
- 充分なスキルが身につかない
ひとつずつ解説していきますね。
理由1:料金が高い
ひとつ目の理由は、料金が高いからです。
プログラミングスクールの受講料金はスクールやコースによって様々ですが、安くても10万円程度かかります。
決して安くはない費用がかかるのは事実です。
ただ、スクールはそれだけの料金に見合った、あるいはそれ以上のリターンを得られる場所でもあります。
質の良い教材や手厚いサポート、実践レベルのスキルや知識などを得られることを考慮すると、ある程度は必要経費として割り切る必要がありますよね。
単純な金額ではなく、学べる内容や身につけられるスキル、あなたのキャリアプランと照らし合わせて、スクールを選ぶようにしましょう。


理由2:スクールでスキル習得しても評価が上がらない
2つ目の理由は、スクールでスキル習得しても評価が上がらないからです。
企業面接において、たとえスクールでスキルを習得しても、経験者と比較した場合には評価が得にくいのは事実です。
しかし、スクールを卒業したことで、未経験ながらも一定の基準のスキルは習得していると判断され、評価はしてもらえます。
また、オリジナルサービスの開発がカリキュラムにあるスクールなら、成果物をポートフォリオとして面接時に利用できるので、自分のスキルをアピールし評価に繋げられますよ。
ただ、企業の採用面接では、プログラミングスキル以外の部分も見て複合的に判断されます。

理由3:スクールを利用しなくても独学できる
3つ目の理由は、スクールを利用しなくても独学できるからです。
プログラミングスキルを独学で習得し、エンジニアとして活躍する人もいます。
しかし、プログラミング習得は挫折しやすく、独学で習得するとなるとかなり険しい道のりとなります。
独学の場合、学習スケジュールを自分で立て、自分ひとりで進めなければなりません。
それだけでなく、スクールでの知識習得に比べて学習効率が落ちることや、エラーなどの問題が起こった時に自己解決が非常に難しいことから、独学者の約90%は挫折してしまうのです。
独学での習得を考えている人は、以下の記事も参考にして、よく検討してくださいね。
理由4:スクールの教材やサポートの質が悪い
4つ目の理由は、スクールの教材やサポートの質が悪いからです。
教材やサポートの質についてはスクールによって差があるので注意してください。
たとえば質の悪いスクールでは以下のような例があります。
質の悪いスクールの例
- インプットばかりでアウトプットできるカリキュラムがない
- 講師の質が良くない
- 質問がしにくい
例1:インプットばかりでアウトプットできるカリキュラムがない
基本的に、プログラミングはインプットした知識を、手を動かしてアウトプットすることで身につきます。
受講生のアウトプットの機会を設けるためには、アウトプットした成果物をレビューする講師が必要になりますよね。
ところが、質の悪いスクールでは人件費を抑えるためにアウトプットの機会自体を減らし、インプットばかりのカリキュラムになっています。
質の良いスクールでは、インプットとアウトプットのバランスがとれたカリキュラムが組まれていますよ。
例2:講師の質が良くない
質の良いスクールでは、現役のエンジニアが講師を務めることで、実際の現場で通用するスキルや業界の知識を学べます。
単純なエンジニアスキルだけでなく、「教える力」があるか判断するために講師の採用試験を行っているスクールも多くありますよ。
しかし、質の悪いスクールでは、人件費を抑えるためにスキルの不透明な講師を雇ったり、エンジニアと呼べるのか怪しい学生を採用していることもあるので注意が必要です。
例3:質問がしにくい
未経験からプログラミングを学ぶ場合、わからないことが多く、つまずきやすいです。
質問のしやすさや解決の速度は、学習効率やスキル習得に大きく関わってきますよ。
質の良いスクールであれば、質問掲示板に受講生からの質問が多く投稿されており、それに対する返答も1日以内に返ってきます。
また、定期的にビデオ通話で質問ができたり、専属のメンターにチャットで無制限に質問できるなど、サポート体制が整っています。
一方、質の悪いスクールでは、質問に対する返答がなかなか返ってこなかったり、質問の受付時間が短いなどの問題があるので注意しましょう。
無料のプログラミングスクールは避けよう
無料で受講できるプログラミングスクールもありますが、こちらはおすすめできません。
なぜなら、無料で受講できる条件として、卒業後の就職・転職先の企業が指定されているからです。
指定されている企業のなかには、業務内容がクリエイティブではなくルーティンワークでスキルを磨けない、厳しい成果を要求される、就業時間が長く長時間の残業が当たり前といった会社もあります。

理由5:充分なスキルが身につかない
5つ目の理由は、充分なスキルが身につかないからです。
たしかに、単にスクールを受講して与えらえた課題をこなす「だけ」では、スキルの習得は難しいといえます。
プログラミングスキルの習得は決して容易なものではなく、自ら積極的に学ぶ姿勢やモチベーションが重要になりますよ。
授業以外にも自主的に勉強する時間をとったり、勉強する目的を明確に持つなど、モチベーションを高く維持して課題に取り組める人であれば、スクールの利用を有意義なものにできるでしょう。

プログラミングスクールを利用するメリット4つ
プログラミングスクールを利用するメリットを4つ紹介します。
スクールを利用する4つのメリット
- 実績のある教材やカリキュラムを使って体系的に学習できる
- 学習のモチベーションを維持しやすい
- 就職・転職支援を受けられる
- 現役エンジニアと関われる
質の良いスクールはとくに上記のような特徴が多くみられます。
スクールを選ぶ上での判断ポイントにもなりますので、ぜひ参考にしてくださいね。
メリット1:実績のある教材やカリキュラムを使って体系的に学習できる
ひとつ目のメリットは、実績のある教材やカリキュラムを使って体系的に学習できることです。

プログラミングスクールでは、実績のある教材や効果的な学習プラン、カリキュラムが既に用意されています。
さらに、プログラミングスクールなら、これまでの運営で培われたノウハウを活かしたカリキュラムに沿って、学習を進められるのも大きなメリットです。
すべてを手探り状態で模索しなければいけない独学に比べて、効率的、体系的にスキル習得ができますし、現場で活躍するためのツボを押さえた学習ができるのが魅力といえますね。
メリット2:学習のモチベーションを維持しやすい
独学に比べて、スクールの方が学習のモチベーションを維持しやすいのも大きなメリットです。
独学の場合、エラーでつまずいた時や学習方法に悩んだ時、自分ひとりで解決しなければならず、モチベーション維持が難しい面があります。
その点スクールでは、途中でつまずいたら講師がサポートしてくれますし、質の良い教材や実績のあるカリキュラムなどの学習環境が整っています。
また、通学型のスクールは、同じ志を持つ受講生との交流で刺激を受けられますし、チームでの開発がカリキュラムにあるスクールなら交流やチームワークを通してモチベーションを高く保てますよ。
学習が習慣づけられるだけではなく、周囲の環境やサポートによってモチベーションを維持できるのは大きな魅力ですね。
メリット3:就職・転職支援を受けられる
独学に比べて、プログラミングスクールに通った方が圧倒的に就職・転職成功率は高くなります。
なぜならスクールでは、さまざまな就職・転職支援が受けられるからです。

また、「何をどのようにどれくらい学んだのか」がわかりにくい独学に比べて、スクールのカリキュラム修了で、「一定以上のプログラミングスキルを有している」「それだけ必死に勉強ができる熱意を持った人材である」と判断されて評価を得られる点も、就職成功率が高い理由のひとつです。
メリット4:現役エンジニアと関われる
4つ目のメリットは、現役エンジニアと関われることです。
なぜなら、多くのスクールでは、現役のエンジニアが講師を務めているからです。
実際の現場でプロとして働く人から、業界で重視されていることや、実際の仕事内容、スキルを身につけるための学習方法など、さまざまな情報が得られますよ。
インターネットで調べるよりも確実な情報が素早く手に入れられる、卒業後の進路を決めるときの参考にしたり、具体的な働き方のイメージを持てるのも大きなメリットですね。
スクールが本当に無駄・意味ない・不要かどうか判断するためのコツ4つ
スクールの受講が自分にとって本当に無駄で意味のないものなのか、判断するためのコツを4つ紹介します。
意味がないか判断するための4つのコツ
- プログラミングの適性をみる
- スクールの評価をチェックする
- 無料体験・カウンセリングを利用する
- 無料のプログラミング学習サイトを試してみる
順番に解説していきますね。
コツ1:プログラミングの適性をみる
まずは、自分自身にプログラミングの適性があるのかチェックしてみましょう。
なぜならプログラミングの適性が低い場合は、学習効率が悪く、挫折してしまう可能性が高いからです。
プログラミングの適性検査についてはCAB、GABなどの種類があり、企業の面接でもよく用いられます。

もし適性が低かった場合でも、意識を変えたり努力することで、後天的にプログラミングの適性を身につけられますよ!
プログラミングの適性や適性検査については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてくださいね。
コツ2:スクールの評価をチェックする
2つ目のコツは、スクールの評価をチェックすることです。
ただスクールに通うのではなく、信頼度の高いスクールに通えるよう、スクール選びが重要なのです。
質の悪いスクールを選んでしまうと、スキルが身につかず、時間やお金の無駄になってしまいます。
SNSや掲示板などでプログラミングスクールの評判を調べて、良い所だけでなく悪い所をチェックしてみましょう。
ただし、こういった口コミは主観が強く入っている場合があるので、すべてを鵜呑みにしないように注意してくださいね。
たとえば、評価に対する具体的な理由が詳しく説明されているかどうか、スクール評価以外の普段の書き込みの内容とも比較してみるなどを確認したうえで参考にしましょう。
コツ3:無料体験・カウンセリングを利用する
3つ目のコツは、無料体験・カウンセリングを利用することです。
受講を決める前に、無料体験やカウンセリングに必ず参加しましょう。
体験やカウンセリングを受けることで、本当にそのスクールが自分に合うか判断できるからです。


キャリアプランの相談ものってもらえるので、スクールの内容を知るだけでなく自分の目的も明確になり、安心して受講を決められます。
インターネット上の評判だけではわからない、さまざまな情報を無料で得られるので、気になるスクールの無料体験やカウンセリングには積極的に参加してみましょう。
コツ4:無料のプログラミング学習サイトを試してみる
4つ目のコツは、無料のプログラミング学習サイトを試してみることです。
いきなり高い費用を払ってスクールを利用するのは心配という人も多いですよね。
実際の受講を始める前に、まずは無料のプログラミング学習サイトを利用してプログラミングに触れてみるのもおすすめですよ。
独学でプログラミングに触れると、挫折しやすい場面やサポートを受けたい場面などがわかってきます。
それらの問題が、スクールを利用すれば解消できそうか、スクールの利用が自分に向いているか判断できますよ。
評判・質の良いおすすめプログラミングスクール3選
「自分にはスクールの利用が合っていそうだからおすすめが知りたい」「たとえば評判の良いスクールはどこか知りたい」という人に向けて、評判や質の良いおすすめのプログラミンスクールを3つ紹介します。

自分のキャリアプランや希望と照らし合わせて、ピッタリのスクールを探してみてくださいね。
評判・質の良いおすすめプログラミングスクール3選
- プログラミングやアプリ開発を低価格でオンライン学習するなら: テックアカデミー
- 未経験でもITエンジニアになれるカリキュラムで学ぶなら: DMM WEBCAMP
- 実務レベルの即戦力エンジニアを目指すなら: テックキャンプ エンジニア転職
プログラミングやアプリ開発を低価格でオンライン学習するなら:TechAcademy
おすすめポイント
- オンライン完結型の高いコストパフォーマンス
- 現役のプロによる徹底サポート
- 1分で最適コースを診断
テックアカデミー
は、現役エンジニアのサポートと独自の学習システムでプログラミングやアプリ開発を学べるプログラミングスクールです。
オンライン完結の受講スタイルにより高いコストパフォーマンスを誇っています。
またメンターのサポートが充実しているため、挫折することなく学習がすすめられます。
何を学習すればいいのか迷うあなたには、質問に答えるだけの1分で結果がわかるブートキャンプオススメコース診断を受けてみましょう。
1週間無料で学習システムを体験できるので、興味のある方はぜひ無料体験会に参加してみるのもいいですね。
未経験でもITエンジニアになれるカリキュラムで学ぶなら:DMM WEBCAMP
おすすめポイント
- 業界最高水準の転職成功率98%
- 未経験に適した独自開発のカリキュラム
- 転職成功までのキャリアサポートが充実
DMM WEBCAMP
は、未経験からエンジニアを目指すための充実したサポートを提供しているプログラミングスクールです。
受講生の95%以上はプログラミング未経験でありながら、業界内でも最高水準の98%の転職成功実績を誇っています。
基礎プログラミング学習から、開発現場での実践的なスキルを身に付けるチーム開発、そしてポートフォリオ制作が組み込まれたカリキュラムで未経験からITエンジニアとしてのキャリアを築くことができます。
また、自己分析に重点を置いた手厚いキャリアサポートが特徴で、受講者にとったアンケートでは「サポート体制がしっかりしている」「安心して転職活動できる」と高く評価されていますよ。
実務レベルの即戦力エンジニアを目指すなら:テックキャンプ エンジニア転職
おすすめポイント
- 600時間の学習コンテンツでスキルアップを約束
- 未経験でも挫折しないカリキュラムやサポート体制
- エンジニア転職に成功しなければ受講料を全額返金
テックキャンプ エンジニア転職
は、600時間のコンテンツと誰もがやり切れる学習環境を提供するプログラミングスクールです。
未経験からエンジニアとして働くようになるまでに必要な1000時間の学習を、最高の学習環境を用意することで600時間まで圧縮しています。
そのためわずか10週間で、プロのスキルを身につけることができる学習スタイルとなっていますよ。
もちろん半年間じっくり学べる夜間・休日スタイルもあるため、在職中の方も安心して学習できます。
万が一、エンジニア転職が実現しなかった場合は受講料が全額返金になりますよ。
ちなみに、教育力に自信があるテックキャンプ エンジニア転職では、30歳以上でも転職保証も受けて学べるので、30代以上で未経験からエンジニア転職を目指している人は、ぜひ一度無料のオンラインカウンセリングを受けてみましょう!
プログラミングスクールの選び方については別の記事で詳しく説明していますので、こちらも参考にしてみてくださいね。
【プログラミングスクールの利用は意味ないの?】まとめ
【プログラミングスクールの利用は意味ないの?】まとめ
- プログラミンスクールにただ通うだけでは無意味なので、自ら学ぶ姿勢が重要
- スクールを利用することで、独学では得られない多くのメリットがある
- 本当に無駄にならないか迷う場合は、適性検査を受けてみたり、無料学習サイトで実際に独学をしてみるのがおすすめ
いかがでしたか?
プログラミングスクールを利用すると、学習効率は格段に向上し、モチベーションが維持しやすくなること紹介しました。
就職・転職支援を受けられ、学習や就職の面でもさまざまなサポートを受けられますが、最も大切なのはあなた自身の熱意や姿勢です。

気になるスクールが見つかったら無料体験やカウンセリングに積極的に参加してみましょう。
そうすれば、あなたにとってプログラミングスクールの利用が最適な解決策かどうか、ハッキリと分かるようになりますよ。
評判・質の良いおすすめプログラミングスクール3選
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- 未経験でもITエンジニアになれるカリキュラムで学ぶなら: DMM WEBCAMP
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